【2025/11/10】EURUSD 相場分析|1.1600の心理的節目と上昇トレンドの正念場

昨日のトレード結果検証

前回の戦略 (11/7):

  • メインシナリオ: 押し目買い (Dip Buy) @ 1.1525 – 1.1535
  • 損切り (SL): 1.1505
  • 利確 (TP): 1.1560 (TP1), 1.1595 (TP2)

結果: 【 勝ち (Win) 】

11月7日 18:00以降の市場で価格は一時 1.15345 (OANDAデータ) まで下落し、エントリーゾーンに正確に到達しました。 その後、1.1505のSLを脅かすことなく反転上昇し、11月8日未明には 1.15836 の高値を記録。TP1 (1.1560) を余裕を持って達成しました。

勝因の分析: ダウ理論における「1時間足の上昇トレンドライン」と「直近の構造的サポート (Structure Support)」が機能しました。1.1530付近は短期的な流動性(Sell Stops)を狩った後の反発ポイントとなり、教科書通りの “Stop Hunt & Reversal” の形となりました。


本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場センチメント)

  • 重要イベント: 明日11月11日(火)は 米国「ベテランズ・デー(退役軍人の日)」 のため、米国債券市場が休場となります。これに伴い、月曜~火曜にかけて流動性が低下し、突発的な値動きが発生しやすい環境です。
  • 金利・政策動向:
    • FRB: フェデラルファンド金利は3.75-4.00%で推移。市場は12月の追加利下げ確率を約79%と織り込んでおり、ドル売り圧力が継続しやすい地合いです。
    • ECB: 預金ファシリティ金利は2.00%付近。インフレ率が目標の2%近辺で安定しており、追加緩和の期待感は後退気味。これがユーロの底堅さを支えています。
  • 季節性 (Seasonality): 11月~12月は歴史的にユーロドルが上昇しやすい(レパトリエーション等の影響)傾向にあり、テクニカル的な上昇トレンドをファンダメンタルズが後押ししています。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:上昇トレンド (Up Trend)
    • 4時間足では、安値(HL)を 1.1480 → 1.1535 と切り上げており、高値(HH)も 1.1568 → 1.1583 と更新中です。明確なダウ理論上の上昇トレンドが継続しています。
  • 重要スイング:
    • 直近高値 (HH): 1.1583 (11/8 未明)
    • 直近安値 (HL): 1.1535 (11/7 夕方)
  • ラスト押し安値: 1.1480 (ここを割るまでは、大局は「買い」一択です)
  • トレンドライン: 直近の上昇トレンドライン理論値は現在 1.1555 付近に位置しており、価格はこのライン上でサポートされています。
  • エリオット波動の現在地: 現在は 第3波(推進波)の延長、もしくは第5波の初期段階 と考えられます。1.1535からの上昇がインパルスとして機能すれば、次は1.1600のブレイクを試す展開が濃厚です。
  • 流動性ゾーン:
    • 上: 1.1600 (Psychological Level) の上には、逆張りショート勢の大量のストップロス(Buy Stops)が溜まっています。ここを抜けると「ショートカバー」による急騰が予想されます。

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

![15m Chart Analysis](uploaded:OANDA_EURUSD, 15_847ae.csv_chart)

  • 短期市場構造:
    • 11月8日のクローズにかけて、価格は 1.1560 – 1.1580 の狭いレンジで推移しました。
    • 短期的な BOS (Break of Structure) は 1.1583 ブレイクで発生します。
  • プライスアクション:
    • 1.1560付近での下ヒゲ(ピンバー)が散見され、買い意欲の強さが伺えます。
    • ただし、1.1600手前での「利益確定売り」も観測されるため、高値掴みには警戒が必要です。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

1.1600という強力な心理的節目を前にしていますが、ダウ理論・市場構造ともに「上」を示唆しています。「押し目買い」を基本戦略としつつ、1.1600ブレイク時は慎重についていくプランを立てます。

【メインシナリオ: ロング (Trend Follow)】

  • 狙い: 4時間足の上昇トレンド継続を根拠に、短期的な調整(押し目)を拾います。週明けの窓開けやスプレッド拡大が落ち着いた後、サポートライン付近でのプライスアクションを確認します。
  • エントリーゾーン:1.1550 ~ 1.1560
    • 1時間足EMAおよびトレンドラインが重なる水準です。
  • 損切り (SL):1.1530
    • 理由: 直近の1時間足Swing Low(1.1535)を明確に下抜けた場合、短期トレンド転換(CHoCH)と判断し撤退します。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 1.1595 (1.1600手前の確実な利食い)
    • TP2: 1.1625 (ブレイク後の次の抵抗帯)

【サブシナリオ: 1.1600ブレイクアウト】

  • もし押し目を作らずに 1.1585 を実体で強く上抜けた場合、1.1600のストップ狩りを狙った短期ロングを検討します。ただし、火曜日の休場を前に「ダマシ」になる可能性もあるため、ロットは抑えめに。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • 1.1550ゾーンまで引きつけた後、5分足で 「包み足 (Bullish Engulfing)」 または 「逆三尊の右肩」 形成を確認してエントリー。
  • 単なる「タッチ」での指値エントリーは、月曜朝のボラティリティで狩られるリスクがあるため推奨しません。

まとめ

  • 相場全体: 明確な上昇トレンド中ですが、1.1600 という巨大な壁に挑む局面です。ここを突破できれば大きな真空地帯へ突入しますが、弾き返されれば1.1500までの調整もあり得ます。
  • 注意点: 明日の米国市場休場(ベテランズ・デー)を控え、本日のNY時間は商いが薄くなる可能性があります。無理な深追いは禁物です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。