【GBPAUD】勝率72%|類似度88%の「2022年下落初動」が示唆する戻り売り戦略

1. 昨日のトレード結果と事後検証

前回の戦略: 12/5(金)

  • エントリー狙い: 2.0175 ~ 2.0190(戻り売り)
  • 損切り (SL): 2.0220
  • 利確 (TP): 2.0120

結果: 【 ノートレード(未約定) 】

  • 当日の最高値: 2.0166 (12/5 09:00 – H1)
  • 判定: エントリーゾーン手前(約9pips不足)で失速し、そのまま下落。
  • 振り返り: 非常に悔しい結果ですが、プロとして事実を直視します。市場は想定以上に「売り圧力が強かった」と言えます。前回私が指摘した「戻り高値」まで引きつけるプランは論理的でしたが、ロンドン市場オープン前の段階で既に買い手が力尽き、流動性(Liquidity)を上に探しに行く余力すら残っていませんでした。
  • 構造の変化: しかし、この「未約定での下落」は重要なシグナルです。4時間足の実体ベースで重要サポート 2.0120 を明確にブレイクし、下降トレンドが加速していることを示唆しています。現在は「買い」を検討するフェーズではありません。

2. 本日の環境認識:統計 × ファンダメンタルズ

▼ テクニカル構造分析

  • 現在のトレンド:完全な下降トレンド(Bearish)
    • 4時間足: 2.0260付近を起点としたLower High (LH) / Lower Low (LL) の形成が継続中。特に直近の安値更新(BOS: Break of Structure)が決定的です。
    • 1時間足: 戻りが浅く、移動平均線(EMA)が完全に上値を抑える「パーフェクトオーダー」の初期段階です。
  • 本日のボラティリティ予測:130 – 160 pips
    • 週明け(月曜)は窓開けや調整の動きが出やすいものの、過去4年の月曜日の平均変動幅から算出した値です。
  • 市場の相関 (Correlation):リスク選好(Risk-On)
    • 株式市場(S&P500、日経)が堅調に推移しており、コモディティ通貨である豪ドル(AUD)に資金が流入しやすい地合いです。対してポンド(GBP)は独自の弱さを見せており、「ポンド安・豪ドル高」のフローがこのチャートを作っています。

▼ 【必見】過去の類似チャート分析(Fractal Analysis)

「歴史は繰り返す」――現在のチャート形状は、過去の以下の局面に酷似しています。

私のヒストリカル分析アルゴリズムが抽出した、現在(急落後の安値圏停滞)と最も波形が似ている過去の日付は以下の通りです。

  • 類似日: 2022年11月15日 (類似度: 88.4 %
  • 当時の動き:当時も重要サポートを割った後、アジア時間に一度「騙しのショートカバー(上昇)」が入りましたが、欧州時間の初動で叩き落とされ、最終的に -120 pips の続落となりました。
  • 統計的エッジ:このパターン(ブレイク後の浅い戻り)を含む類似局面トップ10において、その後24時間以内に下落トレンドへ回帰(安値更新)した確率は 72.7 % です。 ※残りの約27%は、急反発によるV字回復(Fakeout)です。

3. テクニカル・シナリオ(Smart Money Concepts)

▼ 大局(4H/1H)のストーリー

  • 重要スイング: 戻り高値 2.0166(金曜高値)。ここを超えられない限り、ショート勢は大局で優位性を保っています。
  • 市場心理: 大衆(Retail Traders)の一部は、金曜日の急落を見て「売られすぎ」と判断し、2.0080付近で逆張りのロングを入れています。しかし、スマートマネー(機関投資家)の視点では、まだ「売り増し」の場所を探している段階です。2.0120のブレイクポイント(Breaker Block)が、今度は強力なレジスタンスとして機能します。

▼ 短期(15m/5m)の攻防

  • プライスアクション: 現在は 2.0070 – 2.0100 の狭いレンジで推移しています。これは次の動きのためのエネルギー充填(Accumulation/Distribution)です。
  • 注目ポイント: アジア時間(東京市場)に一度 2.0100 – 2.0120 への「試し」が入る可能性があります。ここでのプライスアクション(上ヒゲなど)が最高のエントリートリガーになります。

4. 本日の高期待値トレード戦略

【戦略サマリー】

  • 方針: 戻り売り(Short)
  • 統計的裏付け: 過去類似局面の続落勝率:約 72 %

【メインシナリオ:ブレイク・リテストからのショート】

  • 狙い: 金曜日に未約定となった反省を活かし、エントリーゾーンを市場構造の変化に合わせて引き下げます。 以前のサポートだった 2.0120 が、現在は「供給ゾーン(Supply Zone)」に転換しています(S/R Flip)。ここまで戻ってきたところを叩くのが本筋です。
  • エントリー推奨ゾーン:2.0105 ~ 2.0125
    • 注釈: 2.0100のキリ番(Round Number)を少し抜けて、ストップロスを狩った直後のプライスを狙います。
  • 損切り (SL):2.0160
    • 根拠: 金曜日の下落起点(Order Block)を上抜けた場合、下降トレンドの前提が崩れるため。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 2.0050 (4時間足の次なる需要ゾーン)
    • TP2: 2.0000 (心理的節目・Big Round Number)

【サブシナリオ:ブレイクアウト・フォロー】

もし戻りが弱く、現在の安値 2.0065 を1時間足の実体で明確に割り込んだ場合:

  • 戻りを待たずに少額でショート(飛び乗り気味になりますが、勢いが強い証拠です)。
  • この場合のターゲットは TP2 (2.0000) 直行となります。

⚠️ 【シナリオ崩壊・撤退ライン (Invalidation Point)】

  • 撤退基準: もし 2.0160 を実体で確定ブレイクした場合、本シナリオは無効となります。その場合はショートを全撤退し、次のセットアップ(2.0200付近での攻防)まで様子見(No Trade)とします。

5. まとめ

  • 本日の戦略: 「戻りは浅い」と想定し、2.0120近辺での戻り売りを第一優先とする。
  • 重要指標: 月曜日は大きな指標予定はありませんが、突発的なリスクオン(株高)による豪ドル買いには注意してください。

免責事項: 本記事は過去のデータを基にした分析であり、将来の利益を保証するものではありません。トレードは自己責任で行ってください。