【2024/11/24】AUD/USD 相場分析|下降トレンド継続と「戻り売り」不発後の次なる一手

昨日のトレード結果検証

前回の戦略 (11/21): 1時間足の戻り高値 (0.6484) を背に、0.6470 ~ 0.6485 への引きつけを待ってからのショート。 結果: 【 ノートレード (No Trade) 】

  • 振り返り:
    • 11/21の戦略立案後、価格は最高値 0.6460付近(11/22未明)までしか戻らず、エントリーゾーン(0.6470)にわずか10pips届きませんでした。
    • 市場構造の視点: ダウ理論における「修正波(戻り)」の勢いが予想以上に弱く、買い手の圧力が枯渇していました。無理に飛び乗らず「待つ」ルールを徹底したため、無駄なポジションを持たずに済みましたが、非常に重い地合いであることを再認識する結果となりました。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索結果)

  • USD(米ドル): トランプトレードによるドル高圧力が一服しつつあるものの、底堅さは継続。今週はFOMC議事要旨 (11/26)PCEデフレーター (11/27) という重要イベントを控え、様子見ムードとポジション調整が交錯しやすい週となります。
  • AUD(豪ドル): RBA(豪中銀)はタカ派姿勢(インフレ懸念で利下げ遠い)を維持していますが、中国経済の弱さが重石となり、対ドルでの反発力は限定的です。
  • 影響: サンクスギビングデー(11/28)に向けて週後半は流動性が低下するため、週前半(月〜水)のボラティリティに勝負を絞るのが賢明です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:下降トレンド (Down Trend)
    • 4時間足レベルで明確な高値切り下げ (LH)安値更新 (LL) が続いています。
    • 直近のMajor Swing Lowであった 0.6480 付近を割り込んで以降、そのラインがレジスタンス(ロールリバーサル)として機能しています。
  • 重要スイング (Python解析):
    • Last Swing High (戻り高値): 0.6515 付近(ここを抜けるまでは下目線固定)
    • Immediate Resistance: 0.6480 – 0.6485(前回のサポート帯かつキリ番)
    • Last Swing Low (直近安値): 0.6436(11/21につけた安値)
  • トレンドライン理論値:
    • 下降チャネルの上限ラインは現在 0.6490付近 を推移しており、価格はこのラインの遥か下にあるため、下落モメンタムが強いことを示唆しています。
  • エリオット波動の現在地:
    • 現在は 推進第3波、または第5波の中の延長(Extension) に位置していると推測されます。調整(戻り)が浅いまま安値を更新しようとする動きは、トレンドの強さを表しています。
  • 流動性ゾーン (Liquidity):
    • 0.6436 (直近安値) の下には、ロング勢の損切り(Sell Stops)が溜まっており、ここを割ると 0.6400 へのストップ狩り(加速)が起きやすい状態です。

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 金曜日のクローズにかけて 0.6440 – 0.6460 の狭いレンジで推移しました。
    • 現時点で BOS (Break of Structure) は発生しておらず、エネルギーを充填している状態です。
  • チャートパターン:
    • 1時間足レベルで ベアフラッグ(Bear Flag) または ディセンディングトライアングル に近い形状を作っており、下抜けを示唆しています。
  • プライスアクション:
    • 0.6460付近に近づくと上ヒゲが発生し、買い意欲の乏しさがローソク足に現れています。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

前回の「戻り待ち」戦略を修正し、戻りが弱い現状に合わせた2段構えのショート戦略を構築します。

【メインシナリオ:Short (Breakdown or Shallow Retracement)】

  • 狙い: 4時間足の下降トレンド継続に従い、直近安値ブレイク、または浅い戻りからの再下落を狙う。
  • エントリーゾーン A (戻り売り):0.6460 ~ 0.6475
    • 前回届かなかった0.6470ゾーンの手前、0.6460付近の小規模なレジスタンスでのプライスアクションを監視。
  • エントリーゾーン B (ブレイクアウト):0.6430割れ
    • 直近安値(0.6436)を明確に実体で割り込み、リテストが入ったところ(サポレジ転換確認後)を叩く。※ダマシ防止のため、飛び乗り厳禁。
  • 損切り (SL):0.6490
    • 0.6480-85のレジスタンス帯を明確に上抜けた場合、トレンド構造が崩れるため撤退。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 0.6405(キリ番・N計算値ターゲット)
    • TP2: 0.6380(週足レベルの次のサポート)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  1. ゾーンAの場合: 0.6460-70まで上昇後、5分足で「長い上ヒゲ」や「包み足」を確認し、直近の安値を割った瞬間にエントリー。
  2. ゾーンBの場合: 0.6436を強い陰線でブレイクした後、一度0.6436付近まで戻り(リテスト)、そこで反発できずに陰線が出たタイミング。

まとめ

  • 現在のAUD/USDは「戻りすら作れないほど地合いが弱い」下降トレンドの最中です。
  • 安易な逆張り(ロング)は絶対に避け、あくまで「どこで売るか」に集中すべき局面です。
  • 注意点: 月曜朝の窓開けやスプレッド拡大に注意し、欧州時間の初動(15:00-16:00 JST)まで動き出しを待つのが安全です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。