【2025/11/04】AUD/USD 相場分析|RBA政策金利を控えた「下降トレンド」と流動性ハントのシナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略:

  • メインシナリオ: 戻り売り(Short)
  • エントリー: 0.6555 ~ 0.6565(1H EMA付近)
  • 損切り (SL): 0.6590
  • 利確 (TP): 0.6535

結果: 【 含み益保有中(未決済)/ TP手前で反発 】

詳細: 昨日の市場では、18:00(JST)の足で高値 0.65556 を記録し、エントリーゾーンの下限に正確にタッチしました。その後、価格は順調に下落しましたが、本日の早朝(05:15時点)の安値は 0.65376 となり、第一目標の 0.6535 にわずか 1.4 pips 届きませんでした。

  • ダウ理論的視点: 4時間足・1時間足ともに「安値切り下げ・高値切り下げ」のダウ理論的下降トレンドは継続しています。しかし、0.6535付近の流動性(Liquidity)を狩りきれずに反発している点は注意が必要です。
  • 判断: 構造上は「継続保有」が正解ですが、本日はRBA(豪中銀)政策金利発表という超大型イベントを控えています。含み益が15pips程度あるため、建値(0.6555)にSLを移動してリスクフリーにする、またはRBA前に手動決済して利益を確保するのがプロの立ち回りです。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場データ)

  • 最重要イベント: RBA(オーストラリア準備銀行)政策金利発表(本日 12:30 JST)
  • 市場コンセンサス: 金利は 3.60% で据え置き(HOLD) が濃厚。
  • 注目ポイント: インフレ率(CPI)が高止まりしており、声明文が「タカ派的(利下げ期待を牽制する内容)」になる可能性が高いと市場は見ています。
  • 影響: 発表直後はアルゴリズムによる乱高下が予想されます。もし「タカ派的な据え置き」であれば、一時的にAUDが買われる(急騰する)可能性がありますが、大局のドル高・世界的なリスクオフが変わらなければ、その急騰は「絶好の戻り売り場(Liquidity Grab)」となる可能性があります。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:
    • 4時間足: 下降トレンド(Last LH: 0.6586 / LL: 0.6537更新中)
    • 1時間足: 下降トレンド(安値を0.6537まで更新したが、戻りが鈍い)
  • 重要スイング (Major Swings):
    • Last Swing High (戻り高値): 0.6586(ここを上抜けるまでは、どんなに上昇しても「調整」とみなす)
    • Current Low (直近安値): 0.6537
  • トレンドライン理論値:
    • Pythonによる回帰分析では、下降トレンドラインの現在理論値は 0.6560 – 0.6570 付近に降りてきています。価格がこのラインに近づくと、売り圧力が強まる構造です。
  • エリオット波動の現在地:
    • 現在、推進第3波 または 第5波 の内部波動に位置していると考えられます。昨日の下落が第3波の一部であれば、現在進行中の反発は「第4波」の調整であり、RBAでの急騰がこの調整波の完成(高値への騙し)になるシナリオが濃厚です。
  • 流動性ゾーン (Liquidity Zones):
    • 上方 (Buy Stops): 0.6560 ~ 0.6570(昨日の高値およびトレンドライン周辺)。ここには早めのショート勢の損切りが溜まっています。
    • 下方 (Sell Stops): 0.6535(直近安値の下)。ここを割ると、次のターゲット 0.6485 への真空地帯に入ります。

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 現在は 0.6537 – 0.6555 の狭いレンジで推移しています。
    • 5分足では、0.6550付近に短期的なレジスタンス(戻り高値)が形成されています。
  • チャートパターン:
    • ベアフラッグ(Bear Flag) のような形状を作っており、セオリー通りなら「下抜け」を示唆しています。しかし、RBA前のポジション調整でジリジリ上がる可能性も考慮すべきです。
  • プライスアクション:
    • 0.6537付近では下ヒゲが出ていますが、強い買い圧力(大陽線)は見られません。「下げ止まった」というよりは「様子見」の空気が漂っています。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

注意: 本日はRBA発表(12:30 JST)を挟むため、発表直前の新規エントリーは推奨しません。以下の戦略は「発表後の動き」または「発表前のポジション調整」を狙うものです。

【メインシナリオ:イベントドリブン・ショート(Liquidity Hunt)】

  • 狙い: RBA発表のボラティリティで「上方向の流動性(0.6560-70)」を一瞬狩りに行き、その後「Last LH(0.6586)」を守って急落するパターン(Stop Hunt & Reversal)を狙う。
  • エントリーゾーン:0.6560 ~ 0.6575
    • (トレンドライン上限 & 昨日の高値の少し上)
  • 損切り (SL):0.6595
    • (Last LH 0.6586 を明確に実体で上抜けた場所。構造崩壊ライン)
  • 利確 (TP):
    • TP1: 0.6535(直近安値)
    • TP2: 0.6485(日足レベルの強力なサポート・ターゲット)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  1. RBA発表時(12:30前後)、価格が急騰し 0.6560 付近へ到達。
  2. 5分足または1分足で、長い上ヒゲ(Pin Bar)や包み足(Bearish Engulfing)を確認。
  3. そのままV字で戻し、直前の小規模な押し安値を割った瞬間(m1/m5 CHoCH)にショートエントリー。

まとめ

  • 相場観: ダウ理論的には依然として「明確な下降トレンド」ですが、RBAというファンダメンタルズ要因が一時的なノイズ(乱高下)を生む可能性があります。
  • 注意点: 12:30 JST の発表前後はスプレッドが拡大するため、既存ポジションのSL設定には十分な余裕を持たせてください。昨日のショートを持っている場合は、建値決済(Break Even) を設定し、リスクゼロでRBAを迎えるのが賢明です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。