【2025/12/01】GBP/CHF 相場分析|4H足レンジと短期下降優位のシナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略: 4時間足の上昇トレンドとラスト押し安値1.0583の硬さを根拠に、短期レンジ(1.0640〜1.0661)の上限1.0665をブレイクし、Buy Stops(1.0671)を狙うロング。

結果: 【 負け (損切り SL) / ノートレード 】

詳細な振り返り:

前回のトレード戦略は、レンジ上限ブレイク後のロング(E: 1.0665 / SL: 1.0630 / TP: 1.0685)でした。

検証期間(11/28 8:00〜11/29 6:00)の最高値は 1.06628 であり、エントリー価格 1.0665 にはわずかに届かず、「ノートレード」が正しい結果となります。

しかし、もし強引にエントリーしていれば、高値を付けた後に価格は急速に下落し、最安値は 1.06326 を記録。これは設定した損切りライン 1.0630 の寸前まで迫る動きであり、スプレッドや勢いによっては損切りとなっていた可能性が極めて高い危険なトレードでした。

市場構造の観点からの分析:

  • 1時間足は、直近戻り高値 1.06628 付近で反発した後、安値を切り下げており、短期的な下降優位の目線への切り替わりを示唆していました。
  • レンジ上限(1.0661付近)をブレイクする強い勢い(BOS)が見られなかった時点で、戦略の再考が必要でした。今回の動きは、レンジ上限付近の流動性(Buy Stops)を明確に刈り取ることなく、高値切り下げの動き(LH)へ転換した形です。
  • この時点で、ラスト押し安値 1.06346(1H足)をブレイクすれば、目線は完全にレンジ下限(4H足ラスト押し安値 1.05814)を目指すショート優勢に切り替わるべきでした。ロング目線に固執せず、高値切り下げが確認された時点で、**「レンジ内でのショート」**も選択肢に入れるべき局面でした。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)

  • 重要指標・要人発言・金利動向:
    • 2025/12/01(月)は、週末を挟むため、主要な重要経済指標は特になく、静かなスタートが予想されます。
    • しかし、GBP(英ポンド)はブレグジット後の貿易協定や国内のインフレ動向に依然として敏感です。CHF(スイスフラン)は安全通貨として、欧州や地政学的なニュースに反応しやすいため、突発的なニュースフローには注意が必要です。
  • それがこの通貨ペアのボラティリティや方向性に与えうる影響:
    • 本日は指標での大きなボラティリティ増加は見込みにくいですが、週明けの取引でポジション調整による突発的な動きが発生する可能性があります。
    • ポンド買い(GBP高)の材料がないため、リスク回避の流れが強まると、安全通貨である**スイスフラン買い(CHF高)**に押され、GBP/CHFは下落しやすい地合いにあると判断します。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

指標4時間足 (H4)1時間足 (H1)
トレンドレンジレンジ(直近は高値切り下げの弱含み)
重要スイング (High)1.06734 (2025/11/28)1.06628 (2025/11/28)
重要スイング (Low)1.05814 (2025/11/27)1.06346 (2025/11/29)
ラスト押し安値 / 戻り高値1.05814 / 1.067341.06346 / 1.06628
トレンドライン理論値現在付近は 1.06173 に位置(緩やかな上昇ライン)

4時間足(大局・波の位置)

4時間足は、高値 1.06734 と安値 1.05814 の間で明確なトレンドがないレンジ相場と判定します。

直近の動きは安値 1.05814 を起点とした上昇波の調整局面であり、ダウ理論上の目線が崩れるラスト押し安値は 1.05814 です。

現在価格 1.06404 はレンジのほぼ中央付近(中間値 1.06274)に位置しており、どちらの方向にも動きやすい状態です。緩やかな上昇トレンドライン理論値 1.06173 の上側で推移しているため、大局ではまだ底堅いとも見れますが、レンジであるためラインの信頼性は低めです。

