昨日のトレード結果検証
前回の戦略: 感謝祭明けの薄商いとなる可能性から、メインシナリオは**静観(No Trade)**を推奨。サブシナリオとして、レンジ端(ロング: 1.1570-1.1575、ショート: 1.1595-1.1600)での超短期スキャルピングを検討。 結果: 【 ノートレード(静観が正解)または微益 】
金曜日の東京時間は日本の祝日、NY時間は感謝祭の翌日で市場参加者が極端に少ない「薄商い」でした。この薄商いという状況判断はファンダメンタルズ的に正しく、結果として4時間足レベルの大きな動きは発生せず、レンジ相場を継続しました。
サブシナリオのレンジ逆張りについて、5分足データ(OANDA_EURUSD, 5_572d7.csv)に基づき、エントリーゾーンの攻防を振り返ります。
11月28日(金)の値動きは、ロンドン市場からNY序盤にかけて1.1563ドルから1.1607ドルの範囲で推移しました。
- ショートのエントリーゾーン(1.1595 – 1.1600):価格は何度かこのゾーンに到達し、1.1607ドルを天井として明確に反転しています。この高値(1.1607ドル)を背にしたショート戦略は、短期間で約10pipsの利確が可能な局面がありました。
- ロングのエントリーゾーン(1.1570 – 1.1575):価格はこのゾーンにはわずかに届かず、安値は1.1563ドルでした。ゾーンの引き方次第ではエントリーできた可能性もありますが、ダウ理論上の「目線」の切り替えは不要なレンジ相場だったため、レンジ上端でのショート逆張りの方が優位性がありました。
結論として、メインシナリオの「静観」は、トレードリスクを回避する上で最も適切な判断でした。 市場構造の観点から見ても、大きなスイングを更新するような方向性が欠けていたため、ノートレードが優位性の高い選択でした。
本日の環境認識
▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)
- 重要指標:
- 12/1(月)18:00: ユーロ圏 11月 製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値) (予想 49.7)
- 12/1(月)24:00: 米国 11月 ISM製造業景況指数 (予想 49.0、前回 48.7)
- 影響:
- ISM製造業景況指数は、米経済の動向を示す重要指標であり、予想の50.0を継続して下回る見込みです。もし予想通りまたは予想を下回る結果となった場合、米国の景気減速懸念からドル売りが進み、**EUR/USDにとっては追い風(上昇要因)**となる可能性があります。逆に予想を大幅に上回るサプライズがあれば、ドル買い優勢となります。
- ユーロ圏PMIは、予想通りであれば前回(49.7)と変わらず、製造業の景況感改善には繋がらないため、結果がユーロにとって大きな追い風となる可能性は低いです。
- 結論: 本日は深夜の米ISM製造業景況指数が最も大きなボラティリティ要因となり、それまでは様子見ムードが広がる可能性があります。指標発表前は、テクニカル分析主体のレンジブレイク・フェイクアウトの動きに注意が必要です。
▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)


- ダウ理論トレンド判定: 下降トレンドから**転換の兆候(レンジ移行・CHoCH)**が見られる
- 重要スイング:
- Major Swing Highs: 1.16423 (2025/08/20 10:00)、1.16136 (2025/11/27 11:00)
- Major Swing Lows: 1.15316 (2025/11/24 17:45)、1.15836 (2025/11/27 03:00)
- ラスト押し安値 / 戻り高値: ラスト戻り高値 1.16423 / ラスト押し安値 1.15316
- トレンドライン理論値:
- 下降トレンドライン(高値群):最新時刻における理論値は約1.16200付近。このラインの上限付近に価格が接近しています。
- エリオット波動の現在地: 4時間足(大局)では、1.16423から始まった強い下落(下降推進波または調整波C波)が1.15316で一旦完了し、現在はその下落に対する調整の戻り(上昇調整波A波または2波)を形成している可能性が高いです。
- 流動性ゾーン: 直近Major Swing High 1.16136 の上に買い方のストップ(Buy Stops)が溜まっていると考えられます。この水準を突破すると、ストップを巻き込んで一時的に急騰する可能性があります。
