【2025/11/07】(EUR/GBP) 相場分析|「BoE金利据え置き」後のスイング構造変化とシンメトリックトライアングル

昨日のトレード結果検証

前回の戦略: レンジ内逆張り(Wait & See)。0.8800付近への再試行があればロング。

結果: 【 勝ち(利確達成) 】

  • 詳細振り返り:
    • 昨日はBoE(英中銀)政策金利発表という重要イベントがありました。
    • エントリー: ロンドン時間午前、価格が一時的に 0.8799 まで下落した局面でロングエントリーが成立(戦略の0.8800ゾーン)。
    • 利確 (TP): その後、正午(日本時間21:00過ぎ)の指標発表直後のボラティリティで価格が急騰し、一瞬で 0.8815 に到達。利確ターゲットにヒットしました。
    • 反省点: 結果として利確できましたが、これは「ニュースの初動」を捉えたボラティリティトレードに過ぎませんでした。その後、価格は急速に反落し、現在 0.8790 付近まで戻されています。もし利確を欲張っていれば、建値または損切りにかかっていた「事実売り(Sell the fact)」の展開でした。この急騰後の全戻しは、市場構造が「上値の重さ」を示唆している重要なサインです。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場動向)

  • BoE政策金利 (11/6): 英中銀は政策金利を 4.00%に据え置き ました。市場の一部では利下げ期待もありましたが、インフレ率(3.6%)の高止まりを懸念し、時期尚早と判断された模様です。
  • 影響: 「利下げ見送り(=据え置き)」は通常、ポンド買い(GBP高)要因となります。昨日の発表直後にEUR/GBPが急騰(ユーロ買い・ポンド売り)したのは一時的なショートカバーと考えられ、その後 0.8815 から 0.8788 まで全戻しした動きこそが、「ポンドの底堅さ(EUR/GBPの下落圧力)」を反映した本質的なプライスアクションと言えます。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:レンジ(三角持ち合い)気味の下降圧力
    • 高値の推移: 11/4高値 0.8820 → 11/6高値 0.8815 (切り下げ LH)
    • 安値の推移: 11/3安値 0.8769 → 11/6安値 0.8788 (切り上げ HL)
    • 現状は、高値を切り下げつつ安値を切り上げる シンメトリックトライアングル(対称三角持ち合い) の様相を呈しています。
  • 重要スイング:
    • Major Swing High: 0.8815 (昨日のニュース高値)
    • Major Swing Low: 0.8788 (昨日の安値・直近サポート)
  • トレンドライン理論値:
    • 上値抵抗線(高値切り下げライン)の現在値: 約 0.8813
    • 下値支持線(安値切り上げライン)の現在値: 約 0.8791
    • 現在価格(0.8790-92)はまさにこの トライアングルの先端(Apex) に位置しており、ブレイクアウトが近いことを示唆しています。
  • エリオット波動の現在地:
    • 大きな下降推進波(Impulse)の後の修正波(Correction)トライアングル形成中と見られます。昨日の 0.8815 へのタッチがトライアングルの「D波」または「E波」の終了点である可能性が高く、次は下へのブレイク(推進波再開)を試しに行くシナリオがメインです。
  • 流動性ゾーン:
    • 0.8788(昨日の安値)の下には、昨日の急騰でロングに乗った勢力のストップロス(Sell Stops)が溜まっています。ここを割れると一気に下落が加速する可能性があります。

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 昨日の急落により、15分足レベルでは明確に 0.8800 を割り込み、戻り高値を作って下落する Bearish Order Flow が形成されています。
    • 現在、早朝の低ボラティリティの中で 0.8790 付近に張り付いていますが、これは「次の動き」へのエネルギー充填期間です。
  • プライスアクション:
    • 昨日の高値 0.8815 で形成された「長い上ヒゲ(Pinbar)」が強力なレジスタンスとして機能しています。
    • 直近では 0.8795 付近でも頭を抑えられており、買い意欲の減退が見て取れます。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

BoEの「据え置き(タカ派寄り)」によるポンド買い圧力を背景に、チャート上の「高値切り下げ」に従い、ショート(戻り売り・ブレイク売り) をメインシナリオとします。

【メインシナリオ:ショート (Breakout / Pullback)】

  • 狙い: シンメトリックトライアングルの下限(0.8790付近)および昨日の安値(0.8788)のブレイクアウトを狙います。または、ブレイク前の0.8800付近への浅い戻りを叩きます。
  • エントリーゾーン:
    1. 0.8795 ~ 0.8805 (戻り売りゾーン:トレンドライン上限付近)
    2. 0.8785 (ブレイク売り:昨日の安値割れ確定後)
  • 損切り (SL):0.8820
    • 理由: 昨日のニュースでの最高値(0.8815)を明確に上抜けた場合、トライアングルが上放たれ、前提となる「ポンド買い」シナリオが崩れるため。
  • 利確 (TP):
    1. 0.8770 (Major Swing Low・レンジ下限)
    2. 0.8750 (4時間足クラスの安値更新ターゲット)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • パターン: 5分足で 0.8788 を実体で割り込んだ後、同水準への「リテスト」で上ヒゲや包み足が出現したことを確認してショート。
  • 注意: 東京時間はボラティリティが低いため、騙しのブレイクに注意が必要です。ロンドン勢の参入(15:00以降)で明確な方向感が出るのを待つのが賢明です。

まとめ

  • 相場全体: BoEの据え置きを受け、ポンドが底堅く推移しやすい環境です。チャートも高値を切り下げており、下への圧力が強まっています。
  • 注意点: 現在はトライアングルの先端(Apex)に位置しており、どちらに動いてもおかしくない均衡状態です。ファンダメンタルズ(ポンド高)とテクニカル(高値切り下げ)の一致を見るまでは、無理にポジションを持たず、0.8788割れ または 0.8800でのレジスタンス確認 を待つことが重要です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。