【2025/11/21】EURGBP 相場分析|上昇ウェッジ崩れと「調整C波」の警戒

昨日のトレード結果検証

前回の戦略:

  • メイン: ロング(押し目買い)
  • Entry: 0.8815 ~ 0.8822(リテスト狙い)
  • SL: 0.8800
  • TP: 0.8840 / 0.8866

結果: 【 保有中(警戒レベル:高) 】

  • 詳細:
    • エントリー: 昨晩 19:00台の足で安値 0.8810 をつけ、エントリーゾーン(0.8815-22)に到達しました。ポジションは構築されています。
    • 経過: その後、価格は一時 0.8822(本日未明 03:00)まで反発しましたが、TP(0.8840)には届かず失速しています。
    • 現状: 現在価格は 0.8816 付近。SL(0.8800)は未ヒットですが、ダウ理論的に「高値の切り下げ(Lower High)」が発生しており、雲行きが怪しくなっています。
    • 判断: 撤退準備、または微益での逃げを推奨。 直近の上昇モメンタムが明らかに減衰しています。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場センチメント)

  • 11月後半の季節性・需給:
    • 通常、11月下旬(特に感謝祭前後)は欧州通貨に対してポンドのフローが変則的になる傾向があります。
    • Google検索による直近のセンチメントでは、ユーロ圏の景況感(PMI等)への慎重姿勢が見られ、ポンド側も予算案通過後の材料出尽くし感が漂っています。
  • ボラティリティ要因:
    • 本日は金曜日であり、週末を控えたポジション調整(利益確定)の売りが出やすいタイミングです。特に直近数週間で上昇してきたユーロポンドにとっては、調整下落のリスクが高まる局面です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:
    • 4時間足: 上昇トレンド(Last HL: 0.8805付近)。ただし、高値更新幅が狭まっており、上昇ウェッジ(Rising Wedge)のような形状を示唆しています。
    • 1時間足: トレンド転換の兆候あり。 直近最高値 0.8840 からの押し安値を割り込んではいませんが、今朝未明の高値が 0.8822 で止まり、「高値切り下げ(Lower High)」が確定しました。
  • 重要スイング(Python解析結果):
    • Major Swing High: 0.8840 (11/19) → 0.8822 (11/21 03:00) ※切り下げ発生
    • Major Swing Low: 0.8802 (11/20) → 0.8810 (11/20 19:00)
  • ラスト押し安値 / 攻防ライン:
    • 0.8810:ここを実体で割り込むと、1時間足レベルで「下降トレンド入り(Lower Low)」が確定します。
    • 0.8800:4時間足レベルの最終防衛ライン。ここを割れると大局で調整局面(日足レベルの調整)に入ります。
  • トレンドライン理論値:
    • 11月中旬からの上昇トレンドラインの下限を試す展開です。理論価格は 0.8810-12 付近に位置しており、現在まさにそのライン上での攻防です。
  • エリオット波動の現在地:
    • 修正波(Correction)の疑い:
      • 0.8840までの上昇を「第3波(またはA波)」と仮定すると、現在は「第4波(またはB波)」の調整局面です。
      • しかし、0.8822での反発が弱かったことから、「ヘッドアンドショルダー(三尊)」の右肩を形成している可能性が高いです。
  • 流動性ゾーン (Liquidity):
    • Sell Stops (下): 0.8810 の直下、および 0.8800 の下に大量のロング勢の損切り注文が溜まっています。ここを狩りに行くと、一気に 0.8790 台まで走る「ストップ狩り」が予想されます。

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • CHoCH (Change of Character): 発生済み。5分足では既に安値を切り下げており、戻り売り優勢の形です。
  • チャートパターン:
    • 三尊(Head & Shoulders)形成中: 0.8840を頭、0.8810をネックラインとした三尊天井が完成間近です。
  • プライスアクション:
    • 0.8820台に乗せようとする動きが何度もヒゲで返されています(Selling Pressure)。直近の5分足でも陰線が連続しており、0.8810のブレイクを試す展開です。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

昨日の「押し目買い」シナリオは、構造の変化(高値切り下げ)により無効化されつつあります。 本日は一転して、「重要なサポート割れからのショート(ブレイクアウト)」、または**「戻り売り」**に戦略を切り替えます。

【メインシナリオ:ショート(転換狙い)】

  • 狙い: 1時間足レベルの三尊完成(ネックライン割れ)に伴う、下落の第3波(C波)を狙います。ターゲットは週末の調整フローを巻き込んだ一段下の流動性です。
  • エントリー条件:
    • 0.8810(昨日の安値・ネックライン)を15分足の実体で明確に下抜けた後の、リターンムーブ(戻り)でエントリー。
    • または、現在価格(0.8816)から0.8820付近への戻りで、0.8825を背に早めのショートを仕込む(リスク先行型)。
  • 損切り (SL):0.8828
    • 今朝の戻り高値(0.8822)とキリ番の少し上。ここを超えると三尊否定となるため。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 0.8790(次の主要なサポート・流動性溜まり)
    • TP2: 0.8770(4時間足の以前のレジスタンス転換点)

【サブシナリオ:様子見 / ロング撤退】

  • もし現在保有中のロングポジションがある場合、0.8810 を割った瞬間に即時撤退することを強く推奨します。
  • 新規ロングは、0.8840 を明確に超えるまで**「禁止」**とします。現在の構造では逆張りとなり、リスクが高すぎます。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • 5分足で 0.8810 をブレイクした後、一度 0.8810-12 付近まで戻り、そこで「上ヒゲピンバー」や「包み足(Bearish Engulfing)」が出現したらショート発射。

まとめ

  • 全体感: 上昇トレンドは最終局面または調整局面に移行しました。高値を切り下げた事実(0.8840 -> 0.8822)を重く受け止め、目線をフラット〜ショートに切り替えるべき日です。
  • 注意点: 本日は金曜日です。ロンドンフィックス(深夜1時)にかけて、週末の手仕舞い売りが加速する可能性があります。0.8810の攻防が今日一番のハイライトになります。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。