【2025/11/05】GBP/CHF 相場分析|ダウ理論とエリオット波動のシナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略:

  • メインシナリオ: 戻り売り(ショート)
  • エントリーゾーン: 1.0620 – 1.0645
  • 損切り (SL): 1.0680
  • 利確 (TP): 1.0580 / 1.0535

結果: 【 ノートレード(未約定) 】

昨日の価格推移において最高値は 1.05844(11/4 18:00 1H足) であり、エントリーゾーン下限の 1.0620 には到達しませんでした。

  • 市場構造の振り返り: 昨日はロンドン時間にかけて緩やかな上昇調整(Pullback)を見せましたが、買いの勢いは弱く、4時間足の下降トレンドラインどころか、直近の意識されるレジスタンス(1.0590付近)すら明確に試すことができませんでした。これは「戻り売り圧力」というよりも、「買い手の不在」を示唆しています。 無理に飛び乗らず、計画通り「引きつけて待つ」姿勢を貫いたため、無駄な損失リスクを回避できたと判断します。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)

  • BoE(英中銀)政策金利発表(明日 11/6): 市場の最大の関心事は、明日に控えたBoEの政策金利発表です。インフレ率は低下傾向にあるものの、サービスインフレの粘着性が懸念されており、市場予想は「据え置き(Hold)」と「0.25%利下げ」で割れています(僅差の投票が予想される)。この不確実性が、ポンドの上値を重くしている主要因です。
  • スイス消費者物価指数(CPI)の低下: 11/3に発表されたスイスCPIは前月比 -0.3% と予想を下回る結果となりました。本来であればCHF売り(GBP/CHF上昇)要因ですが、昨今の地政学リスクや世界的な景気減速懸念から、安全資産としてのCHF需要が底堅く、ポンドの弱さと相まって「弱い通貨同士のじり安」の展開となっています。
  • 影響: 明日の重要イベントを前に、本日は**「積極的なポジションメイクが手控えられ、流動性が低下しやすい」**状況です。突発的な動きに注意しつつ、基本はテクニカルな節目での短期決戦が推奨されます。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:下降トレンド継続中
    • 4H: 明確な高値切り下げ(LH: 1.0746 -> 1.0585 -> 1.0584)と安値更新(LL)が続いています。
    • 1H: 昨日の戻りも 1.0584 で頭を抑えられ、再度安値を試す展開。完全にベア(売り)優勢の構造です。
  • 重要スイング (Major Swings):
    • Major Swing High: 1.05844 (11/4 18:00)
    • Major Swing Low: 1.05415 (11/5 03:00)
  • ラスト戻り高値: 1.05844(この価格を上抜けない限り、目線はショート固定)
  • トレンドライン理論値: 現在価格(1.0554付近)は、10月下旬から続く下降トレンドチャネルの下限付近に位置しています。ここからチャネル上限(1.0570付近)への回帰、あるいはチャネルブレイクによる加速の分岐点です。
  • エリオット波動の現在地: 現在は推進波(第5波)の中の、さらに副次的な第3波または第5波を形成中と推測されます。1.0540付近のサポートを明確に割れると、大局的な第5波の完成(1.0500の心理的節目)を目指す動きが加速する可能性があります。
  • 流動性ゾーン:
    • 上: 1.0585(昨日の高値)の上にショートカバーのBuy Stopが溜まっています。
    • 下: 1.0540(直近安値圏)の下にロング勢のSell Stopが溜まっています。ここを狩ると走る形です。

(状況まとめ) 4時間足レベルでの下降圧力は依然として強く、戻りが入っても即座に叩かれる展開が続いています。昨日の高値(1.0584)を超えられない限り、買いを検討する余地はありません。しかし、明日のイベントを控えてボラティリティが収縮しており、1.0540 – 1.0585 の狭いレンジに移行する可能性も考慮すべきです。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造: レンジ ~ 弱含み 昨晩のニューヨーク市場以降、1.0540 – 1.0555 の極めて狭いレンジで推移しています。
  • チャートパターン: 15分足レベルで**ディセンディング・トライアングル(下降三角保ち合い)**を形成しつつあり、下限(1.0540)への圧力が強まっています。
  • プライスアクション: 直近のローソク足(5分足)では、陽線が出てもすぐに長い上ヒゲをつけて押し戻されており、買い圧力が極めて弱いことが確認できます。1.0560付近にある短期EMA群がレジスタンスとして機能しています。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

BoEを明日に控えているため、大きな値幅を狙うよりも、市場構造に従った「堅実な戻り売り」または「ブレイクアウト」を狙います。

【メインシナリオ: ショート(戻り売り & ブレイク)】

  • 狙い: 4時間足・1時間足のダウ理論(下降トレンド)に従順に、下降チャネル内での戻り売り、もしくは直近安値更新によるストップ狩りを狙います。
  • エントリーゾーン:
    1. パターンA(戻り売り): 1.0565 ~ 1.0575 (15分足レベルの戻り高値、かつ1時間足トレンドライン付近)
    2. パターンB(ブレイク): 1.0538 割れ確定後 (1.0540のサポート崩壊を確認してから)
  • 損切り (SL): 1.0590 (昨日の高値 1.0584 をわずかに上回る位置。ここを超えると短期トレンド転換の疑いがあるため)
  • 利確 (TP):
    • TP1: 1.0540(レンジ下限 / パターンAの場合)
    • TP2: 1.0515(次のMajor Swing Low目安)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

価格が 1.0560 – 1.0570 のゾーンに入ってきた際、以下のプライスアクションを確認してエントリーします:

  1. 5分足での「長い上ヒゲ」または「ピンバー」の出現。
  2. その後の陰線による安値更新(包み足なら尚良し)。 ※ 明日のイベント待ちで値動きが鈍い可能性があるため、指値で放置せず、必ず確定足を見てから判断してください。

まとめ

  • 全体感: 1.0540 – 1.0585 のレンジ内だが、ダウ理論的には圧倒的に「売り」優勢。
  • 注意点: 明日のBoE政策金利発表を控え、本日は突発的なポジション調整の動き(乱高下)に注意が必要。特にロンドンオープン(16:00-17:00 JST)のダマシに警戒してください。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。