~153円台の攻防と、4時間足修正波の行方~
昨日のトレード結果検証(11/07 金曜日)
前回の戦略(11/07記事):
- メイン(ロング): 154.30ブレイクまたは154.20リテストで押し目買い。
- サブ(ショート): 153.95の実体割れでショート。利確153.50。
結果: 【 サブシナリオ的中(利確達成) 】
金曜日の相場は木曜日の急落(154.40付近→152.95)の流れを引き継ぎ、戻り売りの優位性が機能した一日となりました。
- 構造変化(CHoCH): 木曜日の時点で153.95を明確に下抜けたことで、短期トレンドは「下」へ転換。金曜日はその「戻り」を試す展開となりましたが、上値の重さが確認されました。
- 利確ポイント: ショートポジションの利確目標であった 153.50 は、木曜深夜から金曜未明にかけての急落で既に到達しており、金曜日の日中はこの水準(153.00 – 153.50)が強力なサポートゾーンとして機能しました。
- 反省点: 152.95(金曜安値)での反発は鋭く、ここでの「売り突っ込み」は危険でした。ダウ理論的にも「安値更新後の深い戻り」が入る典型的なパターンであり、週末にかけて153.40台まで値を戻して引けた点は、週明けの戦略に重要な示唆を与えています。
本日の環境認識
▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場動向)
- NFP(雇用統計)通過後の消化: 先週末の米雇用統計(NFP)の結果を受け、市場は「労働市場の冷え込み」と「インフレ懸念」の狭間で揺れ動いています。
- 金利差と円安圧力: 米長期金利(10年債利回り)は依然として高止まりしており、日米金利差によるドル買い需要は底堅いです。しかし、155円台への再トライには新たな材料不足感が否めません。
- 週明けの窓開け・ボラティリティ: 月曜日はイベント通過後のポジション調整が入りやすく、特に東京時間は「金曜日の反発(153.40付近への戻し)」が騙しか本物かが試される時間帯となります。
▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)


- ダウ理論トレンド判定:
- 4時間足: 上昇トレンド是正中(Deep Correction)。ラスト押し安値(Major Swing Low)と見なせる 152.07 はまだ割れていませんが、直近の高値更新に失敗し、調整局面入りしています。
- 1時間足: 下降トレンド(Down Trend)。木曜日の急落により、高値切り下げ(LH: 154.48 -> 154.07)と安値更新(LL: 153.50 -> 152.95)が確定しています。
- 重要スイング(Python抽出):
- Major Swing High (Res): 154.48 (直近最高値) / 154.07 (戻り高値)
- Major Swing Low (Sup): 152.95 (先週金曜安値) / 151.30 (以前の強力なサポート)
- ラスト戻り高値:154.07
- 現在価格(153.40付近)は、このラスト戻り高値に対して「61.8%戻し」付近に位置しており、まさに「戻り売り」が入るかどうかの分岐点です。
- エリオット波動の現在地:
- 修正波(Zigzag A-B-C)の B波(戻り) が終了し、C波(下落) が開始するか、あるいは152.95が調整完了の底となり推進波が再開するかを見極めるフェーズです。
- 流動性ゾーン:
- 上 (Buy Stops): 154.10 付近。ここを超えるとショート勢の撤退により、一気に154.50を目指すショートカバーが発生します。
- 下 (Sell Stops): 152.90 付近。金曜安値を割ると、152.50までの真空地帯へ突入するリスクがあります。
解説: 4時間足の大局はまだ「上」ですが、1時間足は明確に「下」を向いています。現在地(153.40-50)は、先週の下落に対する「半値戻し」の水準です。ここから再度下落して152.95を割りに行くのか(トレンド継続)、それとも154.00を奪還して調整終了とするのか(トレンド転換)、週初めはこの攻防を見極める必要があります。
▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)


- 短期市場構造: 金曜日の引けにかけて 153.54 まで上昇しており、短期的には上昇トレンド(高値切り上げ)を形成しています。しかし、これはあくまで「調整の戻り」の範疇です。
- チャートパターン:
- 上昇ウェッジ(Rising Wedge) のような形状を形成しつつあり、下限ラインを割った瞬間に売りが加速する可能性があります。
- プライスアクション:
- 153.50 – 153.60 ゾーンでの 上ヒゲ連発 や 包み足(Bearish Engulfing) に注目。ここでの拒絶反応は、戻り売りの絶好のサインとなります。
本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】
NFP後のボラティリティ収縮を考慮し、基本は「1時間足のトレンドに従った戻り売り」を狙いますが、152.95の底堅さも確認されているため、深追いは禁物です。
【メインシナリオ:ショート(戻り売り)】
- 狙い: 1時間足の戻り高値(154.07)を背に、週末の上昇修正波(B波)の終了を狙い撃つ。
- エントリーゾーン:153.60 ~ 153.80
- このゾーンまで引きつけ、5分足での反転パターン(ダブルトップ、三尊)を確認してエントリー。
- 損切り (SL): 154.15(ラスト戻り高値 154.07 の少し上。ここを超えたら構造崩壊)
- 利確 (TP):
- TP1: 153.00(直近安値・心理的節目)
- TP2: 152.50(N値計算による次のターゲット)
【サブシナリオ:ロング(押し目買い・調整終了)】
- 狙い: 152.95が「強固な二番底」となり、4時間足の上昇トレンドへ回帰するシナリオ。
- エントリートリガー:
- 価格がいったん下落し、153.00 – 153.10 で明確にサポートされた(長い下ヒゲピンバーなど)場合。
- または、154.10 を実体で明確にブレイクし、リテストが入った場合(トレンド転換確定後)。
- 損切り (SL): 152.80(安値割れで即撤退)
- 利確 (TP): 154.40(直近高値)
【短期足のエントリートリガー (5m)】
- ショート: 153.60付近でRSIが70を超え、ダイバージェンスが発生した後の陰線確定。
- ロング: 153.00付近への急落後、V字回復を見せる強い陽線が出現した場合。
まとめ
- 全体観: 週明けは、先週末の下落に対する「戻り」がどこまで続くかが焦点です。153.80 – 154.00 は強力なレジスタンス帯であり、ここを越えられない限りは「売り目線」を継続します。
- 注意点: 月曜早朝のスプレッド拡大と、東京時間の急な値動き(フェイク)に注意してください。欧州時間まで方向感が出ない可能性もあります。
- 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。
