【2025/11/05】EUR/JPY 相場分析|ダウ理論によるトレンド転換の判定と「戻り売り」戦略

昨日のトレード結果検証

前回の戦略:

  • メイン: 押し目買い (177.35-50) または ブレイクアウト (177.75越え)
  • SL: 176.90 (ラスト押し安値割れ)
  • TP: 178.00 / 178.35

結果: 【 負け (Loss) 】

  • 詳細:
    • 昨日の市場は、東京時間早朝に一時 177.64 まで上昇しましたが、ブレイク基準の177.75には届かず失速。
    • その後、強い売り圧力が継続し、エントリーゾーン (177.35-50) での反発も見られず下落。
    • 日本時間 06:00 前後に、ダウ理論上の防衛ラインであった 176.90 を実体で割り込み、損切り (SL) となりました。
    • 反省点: ファンダメンタルズ(重要イベント前のポジション調整)による一方的な「リスクオフ(円買い)」の流れに対し、ロング目線を固定しすぎた可能性があります。177.35付近でのプライスアクション(包み足などの反転シグナル)を確認できず、そのまま下落したため、本来であれば「見送り」が賢明な局面でした。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(市場の背景)

  • 市場センチメント:
    • 昨日からの大幅下落(約1.5円幅の調整)は、日銀の金融政策決定会合議事要旨の公表(11/5)や、米国政治イベント(選挙イヤー翌年の政策不透明感など)を控えた「リスク回避の円買い」が主導しています。
  • ボラティリティ:
    • 本日は昨日の急落に対する「自律反発(Dead Cat Bounce)」が入る可能性がありますが、ファンダメンタルズ的には上値を追う材料に乏しく、戻り局面では再び売り圧力が強まることが予想されます。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:下降トレンド入り (Down Trend) / 調整局面
    • 4時間足: 上昇トレンドのラスト押し安値(177.00-177.04周辺)を明確に下抜けたことで、市場構造(Market Structure)は 「上昇」から「下降(またはレンジ拡大)」へ変化 しました。現在は、新たな安値 176.11 を形成した後、調整の戻り局面にあります。
    • 1時間足: 高値切り下げ(LH)、安値更新(LL)の完全な下降トレンドです。
  • 重要スイング & ライン:
    • ラスト戻り高値 (4H/1H): 177.64 (昨日の高値)
    • 構造変換点 (Breaker Block):176.90 – 177.00
      • かつて強力なサポートだったこの価格帯は、現在 「レジスタンス(抵抗)」 に転換しています(サポレジ転換)。
  • トレンドライン理論値:
    • 昨日の急落により、上昇トレンドラインは完全に崩壊しました。現在は、新たな「下降トレンドライン」が 177.20 付近を走っており、ここを上抜けない限り売り優勢です。
  • エリオット波動の現在地:
    • 現在、推進波(下落)の第3波、または修正A波が進行中と考えられます。短期的には下落の第1波が終了し、第2波(戻り)の形成中である可能性が高いです。
  • 流動性ゾーン:
    • 176.90 – 177.00: 昨日のロング勢の逃げ遅れや、ブレイクダウンでの戻り売りオーダーが集中しています。

(状況要約: 上昇トレンドの防衛ライン177.00が陥落しました。ダウ理論的には「トレンド転換」と見なすのが自然です。昨日のサポートだった177.00付近への「戻り」を待ち、そこからの反落を狙うのがセオリー通りの戦い方になります。)


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 昨日安値 176.11 をつけてから、176.30 – 176.50 の狭いレンジで推移しています。
    • 短期的な CHoCH(構造変化) はまだ確認できていませんが、176.60 を超えてくると、一度 177.00 を目指す「深めの戻り」が発生する可能性があります。
  • チャートパターン:
    • ベアフラッグ(弱気保ち合い) の形成を示唆しています。このフラッグを下に抜けた場合、トレンド継続でさらに安値を掘る展開になります。
  • プライスアクション:
    • 現在値(176.40付近)では方向感がありません。176.80~177.00ゾーンに到達した際、「上ヒゲの長いピンバー」「包み足(陰線)」 が出現するかどうかが焦点です。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

昨日の「構造崩壊」を受け、本日は「戻り売り」をメインシナリオとします。

【メインシナリオ:ショート (戻り売り)】

  • 狙い: サポレジ転換した 176.90 – 177.00 ゾーンへの引きつけ。このエリアは「前回の重要サポート」かつ「フィボナッチ・リトレースメント 50-61.8%」の水準と重なります。
  • エントリーゾーン: 176.85 ~ 177.05
  • 損切り (SL):177.30
    • (理由:ここを上抜けると、昨日の下落が「ダマシ」であった可能性が高まり、トレンド判定がニュートラルに戻るため)
  • 利確 (TP):
    • TP1: 176.15 (直近安値手前)
    • TP2: 175.80 (次のMajor Swing Low / 心理的節目)

【サブシナリオ:様子見 (レンジ移行)】

  • もし価格が 177.25 を明確に上抜けた場合、昨日の下落は「オーバーシュート」だったと判断します。その場合は無理にロングせず、一度様子見に徹し、177.50以上での定着を確認してから戦略を練り直します。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • 価格が 176.90 付近に到達した後、5分足で「陽線を陰線が実体で包む(包み足)」、または「三尊天井の右肩形成」を確認してショートエントリー。
  • 指値で飛び乗るのではなく、「上げ止まり」を確認すること が重要です(V字回復のリスク回避)。

まとめ

  • 相場全体: 昨日の急落により、4時間足レベルで上昇トレンドが終了しました。現在は「戻り売り」が優位な局面です。
  • 注意点: 本日11/5は日銀関連のニュースや、ロンドン時間の初動でボラティリティが高まる可能性があります。176.11を更新できずにダブルボトムを作るようなら、ショートは早めに撤退してください。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。