【2025/11/05】USDJPY 相場分析|ダマシからの急落、153円台の攻防とBOJ議事要旨への警戒

昨日のトレード結果検証

前回の戦略 (11/04):

  • メイン(ロング): 154.30ブレイク、または154.20へのリテストでエントリー。利確154.80。
  • サブ(ショート): 153.95を実体割れでエントリー。利確153.50。

結果: 【 往復ビンタの危機回避 → ショートで利確 】

  1. ロングの失敗(ダマシ): 11/4未明、価格は一時 154.46 (Major Swing High) まで上昇し、ロングのエントリーゾーンに達しましたが、滞空時間は短く急失速。153.95を割り込んだ時点で、ロングシナリオは即時撤退(損切り)が必要な局面でした。
  2. ショートの成功: その後、NY時間にかけて下落が加速。サブシナリオのトリガーである 153.95 を明確に下抜けた後、ターゲットとしていた 153.50 を達成(安値 153.37 まで到達)しました。

振り返り: 「高値更新=トレンド継続」というダウ理論のセオリーを逆手に取った「Fakeout(ダマシ)」が発生した典型例です。154.30の上抜けがノイズであったと素早く判断し、目線をショートに切り替えられたかどうかが勝負の分かれ目でした。


本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索結果)

  • BOJ(日銀)金融政策決定会合・議事要旨 (11/5 8:50公開): 先月(10/29-30)行われた会合の議事要旨が今朝公開されます。市場は「追加利上げの具体的な時期(12月か1月か)」に関するヒントを探しており、タカ派的な内容であれば円買い(下落)が加速するリスクがあります。
  • ISM後のドル売り圧力: 昨日のISM製造業景況感指数の余波が続いており、ドル円の上値を重くしています。
  • 米国イベント: 本日(11/5)は米国の主要な経済指標発表はなく、明日以降の動きを見据えたポジション調整が主体となる見込みです。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:調整局面入り (Correction Phase)
    • 4時間足: 上昇トレンド継続中ですが、直近の高値更新(154.46)がダマシとなり、調整色が強まっています。重要サポート 152.07 を割らない限り、大局は「上」です。
    • 1時間足: 明確な 下落トレンド (Down Trend) に転換しました。安値を 153.37 まで更新しており、戻り高値 154.20 を超えるまでは「戻り売り」優勢の構造です。
  • 重要スイング (Major Swings):
    • Major Swing High: 154.46 (11/4 高値 – 現在の最強レジスタンス)
    • Major Swing Low: 153.37 (11/4 安値 – 直近のサポート)
  • ラスト押し安値 / 戻り高値:
    • 1H ラスト戻り高値: 154.20(ここを上抜けると目線がフラットに戻る)
    • キー・レベル: 154.00(心理的節目かつ、昨日のサポートがレジスタンス転換するポイント)
  • トレンドライン理論値:
    • 昨日の急落により、短期的な上昇トレンドラインはブレイクされました。現在は 153.50 – 153.70 のゾーンでの底固めを確認するフェーズです。
  • エリオット波動の現在地:
    • 上昇5波がフェイラー(失敗)に終わり、現在は 修正波(A波またはC波) の最中と推測されます。153.37を明確に割ると、修正が深くなり152円台前半を目指すシナリオが浮上します。
  • 流動性ゾーン (Liquidity Zones):
    • 上 (Buy Stops): 154.05 付近(ショート勢の損切りが溜まり始めている)
    • 下 (Sell Stops): 153.30 付近(昨日の安値割れを狙うストップ注文)

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 昨晩の安値 153.37 から、現在は 153.60 – 153.70 付近まで自律反発しています。
    • Pivot Zone: 153.65 付近が現在の攻防ラインです。ここを維持できれば154.00へのリターンムーブ(戻り)が発生しやすくなります。
  • プライスアクション:
    • 153.37 で長い下ヒゲ(Pinbar)が出現した後、安値を切り上げる動き(Micro Higher Lows)が見られます。ただし、上値の重い展開が続いており、V字回復というよりは「じりじりとした戻り」です。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

「大局の上昇 vs 短期の下落」が衝突する難しい局面です。基本戦略は 「戻り売り」 ですが、BOJ議事要旨の内容次第では急騰もあり得るため、両面待ちで構えます。

【メインシナリオ:戻り売り(ショート)】

  • 狙い: 1時間足のダウ理論(下落トレンド)に従い、154.00付近のレジスタンス転換(サポレジ転換)を背にショートを狙う。
  • エントリーゾーン: 153.90 ~ 154.05 (引きつけてから)
  • 損切り (SL): 154.25(ラスト戻り高値の少し上)
  • 利確 (TP1): 153.40(直近安値)
  • 利確 (TP2): 152.80(より深い押し目)

【サブシナリオ:レンジ下限からの逆張りロング】

  • 狙い: 153.30 – 153.40 のサポートゾーンが機能することを確認し、レンジ内での反発を取る。BOJ通過後に材料出尽くしで買われるケースを想定。
  • エントリー: 153.40 付近でのWボトム形成確認後。
  • 損切り (SL): 153.15(明確なブレイクで撤退)
  • 利確 (TP): 153.90(レンジ上限)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • ショート: 153.90台まで上昇後、5分足で「長い上ヒゲ」または「包み足(Bearish Engulfing)」が出現し、RSIが70から切り下がったタイミング。
  • ロング: 153.40付近で「逆三尊」の右肩上がりを確認し、ネックラインを実体で超えた瞬間。

まとめ

  • 全体観: 昨日の「154.46 騙し上げ」からの急落により、市場心理は一時的に弱気に傾いています。しかし、日足・4時間足レベルの上昇トレンドは崩れていません。
  • 注意点: 本日8:50の BOJ議事要旨 前後はスプレッド拡大や突発的な動きに注意してください。また、現在の153.60付近は「どっちつかず」の価格帯なので、153.90まで待つか、153.40まで待つか、引きつけることが重要です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。