【2025/11/24】EUR/JPY 相場分析|ダウ理論による下降トレンド転換とエリオット波動C波のシナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略 (11/21):

  • メイン (Long): 181.20 – 181.35 ゾーンでの押し目買い。TP 181.80。
  • サブ (Short): 181.60 実体割れからの戻り売り。TP 181.20。

結果: 【 サブ戦略的中 (Win) / メイン戦略 損切り (Loss) 】

11/21(金)の市場は、東京時間に高値圏での揉み合いを下放れ、明確な構造変化(CHoCH)を起こしました。

  • 勝因: 15分足レベルでラスト押し安値および意識されていた 181.60 を実体で割り込んだ時点で、「目線はショート」へ切り替えるべき局面でした。その後、価格はスムーズに下降し、サブシナリオのターゲットである 181.20 を容易にクリア、最終的には 180.00 付近まで下落しました。
  • 反省: メインシナリオのロングゾーン(181.20-35)は、下降モメンタムが強い中で機能せず、リバウンドなく貫通しました。「181.60割れ」という撤退ラインを事前に定めていたことで、早期にショートドテン、あるいはロング見送りの判断が可能だった相場です。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場観測)

  • 欧州経済指標の弱さ: 今週は欧州のPMI(購買担当者景気指数)の発表が控えており、市場ではユーロ圏の景気減速懸念が意識されています。これがユーロの上値を重くする要因となっています。
  • 月末のフロー: 11月最終週に入り、ロンドンフィキシング等に向けたリバランス(ポートフォリオ調整)のフローが出やすい時期です。突発的なボラティリティに警戒が必要です。
  • 日銀・金利動向: 日本の金利先高観が底堅く、円買い圧力がじわりと効いている状況です。クロス円全体として調整色が強まっています。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:下降トレンド入り(初期段階)
    • 4時間足では、長らく続いた上昇トレンドのラスト押し安値(180.80付近)を金曜日の下落で明確にブレイクしました。
    • 高値切り下げ(LH: 181.50付近)と安値更新(LL: 180.05付近)が確定しており、目線は「戻り売り」優勢です。
  • 重要スイング:
    • Major Swing High: 182.20付近
    • Last Swing High (戻り高値): 181.50 – 181.60 (ここを上抜けるまではショート目線固定)
  • トレンドライン理論値:
    • 直近の高値を結んだ下降トレンドラインの下限、およびチャネル下限に到達しており、180.00 というラウンドナンバー(キリ番)での自律反発には警戒が必要です。
  • エリオット波動の現在地:
    • 現在、上昇5波終了後の 修正波(A波またはC波) の最中と推測されます。
    • 金曜日の急落を「A波」と見れば、現在は「B波(戻り)」待ち、あるいは強力なインパルス「C波」の途中である可能性があります。
  • 流動性ゾーン (Liquidity):
    • 上: 181.00 – 181.20 付近(金曜日の急落起点)には、逃げ遅れたロング勢の戻り売りオーダーと、新規ショートのストップが混在しています。
    • 下: 180.00 ジャストの下には、逆張りロング勢のストップロス(Sell Stops)が大量に溜まっていると予想されます。ここを割れると走る可能性があります。

分析ストーリー: 4時間足レベルで重要なサポートであった180.80帯を割り込んだ事実は重く、市場心理は「押し目買い」から「戻り売り」へシフトしています。ただし、短期的には金曜日に1円以上の一方的な下落を見せた後であるため、週明けは 180.00 を背にした短期的なショートカバー(買い戻し)が入る可能性があります。焦って安値を叩く(突っ込み売り)のは避け、しっかりと 180.60 – 180.80 付近への戻りを待ってから叩くのが王道です。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:Bearish (下降)
    • 金曜引けにかけて安値を更新し続けており、明確な反転サイン(CHoCH)はまだ出ていません。
    • CHoCHの基準は 180.50付近 の小高い戻り高値です。ここを超えるまではショート継続。
  • チャートパターン:
    • 180.00付近で ダブルボトム逆三尊 のような底固めを作るかどうかに注目。
  • プライスアクション:
    • 現在の価格(180.05付近)は、過去に何度もレジサポ転換した強力なラインです。

長い下ヒゲや包み足が出現すれば、一旦の調整上昇(B波)が始まると判断します。


本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

現状は「戻り売り」がメインですが、場所が180.00という強力なサポート直上のため、「戻りを待つ」 ことが最大の仕事になります。

【メインシナリオ:戻り売り (Trend Follow / Short)】

  • 狙い: 修正B波による上昇(調整)を待ち、サポレジ転換ライン(Role Reversal)での反落を狙う。
  • エントリーゾーン:180.60 ~ 180.80
    • (金曜日のブレイク水準へのリテスト、および38.2%-50%戻し水準)
  • 損切り (SL):181.15
    • (181.00のキリ番および直近の戻り高値の上)
  • 利確 (TP):
    • TP1: 180.10(直近安値付近)
    • TP2: 179.50(180.00ブレイク後の次の主要サポート)

【サブシナリオ:短期リバウンド狙い (Counter Trend / Long)】

  • 狙い: 180.00のラウンドナンバーでの「ダマシ」または「底固め」を確認しての短期ロング(B波取り)。
  • エントリートリガー:
    • 180.00を一瞬割り込んだ後に急反発し、5分足で 「ヒゲ」 を残して180.10以上で確定した場合。
    • または、15分足で 180.30(直近の小レジスタンス)を実体で上抜けた場合。
  • ターゲット: メインシナリオの売りゾーンである 180.60 付近まで。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • ショートの場合:
    • 180.60-80ゾーンまで引きつけ、5分足RSIが70付近、またはストキャスティクスが買われすぎゾーンに到達した後、「包み足(Bearish Engulfing)」「上ヒゲ陰線(Shooting Star)」 が出現したらエントリー。
    • 180.00を明確に実体でブレイクし、その後のリテスト(戻り)で180.00がレジスタンス化したことを確認してからの追撃ショート(Break & Retest)。

まとめ

  • 相場全体: 金曜日の下落により、EUR/JPYは4時間足レベルで 「調整・下落局面」 に入りました。基本戦略はショートです。
  • 注意点: 本日は月曜日かつ180.00という節目からのスタートです。東京時間は方向感が定まらない可能性があります。欧州勢の参入(15:00以降)で、180.00を守るのか、割るのかの決着を見てから動くのが最もリスクの低い戦い方です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。