【2025/11/27】AUD/USD 相場分析|CPI後のショートスクイズと構造転換(ChoCH)の示唆

昨日のトレード結果検証

前回の戦略:

  • メイン: 戻り売り(Short)
  • 狙い: 4H下降トレンドラインおよびラスト戻り高値(0.6496)を背にした第5波狙い。
  • Entry: 0.6480-0.6490 / SL: 0.6505 / TP: 0.6455

結果: 【 負け(SLヒット) 】

構造分析の振り返り:

  • SL到達時刻: 11月26日 21:00台(日本時間)
  • 敗因の分析: 昨日の記事執筆時点では「ベアフラッグ」を形成していましたが、豪州CPIの上振れ(3.8%)と米感謝祭前のドル売りフローが重なり、ショートカバー(踏み上げ)が発生しました。
  • 構造的な敗北点: 価格が 0.6496(ラスト戻り高値) を実体で明確に上抜けた時点で、ダウ理論上の「下降トレンド」は崩壊しました。私の設定したSL 0.6505は、この構造崩壊を確認する適切な位置でしたが、結果として市場はトレンド転換(または深い調整)へと舵を切りました。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場センチメント)

  • 豪CPIの上振れ: 10月の豪インフレ率が 3.8%(予想以上)となり、RBA(豪中銀)のタカ派姿勢が再燃。これが豪ドル買いの主因となっています。
  • 米感謝祭(Thanksgiving): 本日は米国が祝日で休場です。流動性が低下しやすく、突発的なボラティリティや、昨日のショートカバーの余韻による「じり上げ」が続きやすい環境です。
  • FRB利下げ観測: 12月の利下げ確率が約85%まで上昇しており、ドル単体で見ると弱含みの展開です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:中立 〜 上昇転換の兆し
    • これまで機能していた「高値切り下げ(LH)・安値更新(LL)」のリズムが崩れました。
    • 重要スイング: 直近の支配的な戻り高値であった 0.6496 を上抜けたことで、市場構造は ChoCH (Change of Character) を起こしています。
  • トレンドライン:
    • 長らく頭を抑えていた「4H下降トレンドライン」を明確にブレイクしました。
    • トレンドライン理論値: 現在価格(0.6520近辺)は、ブレイク後の「乖離」が発生している状態です。
  • エリオット波動の現在地:
    • 下降第5波の失敗(フェイラー)、もしくは修正波(A-B-C)の B波(またはC波)による上昇 と捉えるのが自然です。
    • 直近の上昇が「推進波」のような強いモメンタムを持っており、ターゲットは 0.6575 付近(次の主要なスイングハイ)まで開けています。
  • 流動性ゾーン (Liquidity):
    • 0.6500-0.6505 の上に溜まっていた「売り方の損切り(Buy Stops)」は既に狩り尽くされました。
    • 次は 0.6550 – 0.6570 エリアが新たなリクイディティプール(利確目標)となります。

(状況の物語) 「4時間足では、長く続いた下落トレンドの『防衛ライン(0.6496)』が陥落しました。これは単なる一時的な反発ではなく、ショート勢が撤退し、目線がフラット〜買いに傾きつつあることを示唆しています。ただし、1時間足では急激な上昇(インパルス)が発生しており、今の価格(0.6524付近)から飛び乗るのは『高値掴み』のリスクがあります。」


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • きれいな 上昇トレンド(HH/HL) を形成中。
    • 直近の高値 0.6530 付近で少し揉み合っていますが、押し目が浅く、買い意欲の強さがうかがえます。
  • チャートパターン:
    • 5分足レベルでは アセンディングトライアングル(上昇三角) のような形状を作りつつあり、再度高値をブレイクすればもう一段の上昇が見込めます。
  • プライスアクション:
    • 0.6500(キリ番かつ旧レジスタンス)まで押した場面では、下ヒゲを出して強く反発しており、ロールリバーサル(サポレジ転換) が機能しています。

(詳細な描写) 「0.6520付近で小さなレンジを作っています。ここから無理にショートするのは『落ちてくるナイフを掴む』ならぬ『昇る龍の逆鱗に触れる』行為です。基本は落ちてきたところを拾う戦略が合理的です。」


本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

昨日の敗戦(構造変化)を受け、本日は 目線を「フラット〜ロング」に切り替えます。ただし、感謝祭による低流動性に注意し、深追いせず「押し目」を待ちます。

【メインシナリオ:Long(押し目買い)】

  • 狙い: 構造転換(ChoCH)後の「第3波」または「C波」狙い。レジスタンスからサポートに転換した 0.6500 周辺での反発を拾う。
  • エントリーゾーン:0.6495 ~ 0.6505
    • 昨日ブレイクした戻り高値(0.6496)と、心理的節目(0.6500)が重なる強力なサポート帯です。
  • 損切り (SL):0.6475
    • 直近の上昇起点の少し下、かつ1時間足のMAが追いついてくる水準の下に配置。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 0.6530(直近高値)
    • TP2: 0.6575(次のMajor Swing High)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

価格が 0.6500付近 まで調整下落してきた際、

  1. 5分足で「下ヒゲの長いピンバー」や「包み足(Bullish Engulfing)」が出現すること。
  2. または、短期の下降トレンドラインを実体で上抜けること。 これを確認してからエントリーします。(指値で待ち伏せはしません)

まとめ

  • 全体: 豪CPIをきっかけに4時間足の下降構造が崩れ、短期的な上昇トレンドへ移行しました。ショート目線は一旦捨て、押し目買いまたは様子見が賢明です。
  • 注意点: 本日は米感謝祭のため、NY時間のボラティリティ低下やスプレッド拡大に警戒してください。無理にトレードする必要がない日でもあります。