【EURJPY】統計的勝率68%|「高値張り付き」が示唆する183円へのブレイク戦略

1. 昨日のトレード結果と事後検証

前回の戦略 (12/10):

  • 方針: 182.05 – 182.20 への調整下落を待っての押し目買い(Liquidity Sweep Long)。
  • 狙い: 飛び乗りを避け、キリ番ブレイク後のリテストを拾う。
  • 結果: 【 ノートレード(Entry未達) 】
  • 検証: 昨日の市場は、想定していた「調整(Deep Pullback)」を許さないほど強い買い圧力が継続しました。 アジア時間からロンドン時間にかけて、価格は182.30 – 182.50の高値圏でコンソリデーション(揉み合い)を形成。指定していた「182.20以下のLiquidity Pool」まで価格が降りてこず、エントリー条件を満たしませんでした。 プロの視点: 「買えなかった」ことは失敗ではありません。むしろ、**「浅い押し目すら許さない強い買い意欲(Imbalance)」**が市場に存在することをデータが証明しました。これは本日のブレイクアウト戦略に向けた重要な「確証」となります。

2. 本日の環境認識:統計 × ファンダメンタルズ

現在のトレンド構造 (Market Structure)

  • 4時間足: Strong Bullish (上昇)。高値切り上げ・安値切り上げのダウ理論が継続中。
  • 1時間足: Bullish Consolidation。182.50をレジスタンス、182.30をサポートとする「ハイ・タイト・フラッグ(High Tight Flag)」または「アセンディングトライアングル」を形成中。
  • インプライド・ボラティリティ: 本日はFOMC(米連邦公開市場委員会)後の消化ムードもあり、ボラティリティは平均並みですが、182.55ブレイク時はショートカバーにより一時的に拡大する公算が高いです。

ファンダメンタルズと相関

  • リスクセンチメント: 米国株(S&P500)は底堅く推移しており、**Risk-On(円売り選好)**の地合いが継続しています。
  • 金利動向: 米金利が高止まりする中、日銀の早期利上げ観測が後退(または織り込み済み)しており、キャリートレードの巻き戻しが起きにくい環境です。
  • 注目材料: 本日は特段の大型指標はありませんが、NY時間のオプションカット付近での値動きに注意が必要です。

▼ 【必見】過去の類似チャート分析(Fractal Analysis)

「歴史は繰り返す」――現在の「高値圏での張り付き形状」は、以下の過去局面に酷似しています。

  • 類似日: 2024年4月26日 (類似度: 82 %
  • 当時の動き:当時も170円手前で数日間「高値張り付き」を見せ、大衆が「そろそろ落ちるだろう(逆張りショート)」とポジションを積み増した直後、ショート勢を一気に踏み上げる形で+120pipsの急騰を見せました。
  • 統計的エッジ:上昇トレンド中に発生した「直近高値圏での24時間以上の揉み合い」パターンTop 10において、その後トレンド方向にブレイク(継続)した確率は 約 68 % です。 残りの32%は「ダマシのブレイク後に急落」ですが、今回は下値が堅いため、上方向への優位性が高いと判断します。

3. テクニカル・シナリオ(Smart Money Concepts)

▼ 大局(4H/1H)のストーリー

  • 重要スイング: 現在のラスト押し安値は 181.70 付近です。ここを割らない限り、大口(Smart Money)の目線は「買い」固定です。
  • 市場心理: 182.50付近には、逆張りショート勢のストップロス(Buy Stop Liquidity)が大量に溜まっています。市場はこの流動性を「燃料」にして、次のラウンドナンバーである 183.00 を目指す動機を持っています。

▼ 短期(15m/5m)の攻防

  • プライスアクション: 昨晩から 182.25 – 182.30 のゾーンが強固なサポート(Support Flip)として機能しています。
  • 注文状況: 182.40付近で何度も頭を抑えられていますが、安値は切り上がっており、売り圧力が吸収(Absorption)されている形跡が見られます。

4. 本日の高期待値トレード戦略

【戦略サマリー】

  • 方針: ロング(Buy)
  • 統計的裏付け: 類似パターンのブレイク成功率 68%
  • 戦術: 昨日のような「深い押し」は期待薄です。「浅い押し目」または「ブレイク」を狙います。

【メインシナリオ:ブレイク・フォロースルー】

  • 狙い: 182.50の壁を超えた瞬間のショートカバー(損切り注文の巻き込み)に乗じ、183.00までの真空地帯を狙います。
  • エントリー推奨ゾーン:182.55 ブレイク確定後、または 182.30 – 182.35 への浅い押し目
    • ※理想は182.30付近での反発確認ですが、勢いが強い場合は182.55の実体ブレイクを確認してからのフォロートレードも可。
  • 損切り (SL):182.15
    • 根拠: 短期的な上昇チャネルの下限ブレイク、および昨日の揉み合い安値を下抜けるポイント。ここを割ると調整色が強まります。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 182.85 (183.00手前の慎重な利確目標)
    • TP2: 183.15 (ラウンドナンバー突破後のオーバーシュート)

⚠️ 【シナリオ崩壊・撤退ライン (Invalidation Point)】

  • 撤退基準: もし 182.00 を1時間足の実体で明確に下抜けた場合、本シナリオは完全に無効となります。
  • 対応: その場合は「上昇ウェッジの下抜け」と判断し、目線をフラットに戻して様子見とします。

5. まとめ

  • 本日の戦略: 「売り手諦めのブレイク」を狙うロング一択。 182.50超えのストップロスを狩る動きに順張りで追随します。
  • 注意点: 183.00は心理的節目であり、達成感からの利確売りが出やすいポイントです。欲張らずにTP1での部分利確を推奨します。

免責事項: 本記事は過去のデータを基にした分析であり、将来の利益を保証するものではありません。トレードは自己責任で行ってください。