エリオット波動の現在地: 安値 1.05814 からの上昇は、推進波(第3波か)と見れましたが、高値 1.06734 で失速したため、現在は第4波の調整波(トライアングルかフラット)に入っている可能性が高いと見ています。

1時間足(中期・フラクタル)

1時間足は、高値 1.06628 から安値 1.06346 へと高値を切り下げ、安値も更新(LL)の動きを見せました。これは、4時間足のレンジ内における短期下降トレンドへの転換(CHoCH)を示唆しています。

中期的な目線は、このラスト戻り高値 1.06628 を超えない限り、レンジ下限である4時間足のラスト押し安値 1.05814 を試す動きが優勢になると考えます。

中間価格帯(Pivot Zone: 1.06274)の攻防が重要で、これを明確に割り込めば、ショートの勢いが加速する可能性があります。

流動性ゾーン

  • Buy Stops (直近高値上):1.067341.06834
    • レンジ上限かつ4H足のラスト戻り高値の上であり、このゾーンを明確に上抜けば、強いショートカバーが発生し、上値が加速する可能性が高いです。
  • Sell Stops (直近安値下):1.057141.05814
    • 4H足のラスト押し安値の下であり、このゾーンを明確に下抜ければ、ダウ理論の崩壊となり、強いロング勢の損切りを巻き込みながら、レンジ下限ブレイクの動きに発展します。

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 15分足では、直近高値 1.06628 からの下落後、1.06346 で安値をつけ、現在は戻しの動きです。この戻しが高値 1.06628 を超えられない場合、**下降継続(BOS)**の形が明確になります。
  • チャートパターン:
    • 特筆すべきパターンはありませんが、1時間足で見ると、1.06734 をネックラインとした小さなダブルトップを形成しかけており、右肩が直近戻り高値 1.06628 になる形を警戒します。
  • プライスアクション:
    • 現在価格 1.06400 付近では、上ヒゲ・下ヒゲが交錯しており、売買が拮抗している状態です。これは、短期的な方向感がまだ定まっていないことを示唆します。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

【メインシナリオ:ショート】

  • 狙い: 4時間足のレンジ内でありながら、1時間足で高値切り下げの動き(LH)が確認されており、短期下降優勢です。この戻りを利用して、ラスト戻り高値 1.06628 を背にしたレンジ内でのショートを狙います。ターゲットは、4H足中間値 1.06274、最終的には4H足ラスト押し安値 1.05814 です。
  • エントリーゾーン: 1.06500 ~ 1.06550 (1H足の直近戻り高値 1.06628 に引きつけた戻り売り)
  • 損切り (SL): 1.06660(1H足のラスト戻り高値 1.06628 の外側、Buy Stopsゾーンの手前に設定し、短期的なレンジ上限ブレイクのダマシを避ける)
  • 利確 (TP): 1.06350(1H足の直近安値 1.06346 の手前。まずはこの安値のブレイクを確認したい)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • エントリーゾーン(1.06500〜1.06550)に到達後、5分足で強い上ヒゲ陰線の包み足などの反転のプライスアクションを確認する。
  • 5分足で、直近の安値(CHoCH)を実体で下にブレイクし、短期下降トレンドの再開を確認してからエントリー。

まとめ

  • 本日のGBP/CHF相場は、4時間足で高値 1.06734 と安値 1.05814レンジ相場が継続しています。
  • 中期(1H足)では、高値切り下げ(LH)の動きが確認されており、レンジ下限1.05814 を目指す短期的な下降優位のシナリオがメインとなります。
  • 注意すべき時間帯・指標・ボラティリティ要因:
    • 本日は主要な指標がないため、静かな値動きが予想されます。週明けのポジション調整による急なボラティリティには注意が必要です。
    • 欧州時間(特にロンドン市場)で、1時間足の戻り高値 1.06628 付近まで戻りをつけるか、4H中間値 1.06274 の攻防が焦点となります。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。