【週間成績】GOLDで+170 pipsを獲得|AUDUSDの「ダマシ」構造分析と次週の戦略(12/8~12/12)

2025年12月13日 公開

今週は、中央銀行イベント(FOMC、ECB、SNB)が相次ぐ「スーパーウィーク」となりました。市場のボラティリティが急拡大する中、GOLD部門では堅実な利益を確保した一方、FX部門では方向性は合いつつもエントリー精度に課題が残る一週間となりました。


1. 週間ハイライト

📊 部門別成績

  • GOLD部門: 合計 1勝0敗 (+170.0 pips)
    • 週前半の「Liquidity Grab(流動性狩り)」を完璧に捉え、大きなスイングを獲得しました。
  • FX部門: 合計 1勝3敗 (-45.0 pips)
    • AUDUSDでの利確 (+30 pips) があったものの、EURGBPやGBPAUDでの構造崩壊(BOS)に巻き込まれ、微減で終了しました。

🌍 市場総括

今週の市場テーマは**「イベントドリブンな乱高下」**でした。

特に AUDUSD や GOLD では、重要指標発表直前に「ダマシの動き(Fakeout)」が発生し、大衆のストップロスを巻き込んでから本来のトレンドへ回帰する動きが顕著でした。一方、EURGBP など欧州通貨ペアでは、ECB後のユーロ買いが強く、戻り売り戦略が否定される場面が見られました。


2. 部門別成績一覧

🥇 GOLD (XAU/USD)

トレード日勝敗Pips備考
12/11 (木)WIN+170.04210ドル付近でのストップ狩りを確認後、V字回復を捉えた「Perfect Win」。
12/12 (金)No Trade0.0高値更新後の調整待ち。エントリー条件満たさず。
合計1勝0敗+170.0完全勝利。押し目買い戦略が奏功。

💱 FX (Currency Pairs)

通貨ペア週間合計勝敗ハイライト
AUDUSD+30.01勝1敗12/9の押し目買い成功(+30)も、FOMC後の乱高下で一部損切り。
EURGBP-20.00勝1敗レンジ上限でのショート失敗。ECB後の構造転換(BOS)により敗北。
GBPAUD-50.00勝1敗「戻り売り」を狙うも、ショートカバーによる踏み上げに遭遇。
EURUSD-5.00勝0敗戻り売り狙いも、ターゲット手前で反転し建値撤退/微損。
USDJPY0.00勝0敗155円台の攻防。戻り売りを狙うも指値に届かず(Missed Entry)。

3. 今週のDeep Dive & 次週の展望

今週のトレードの中から、特に教育的価値の高いTop 3通貨ペアを厳選し、SMC(Smart Money Concepts)に基づいた深掘り解説を行います。

① GOLD(XAU/USD):教科書通りの「Liquidity Grab」

  • 構造分析:
    • 週半ばにかけて4200ドル付近で保ち合い(Consolidation)を形成。
    • 12/11の欧州時間、一時的に4210ドルまで急落し、ロング勢のストップロスを狩る動き(Liquidity Grab)が発生しました。
  • トレード検証(WIN):
    • 勝因: 「急落はダマシである」と環境認識できていたこと。大衆がパニック売りをする4210ドル台で冷静に買い向かえた点が勝敗を分けました。SL(4209.50)をギリギリで回避した精度は、データ分析の賜物です。
  • 次週の戦略:
    • 現在は青天井モード(Price Discovery)です。4255-60ドル付近までの調整(Deep Pullback)があれば、再び押し目買いの好機となります。

② AUDUSD:FOMC後の「行って来い」

  • 構造分析:
    • 12/9には0.6610付近のオーダーブロックで綺麗に反発し利確(+30 pips)。
    • しかし、FOMC(12/11)直後の値動きでは、0.6675の抵抗帯を一気にブレイクされ、構造が「下落」から「上昇」へと変化(CHoCH)しました。
  • トレード検証(LOSS):
    • 敗因: ニュースによる突発的なボラティリティ拡大に対し、テクニカル的な「天井」を過信しすぎました。ファンダメンタルズの転換点では、テクニカルが無効化されるリスクを再認識する必要があります。
  • 次週の戦略:
    • 上昇トレンドへ転換したと判断します。0.6640-50ゾーン(旧レジスタンス)へのリテストを待ち、ロング戦略へドテンします。

③ GBPAUD:底値圏での「V字回復」

  • 構造分析:
    • 長期下落トレンドの最中でしたが、2.0000の心理的節目を背に強力なショートカバーが発生。
    • 12/5の「戻り売り」戦略は、エントリー手前で反転され未約定。その後、戻り高値(2.0120)を実体でブレイクし、トレンド構造が崩れました。
  • トレード検証:
    • 教訓: 「安値を更新したのに走らない」現象は、トレンド終焉のサインです。今週のV字回復は、売り手の枯渇を示唆しています。
  • 次週の戦略:
    • 目線はフラット〜ロング寄りへ。2.0080付近がサポートとして機能するかを確認し、短期的な上昇トレンドの押し目を拾う形へシフトします。

4. 編集後記

今週は**「構造転換(Change of Character)」**が多発した一週間でした。

GOLDのようにトレンドが継続したものは大きな利益になりましたが、FXペアの多くで「戻り売り失敗 → トレンド転換」というパターンが見られました。

特に12月半ばは、機関投資家のブッククローズ(手仕舞い)により、これまでとは逆のフローが出やすい時期です。「先週まで勝てていたロジック」に固執せず、目の前のチャート(事実)に合わせて柔軟に目線を切り替えることが、生き残るための唯一の道です。

次週はクリスマス休暇前の最後の流動性が高い週となります。無理なポジションテイクは控え、今年一番のチャンスだけを狙い撃つ「スナイパー」の心構えで臨みましょう。


免責事項

本記事は過去のデータを基にした分析であり、将来の利益を保証するものではありません。外国為替証拠金取引(FX)は元本割れのリスクを伴います。トレードの最終判断は、必ずご自身の責任で行ってください。