【2025/11/21】EURJPY 相場分析|強気トレンド継続も「過熱感」と「ダイバージェンス」に要警戒

昨日のトレード結果検証

前回の戦略: 180.60 – 180.80 ゾーンへの押し目を待ち、反発確認後にロング。TP 181.30。 結果: 【 ノートレード(Entry Miss) 】

  • 解析:
    • 昨日のEURJPYは、アジア時間から欧州時間にかけて極めて強い買い圧力が継続しました。
    • データ上の安値は 181.066(18:00)であり、エントリー推奨ゾーン(180.60 – 180.80)には一度も到達しませんでした。
    • 市場構造の視点: 1時間足レベルでの「浅い押し目(Shallow Retracement)」で上昇が加速しており、非常に強いモメンタムが発生しています。無理に高値を追わず、ルール通りに見送ったことは「資金を守る」意味で正解ですが、より短期足(5分足)でのブレイクアウト戦略に切り替える柔軟性も検討すべき局面でした。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索結果・2025年最新状況)

  • ECB金利動向: ラガルド総裁が「金利は適切な水準(2.00%付近)にある」と発言し、追加利下げ観測が一部後退、あるいは底打ち感が台頭しています。これがユーロの下支え要因となっています。
  • リスクセンチメント: 世界的な株高・リスクオンムードを背景に、円売り(キャリートレード)需要が継続。ボラティリティは低下傾向にあり、ジリ上げしやすい環境です。
  • 本日の注目: 欧州時間のPMI速報値や、突発的な要人発言による「円買い戻し」のリスク以外は、基本的にはテクニカル主導の相場展開が予想されます。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:完全な上昇トレンド (Up Trend)
    • 高値更新(HH): 181.810 (直近高値)
    • 安値切り上げ(HL): 180.110 (Major Swing Low)
    • 4時間足レベルでは、180.00の心理的節目を明確に上抜けて以降、高値・安値を着実に切り上げています。
  • 重要スイング & ライン:
    • ラスト押し安値 (Last Swing Low): 180.110(ここを割るまでは上目線固定)
    • トレンドライン: 主要安値を結んだトレンドラインの理論値は、現在 181.20 – 181.30 付近に位置しており、価格を下支えしています。
  • エリオット波動の現在地:
    • 現在は 推進第3波の延長(Extension)、または 第5波のクライマックス に位置している可能性が高いです。RSIなどのオシレーターが買われすぎ水準に張り付いており、いつ調整(Correction)が入ってもおかしくない状況です。
  • 流動性ゾーン (Liquidity):
    • 上: 182.00 のラウンドナンバー付近に新規の売りオーダーと、踏み上げられたショート勢の決済買い(Stop Loss)が混在。
    • 下: 181.00 – 181.15 付近に短期ロング勢のストップロスが溜まり始めています。

解説: > 「落ちてこない強い相場」ですが、1時間足では上昇ウェッジ(Rising Wedge)のような形状を作りつつあり、RSIにて「価格は高値更新、RSIは高値切り下げ」のダイバージェンス が確認され始めています。これはトレンドの終焉ではなくとも、「一旦の深い調整」が近いサインであるため、高値掴みには最大限の警戒が必要です。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 現在価格(約 181.70 – 181.80)は、直近高値圏での保ち合い(Consolidation)です。
    • 181.60 付近が短期的なサポートとして機能しており、ここを実体で下抜けると、短期的な構造変化(Minor CHoCH)となり、181.20付近への調整下落が始まる可能性があります。
  • チャートパターン:
    • 高値圏での ダブルトップ、または アセンディングトライアングル の形成を見極める段階です。
  • プライスアクション:
    • 上ヒゲの長いローソク足が散見され、181.80以上での売り圧力の強さを示唆しています。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

現状は「強気トレンド」ですが、「高値警戒感」が非常に強いため、浅い押し目買い短期的な調整売り の両面を想定します。

【メインシナリオ:押し目買い (Trend Follow)】

  • 狙い: 短期的な調整を待ち、1時間足トレンドラインまたはキリ番での反発を狙う。
  • エントリーゾーン:181.20 – 181.35
    • 根拠: 1時間足トレンドライン、かつ直近のレジスタンス転換サポート(Role Reversal)。
  • 損切り (SL): 180.95(181.00のストップ狩りを確認してから判断したいが、構造が崩れるラインの下)
  • 利確 (TP): 181.80(直近高値)、182.00(ラウンドナンバー)

【サブシナリオ:短期調整ショート (Counter Trend)】

  • 狙い: 15分足でのダイバージェンス完成と構造崩れ(CHoCH)を確認後の「調整波」狙い。
  • エントリートリガー:
    1. 181.60 を5分足実体で明確に下抜ける。
    2. 戻り(リテスト)で 181.60 – 181.70 がレジスタンスとして機能することを確認。
    3. 包み足などの反転プライスアクションでショート。
  • ターゲット: 181.20(メインシナリオの押し目買いゾーンまで)
  • 注意: あくまで逆張り(調整波狙い)のため、長居は無用。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • ロングの場合: 181.20付近まで下落後、「下ヒゲ陽線」 または 「モーニングスター(明けの明星)」 が出現したらエントリー。
  • ショートの場合: 181.80付近で 「三尊(Head & Shoulders)」の右肩 を形成した場合、またはRSIが70以上から急落しシグナルラインを割り込んだ場合。

まとめ

  • 全体観: 4時間足・1時間足ともに強力な上昇トレンド中ですが、RSIダイバージェンスによる過熱感 が無視できません。
  • 注意点: 「まだ上がる」と盲信して高値(181.80付近)で飛び乗ると、調整の下落に巻き込まれるリスクが高いです。「待つのも相場」を徹底し、181.20付近までの調整を待つ か、短期的な崩れを確認してからのショート に絞るのが賢明です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。