【2025/11/07】GBPAUD 相場分析|BoE後の急反発・61.8%戻しでの攻防

昨日のトレード結果検証

前回の戦略: 戻り売り(2.0065-2.0085)または安値ブレイク狙い。TP 2.0005 / SL 2.0125。 結果: 【 負け(SL撤退) 】

  • 検証詳細:
    • エントリー: 昨日の18:00台(1時間足)にて、価格は一時 2.0091 まで上昇し、ショートエントリーの条件を満たしました。
    • 不発: その後、安値は 2.0070 で止まり、TPライン(2.0005)には届きませんでした。
    • 損切り: 20:00以降、BoE(英中銀)政策金利発表前後のボラティリティによりポンド買いが加速。価格は急騰し、設定していた SL 2.0125 をブレイクしました(最大上昇 2.0287)。
    • 敗因: 重要イベント(BoE)を前にしたショートカバーと、発表後の「タカ派的据え置き(5-4の僅差)」によるポンド買い圧力を過小評価していました。市場構造は 2.0125 を上抜けた時点で「下降トレンド」から「修正波(または転換)」へ移行しました。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場センチメント)

  • BoE(英中銀)政策金利: 昨日は市場予想通り 4.00%で据え置き となりましたが、投票結果が 5対4(4人が利下げ支持)と僅差でした。しかし、ベイリー総裁の「予算案の影響を見極める(Wait and See)」姿勢が、市場には「当面の利下げペース鈍化=ポンド買い」と受け取られた模様です。
  • RBA(豪中銀): 先日の 3.60%据え置き(利下げ検討せず)と合わせ、両通貨ともに「据え置き」ですが、直近のモメンタムはポンド(GBP)主導で動いています。
  • 影響: 短期的にはポンドのショートカバーが継続しやすい環境ですが、ファンダメンタルズ的には両国ともタカ派寄りであるため、一方的なトレンドというよりは「大きなレンジ内での綱引き」になりやすい状況です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:
    • 4時間足: 下降トレンド中の「深めの調整局面」。ラスト戻り高値(Major Swing High)である 2.0387 はまだ更新していません。現在はその手前での攻防です。
    • 1時間足: 完全な上昇トレンド。高値(HH)と安値(HL)を切り上げ続けています。
  • 重要スイング:
    • 直近高値 (Current High): 2.0287 (11/7 早朝)
    • 直近安値 (Major Swing Low): 2.0044 (11/5-6 底値)
  • フィボナッチ分析: 11/5の高値(2.0387)から安値(2.0044)への下落に対し、現在価格 2.0263 はちょうど 61.8%戻し (2.0256) の水準に位置しています。
    • ここは「戻り売りの最終防衛ライン」として機能しやすい価格帯です。
  • トレンドライン: 上昇トレンドライン(1時間足ベース)は 2.0180 付近を推移しており、現在の価格とは乖離があります(買われすぎ感あり)。

相場観: 4時間足の大局的な下落波動に対し、61.8%という黄金比率まで戻してきました。「ここから再度下落トレンドに戻る」のか、「2.0387を目指して全戻しするのか」の分岐点です。1時間足の勢いが強いため、安易な逆張りショートは危険ですが、2.0260-2.0290ゾーンは強いレジスタンスとして意識されます。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造: 直近の5分足では 2.0253 付近をサポート(HL)として、高値圏での揉み合い(レンジ)を形成しています。
  • チャートパターン: 上昇ウェッジ、または高値圏でのボックス(2.0250 – 2.0290)の形状。
  • プライスアクション: 2.0280 以上では上ヒゲが目立ち始めており、買い圧力の鈍化が示唆されますが、明確な売りのシグナル(大陰線など)はまだ出ていません。
  • 流動性: 直近高値 2.0290 のすぐ上には、早売り勢の損切り(Buy Stops)が溜まっていると考えられます。ここを一瞬狩ってから下落する「ダマシ」のパターンに警戒が必要です。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

本日は**「4時間足の戻り売り候補(61.8%)」vs「1時間足の強い上昇トレンド」**の対決です。 基本方針は「短期的な行き過ぎからの調整(ショート)」を狙いつつ、高値を明確にブレイクされた場合は即撤退・ドテンロングへの切り替えを準備します。

【メインシナリオ:ショート(調整下落狙い)】

  • 狙い: フィボナッチ61.8% (2.0256) ~ 直近高値実体付近での反転。4時間足の下落トレンド回帰、または一時的な調整波(Pullback)を狙う。
  • エントリーゾーン: 2.0260 ~ 2.0290 (現在の高値揉み合いゾーン上限)
  • 損切り (SL):2.0315
    • 理由: 心理的節目 2.0300 および直近のノイズを考慮した少し上。ここを抜けると 2.0387(前回高値)まで真空地帯となるため。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 2.0180 (1時間足の上昇トレンドライン合流点)
    • TP2: 2.0125 (昨日のSL位置=レジサポ転換ライン)

【サブシナリオ:ロング(ブレイクフォロー)】

  • もし 2.0300 を実体で明確に上抜けた場合、戻り売り勢力の損切りを巻き込んで 2.0380 まで急騰する可能性があります。
  • その場合は、2.0300 へのリテスト(押し目) を待ってからロングに切り替えます。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  1. 2.0290 付近へ上昇した後、5分足で「長い上ヒゲ」や「包み足(Bearish Engulfing)」が出現すること。
  2. または、現在のサポート 2.0250 を実体で割り込み、戻ってきたところ(リテスト)で再度 2.0250 がレジスタンスとして機能することを確認してからのショート。

まとめ

  • 相場全体: BoE後のポンド高により、チャートはV字回復を見せています。現在は前回下落の 61.8%戻し という重要な節目に到達しており、ここでのプライスアクションが今後数日のトレンドを決定づけます。
  • 注意点: 欧州時間(16:00-)およびNY時間(22:00-)の初動に注意。特にロンドン勢が参入してくるタイミングで、高値を更新してくるか、叩き落されるかを注視してください。

免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。