【2025/11/07】XAUUSD(ゴールド) 相場分析|4000ドル一瞬の「狩り」完了、雇用統計本番は下落再開を狙う

昨日のトレード結果検証

前回の戦略: 3980ドル付近のレンジ上限での戻り売り(Entry: 3978-3983 / SL: 3992 / TP: 3950) 結果: 【 負け -14pips 】 (3980付近でショート構築後、NY時間に4006ドルまで急騰しSL決済。その後3980まで全戻し)

(チャート画像を見た上での詳細講評) 完全に「やられた」形です。昨日の分析で懸念していた「3976直上のSL狩り」が、想定よりも深く、かつ強烈に行われました。 チャート(特に1時間足・4時間足)を見ると、4000ドルの心理的節目と、直近の戻り高値を一気に貫通させる上昇が発生しましたが、その後すぐに長い上ヒゲ(Shooting Star)をつけて全戻ししています。これは典型的な**「Stop Hunt(ストップ狩り)」**であり、大口投資家が売りの流動性を確保するための動き(Judas Swing)であった可能性が高いです。方向性は間違っていませんでしたが、SL位置が浅すぎたことが敗因です。


本日の環境認識(マルチタイムフレーム)

▼ファンダメンタルズ・重要指標

本日は**米雇用統計(NFP)**の発表日です。 昨日の急騰・急落は、このイベントを前にしたポジション調整と、AIアルゴリズムによる流動性探索の動きと言えます。市場のコンセンサスは「労働市場の緩やかな減速」ですが、4000ドルという高値圏での発表となるため、強い数字が出れば再度4000突破、弱ければ事実売り(Sell the Fact)での急落と、ボラティリティが極大化する局面です。

  • 22:30 米・雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)

▼4時間足の分析

  • トレンド(ダウ理論): 上昇(短期的) / 大局は下降トレンドの戻り局面
  • 注目ポイント: 4006.7ドル(直近最高値・Liquidity Pool) V字回復の勢いは強いものの、4000ドル台を維持できずに「長い上ヒゲ」で終了したローソク足が非常に示唆的です。これは「買い圧力の枯渇」または「強い売りオーダーの存在」を示しており、実体ベースで3980を割れてくると、この上昇波全体が「調整波」として終了する可能性が高まります。

▼1時間足の分析

  • 中期波の方向: 上昇トレンド崩壊の兆し(レンジ移行)
  • 攻防ライン: 3980ドル(現在のサポレジ転換点) 昨日の急騰で作ったインバランス(急激な上昇の空白)を埋める動きが出ています。現在価格(3980付近)は、昨日のブレイク起点であり、ここを明確に下抜けるかどうかが今日の分水嶺です。上値には4000ドルの壁が厚く、再度ここを試して抜けなければ「ダブルトップ」形成となります。

▼15分足・5分足の分析(短期)

  • 直近のプライスアクション: 4006ドル到達後、高値を切り下げながら下落(LH/LL形成)。現在は3980付近で揉み合っていますが、買いの勢いは明らかに減退しています。
  • 流動性(Liquidity): 4000ドル上のストップロスは昨日すでに狩り尽くされました(Sweep済み)。逆に、現在の下値ターゲットは、昨日の急騰の起点となった3950-3960エリアの未消化オーダーです。
  • エントリートリガー: 5分足での「戻り」を確認し、上ヒゲでの否定や包み足(Bearish Engulfing)が出現したタイミング。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

雇用統計前ですが、テクニカル的には「4000ドルでのダマシ(Fake out)」が完了しており、ショート優位と判断します。ただし、指標発表時の乱高下(ノイズ)を避けるため、発表前の「期待下げ」を狙うか、発表後の方向感確定を待つかの二段構え推奨です。

【メインシナリオ:ショート(戻り売り)】

  • 狙い: 4000ドル上抜け失敗(Liquidity Sweep)からのトレンド回帰狙い。
  • エントリーゾーン: 3988 – 3995ドル 昨日の「全戻し」の中間地点、および15分足レベルの戻り高値付近まで引きつけてエントリー。
  • 損切り (SL): 4008ドル 昨日の最高値(4006.7)の少し上。ここを再び超えるなら上昇トレンド継続と認め、潔く撤退。
  • 利確 (TP): 3955ドル 昨日の上昇起点、および4時間足のインバランス埋め完了地点。

【サブシナリオ / 注意点】

  • 指標発表時の対応: 22:30の雇用統計前後はスプレッドが拡大するため、ポジションを持っている場合はSLを建値に移動するか、スクエア(ノーポジ)にすることを強く推奨します。もし指標発表で再度4000ドルを試してヒゲで弾かれる動きがあれば、そこは絶好の追撃ショートポイントになります。

【短期足のエントリートリガー】

  • 5分足で「3990付近まで上昇」した後、**直前の陽線を陰線が包み込む(Bearish Engulfing)**か、**長い上ヒゲ(Pin Bar)**が出現したら、次足始値でショート。

まとめ

  • 昨日の4000ドル突破は「ダマシ(Stop Hunt)」の可能性が高い。
  • 3980ドルを実体で割れると、ターゲットは3950ドルへの全戻しコース。
  • 本日は雇用統計。テクニカルが効きにくい時間帯(22:30前後)は避けるのが賢明。

免責事項: 本記事は筆者の個人的見解であり、投資助言ではありません。トレードは自己責任で行ってください。