4時間足(大局)では、長期的な下降トレンド(LL・LH)の最中にありましたが、直近安値1.15316から急反発し、直近高値1.16136付近に迫る強い上昇を見せています。 ラスト戻り高値1.16423を明確に上抜けない限り、ダウ理論上の下降トレンドは崩れませんが、1.15316からの上昇の勢いが強く、**トレンド転換の兆候(CHoCH)**が近いことを示唆しています。
1時間足(中期)では、安値1.15316から高値1.16074までの明確な上昇トレンド(HH・HL)を形成しています。直近の押し安値は1.15666(2025/11/28 17:00付近)であり、この価格帯を実体で割らない限り、中期的な目線はロング優勢が継続します。現在価格は、この押し安値1.15666と直近高値1.16074の中間値(Pivot Zone)約1.15870付近で揉み合っており、次の方向性を探る状況です。
▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)


- 短期市場構造:
- 15分足では、直近高値1.16074をつけた後、安値を更新し、直近のCHoCH(トレンド転換の示唆)が発生している状況です。短期では下降優勢に目線が切り替わっています。
- チャートパターン: 短期的に1.15900を挟んだレンジを形成しており、高値圏でのフラッグや三角保ち合いにも見える形状です。
- プライスアクション:
- 1.16000のラウンドナンバー付近では、上ヒゲを連発するリジェクション(拒否)が見られ、この水準に**売り勢力(ショート)**が存在していることが分かります。
- 現在の価格は、1時間足の押し安値1.15666を割らない限り、短期的な調整と見るべき局面です。
短期の目線は、1.16074からの調整下落が優勢であり、1.15800(中間価格帯の下限)を割るかどうかが直近の焦点です。割れば1時間足の押し安値1.15666の試運転に向かう可能性が高まります。
本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】
【メインシナリオ:ロング (押し目買い)】
- 狙い: 1時間足の上昇トレンド継続を最優先とし、1時間足のラスト押し安値を背にした押し目買いを狙います。短期の下降は、4時間足のレンジ内での調整と捉えます。
- エントリーゾーン:1.15700 ~ 1.15750
- (1時間足の押し安値 1.15666 の直上かつ、Major Swing Low 1.15836 からのフィボナッチリトレースメントの深い水準を考慮)
- 損切り (SL): 1.15600(1時間足のラスト押し安値 1.15666 を下抜けて、ダウ理論上の上昇トレンドが崩壊する位置の外側に設定)
- 利確 (TP): 1.16070 ~ 1.16130(直近高値 1.16074 および 流動性ゾーン 1.16136 の手前)
【短期足のエントリートリガー (5m)】
- ゾーン到達後の反発確認: エントリーゾーン1.15700 ~ 1.15750に価格が到達後、5分足で長い下ヒゲを伴う陽線(ピンバー)、または包み足が出現し、**直近の短期戻り高値(CHoCHライン)**を実体で上抜けることを確認してから、同水準へのリテストでエントリー。
【サブシナリオ:ショート (戻り売り)】
- 狙い: 4時間足の下降トレンドを継続させる、または短期間の調整下落を狙います。
- エントリーゾーン:1.16150 ~ 1.16200
- (流動性ゾーン 1.16136 の上抜けフェイクアウト、および4時間足の下降トレンドラインの理論値1.16200付近を意識)
- 損切り (SL): 1.16300(直近の Major Swing High 1.16136 を明確に超え、目線が転換したと判断できる外側に設定)
- 利確 (TP): 1.15750(メインシナリオの押し目買いゾーン)
まとめ
- 本日の相場全体のまとめ: 4時間足では長期下降トレンドの調整上昇の局面であり、1時間足では明確な上昇トレンドを形成しています。本日は1時間足のラスト押し安値 1.15666 を守れるかどうかが最大の焦点です。守れれば、短期調整後の押し目買い(ロング)が優勢となります。
- 注意すべき時間帯・指標・ボラティリティ要因:
- 24:00(日本時間)の米ISM製造業景況指数の発表とその結果次第で、ボラティリティが急増し、方向感が決定づけられる可能性が高いです。それまではレンジ、または緩やかな調整が続く可能性があります。
- 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。
