【2025/11/17】EURGBP 相場分析|0.8860の壁と「英国予算」後の調整シナリオ

昨日のトレード結果検証(11/14戦略)

前回の戦略:

  • メイン: 押し目買い(0.8815 – 0.8822ゾーン)。
  • TP: 0.8840
  • SL: 0.8795

結果: 【 勝利 (WIN) 】

  • エントリー: 11/14 18:00(JST)台の足で、安値 0.8820 を記録し、エントリーゾーンに到達。
  • 利確: その後、NY時間にかけて上昇し、20:00(JST)以降に高値 0.8846 をマーク。TP1(0.8840)を無事貫通しました。
  • 解説: 4時間足の上昇トレンドラインと、1時間足の過去のレジスタンスがサポート転換(ロールリバーサル)した0.8820水準が機能しました。ダウ理論的にも「安値切り上げ」が継続していたため、典型的なトレンドフォローが決まった形です。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場背景)

  • 英国:レイチェル・リーブス財務相の秋季予算(Autumn Budget)の影響
    • 2025年の秋季予算発表以降、英国の財政規律への姿勢が評価され、ポンド(GBP)には底堅さが戻りつつあります。
    • 一方で、ECB(欧州中銀)とBoE(英中銀)の金利差見通しは依然としてEURGBPの上値を重くしており、市場は「0.88後半のレジスタンス」を突破するだけのユーロ買い材料を探している状態です。
  • 影響: テクニカル的には上昇トレンドですが、ファンダメンタルズ的には「0.8860付近での売り圧力」が強く、上値追いは慎重になるべき局面です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定 (4H):上昇トレンド (Up Trend)
    • Major Swing Highs: 0.8846 (最新), 0.8842
    • Major Swing Lows: 0.8820 (最新), 0.8800
    • 判定: 直近高値を0.8846で更新し、安値も0.8820へと切り上げています。定義上は「上昇トレンド」ですが、高値更新幅がわずか(数pips)であり、**モメンタムの低下(ダイバージェンス)**が示唆されます。
  • 重要ライン (Key Levels):
    • ラスト押し安値: 0.8800(ここを割ると4時間足レベルでトレンド転換)
    • 直近サポート: 0.8820(先週金曜日の反発ポイント)
    • 週足レジスタンス: 0.8860(強力な売り壁)
  • 市場構造 (Structure):
    • 現在価格(0.8826付近)は、上昇チャネルの中間~下限付近に位置しています。
    • 1時間足では、0.8846をつけてから週末にかけて陰線が続き、調整局面に入っています。
  • 流動性 (Liquidity):
    • 上: 0.8860の上に、逆張りショート勢のストップロス(Buy Stops)が溜まっています。
    • 下: 0.8815~0.8820の下に、先週のロング勢のストップロス(Sell Stops)が溜まり始めています。

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 金曜日のNYクローズにかけて 0.8830 を割り込んで引けており、短期足では CHoCH(弱気転換) の兆候が見られます。
  • チャートパターン:
    • 1時間足レベルで「ダブルトップ」あるいは「三尊(ヘッドアンドショルダー)」の右肩形成中と見ることも可能です。
  • プライスアクション:
    • 0.8840台での上ヒゲが目立ち、買い圧力が続かなくなっています。週明け早々に0.8820を試す展開が予想されます。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

ダウ理論上は「上昇」ですが、高値更新の弱さとファンダメンタルズ(ポンドの底堅さ)を考慮し、「調整下落(レンジ回帰)」 をメインシナリオとします。無理な高値追いは禁物です。

【メインシナリオ:戻り売り / レンジブレイク (Short)】

  • 狙い: 4時間足の上昇トレンドの「調整波」または「トレンド転換」の初動を狙います。0.8840付近での上値の重さを確認し、下落を取りに行きます。
  • エントリーゾーン:
    1. 0.8835 – 0.8845 への戻りがあれば、プライスアクションを見てショート。
    2. または、0.8815(直近サポート)を明確に実体で割った後のリテスト売り(Break & Retest)。
  • 損切り (SL): 0.8865(週足レジスタンスの少し上。ここを超えたら完全に目線切り替え)
  • 利確 (TP):
    • TP1: 0.8800(ラスト押し安値・心理的節目)
    • TP2: 0.8780(より深い調整ターゲット)

【サブシナリオ:高値更新からのロング (Long)】

  • 狙い: もし0.8860の強力なレジスタンスを「大陽線」でブレイクした場合のみ、ストップ狩り(ショートカバー)に乗ります。
  • 条件: 0.8860を1時間足実体で確定ブレイクすること。
  • ターゲット: 0.8880 – 0.8900

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • ショートの場合: 0.8830 – 40 付近で、5分足の「長い上ヒゲ」や「包み足(Bearish Engulfing)」を確認。または、RSI等が買われすぎゾーンから反落するタイミング。

まとめ

  • 相場観: 4時間足は上昇トレンド中ですが、0.8860の壁が厚く、週末にかけてモメンタムが低下しています。「天井圏での保ち合い」か「調整下落」の可能性が高い週明けです。
  • 注意点: 月曜日のオープニングで窓が開く可能性があります。0.8800~0.8860のレンジと想定し、上下の壁でのプライスアクションを注視してください。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。