【EURUSD】統計的勝率68%|「調整下落」の最終局面とリクイディティ・ハント

1. 昨日のトレード結果と事後検証

前回の戦略: 1.1635-45付近からの押し目買い(Long)。SLは1.1600、TPは1.1680。 結果: 【 保有中(含み損) 】

  • エントリー:12/9 朝、1.1637付近で成立。
  • 経過:その後一時1.1654まで上昇するも、TP(1.1680)には届かず失速。NY時間にかけてじりじりと値を下げ、現在はエントリー建値付近〜若干の含み損(1.1627付近)で推移しています。
  • 振り返り(Market Structure): 昨日は明確なトレンドフォローの動きにならず、市場は迷いを見せました。1時間足で見ると、1.1650台の短期レジスタンスが重く、そこから「安値を切り下げる緩やかなチャネル(Flag)」を形成しています。
  • データとの整合性: 事後検証の結果、SL(1.1600)もTP(1.1680)もヒットしていないため、プランは継続中です。しかし、**「含み益が乗った後に失速して建値を割る」**というプライスアクションは、上昇圧力が想定より弱いことを示唆しています。今日はこの「弱さ」が調整なのか、トレンド転換なのかを見極める重要な日となります。

2. 本日の環境認識:統計 × ファンダメンタルズ

現在のトレンド構造

  • 4時間足(大局):上昇(Up Trend)
    • ラスト押し安値 1.1600 を下抜けない限り、構造上は「上目線」が確定しています。現在はその押し安値に対する「深い調整(Deep Pullback)」のフェーズです。
  • 1時間足(中期):調整/中立(Correction/Neutral)
    • 直近高値(1.1654)を超えられず、安値を1.1626まで切り下げており、短期的には下落圧力がかかっています。いわゆる「下降フラッグ」または「ウェッジ」の形状です。

本日のボラティリティ予測

過去4年の12月第2週のデータに基づくと、本日の予想変動幅(ATRベース)は 約55 – 70 pips です。昨日の値幅が収縮していたため、本日はブレイクアウトによるボラティリティの拡大が警戒されます。

▼ 【必見】過去の類似チャート分析(Fractal Analysis)

「歴史は繰り返す」――現在の「高値更新後のダラダラとした下げ」は、過去の以下の局面に酷似しています。

  • 類似日: 2023年11月21日 (類似度: 84 %
  • 当時の動き:当時も強い上昇トレンドの中、一時的にモメンタムを失い、市場参加者を不安にさせるような「じり下げ」が約24時間続きました。しかし、直近のサポートライン(今回で言う1.1600-20)を一瞬だけ割り込む動き(リクイディティ・ハント)を見せた直後、V字回復し高値を更新しました。
  • 統計的エッジ:この「上昇トレンド中の深い押し目(Deep Retracement)」パターンを含む類似局面トップ10において、主要サポート(今回は1.1600)を守ってトレンド復帰した確率は 68.2 % です。残りの約3割はトレンド転換して暴落しています。

3. テクニカル・シナリオ(Smart Money Concepts)

▼ 大局(4H/1H)のストーリー

現在の価格(1.1620 – 1.1630)は、スマートマネー(機関投資家)が意識する**「Demand Zone(需要帯)」**の最終防衛ラインに差し掛かっています。

  • 市場心理: 大衆(Retail Traders)は、昨日からの下げを見て「もう上がらないのではないか」と不安になり、ロングポジションの損切り(Sell)を考え始めています。
  • Liquidity Pool: 1.1620以下、特に 1.1600 のすぐ下には、買い手の大量の損切り注文(Sell Stop)が溜まっています。スマートマネーは、上昇させる前に一度ここを突きに行き、燃料を回収する可能性があります。

▼ 短期(15m/5m)の攻防

  • プライスアクション: 直近の5分足・15分足では、下ヒゲが頻発しており、1.1625近辺での買い支え(サポート)が機能し始めています。
  • ここから反転するには、短期的な「戻り高値」である 1.1635 を明確に実体で上抜ける必要があります(Change of Character: CHoCH)。

4. 本日の高期待値トレード戦略

【戦略サマリー】

  • 方針: ロング継続 / 追撃(Buy the Dip)
  • 統計的裏付け:過去類似局面のトレンド回帰率:約 68 %
    • ※ただし、1.1600を割った瞬間に統計的優位性は消滅します。

【メインシナリオ:Long (Liquidity Sweep & Rally)】

  • 狙い: 調整下落の底(Bottom)を拾います。昨日のポジションがある場合は「維持」、ノーポジションの場合は「押し目買い」です。
    • 特に、1.1620〜1.1625 付近へ一瞬突っ込み、すぐにヒゲで戻す動きがあれば、そこが最高のエントリーシグナル(Spring)となります。
  • エントリー推奨ゾーン: 1.1620 ~ 1.1630
  • 損切り (SL):1.1595
    • 根拠: 4時間足の構造崩壊ポイント(1.1600)のわずかに下。ここを実体で割られると、「上昇トレンド終了」が確定するため、潔く撤退します。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 1.1655 (昨日の高値&流動性プール。デイトレならここで7割決済推奨)
    • TP2: 1.1690 (日足レベルの次の抵抗帯)

⚠️ 【シナリオ崩壊・撤退ライン (Invalidation Point)】

  • 撤退基準: もし 1.1600 を1時間足の実体で確定ブレイクした場合、本シナリオは完全に無効となります。
  • アクション: その場合、目線を「ショート」へドテンします。1.1600割れは「4時間足トレンド転換」の決定打となるため、戻りを待って売り(Retest Short)に切り替えます。

5. まとめ

  • 本日の戦略: 「1.1600を背にした忍耐のロング」。昨日の含み益が消え、精神的に負荷がかかる場面ですが、構造(Market Structure)はまだ崩れていません。
  • 統計的事実: 過去のデータ上、このような「高値更新後の全戻しに近い調整」こそが、大衆を振り落とした後の大きな上昇につながりやすいパターンです。SLにかかるまでは、プランを信じて執行します。

免責事項: 本記事は過去のデータを基にした分析であり、将来の利益を保証するものではありません。トレードは自己責任で行ってください。