【2025/11/26】GBPAUD 相場分析|下降トレンド(LL&LH)後の調整継続と反転シナリオ


昨日のトレード結果検証

前回の戦略: 4時間足の下降トレンド内の深めの調整からの**戻り売り(ショート)**をメインとし、レンジ上限のゾーン 2.03300 ~ 2.03450 への到達と、短期足のCHoCH(転換サイン)をトリガーとしていました。 結果: 【 負け(損切り) 】

昨日の相場は、日本時間11月25日の深夜から26日の早朝にかけて、ターゲットとしたエントリーゾーンを上抜けし、最終的に設定した損切りライン (SL: 2.03550) に到達しました(5分足で26日05:25にヒット)。

詳細な振り返り(ダウ理論・市場構造の観点)

  1. 目線の固定ミス: 4時間足はLL(安値更新)を確認し、下降トレンド目線で間違っていませんでしたが、直近高値(LH)の2.03473の更新に失敗したことを根拠にショートを狙った点に問題がありました。価格はターゲットゾーンで売り圧力に遭い反転するサインを見せず、最終的にこのラスト戻り高値を明確に上抜けてきました。
  2. 市場構造の転換: ラスト戻り高値の 2.03473 を上抜けた時点で、ダウ理論上の目線は下降トレンド継続から「レンジ」または「上昇トレンドへの転換示唆」へと切り替えるべきでした。特に、損切りライン 2.03550 がこのラスト戻り高値の外側に設定されており、この到達は4時間足での下降目線の崩壊を意味します。
  3. 教訓: エントリーゾーンは優位性の高い高値圏でしたが、ショート戦略を採用する際の**「転換トリガー(5分足でのCHoCH)」が出現する前に、価格が勢いよくゾーンをブレイクしたため、エントリー自体を見送るのが正しい判断でした。ショートを狙うのであれば、ラスト戻り高値(2.03473)の明確な防衛を確認してからにすべきであり、このラインを突破された時点で、メインシナリオは完全に破綻**しています。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)

  • 🇬🇧 イギリスの秋季予算案公表: 11月26日には英国政府による2025年度秋季予算案が公表されました。これに対し、農業やホスピタリティ業界から**「コスト増加を相殺するには不十分」との不満が噴出しており、英国経済やポンドに対する下押し圧力**となる可能性があります。
  • 🇦🇺 オーストラリアの金融政策見通し: オーストラリア関連では特段の重要な経済指標は見当たりませんでしたが、市場全体では米国の利下げ観測が高まっており、これは豪ドルを含む非ドル通貨にとって一時的な追い風になる可能性があります。
  • 影響: ポンドは国内の不満要因を抱え、豪ドルは対米ドルの相対的な強さの恩恵を受ける可能性があります。これはGBPAUDにとって下落方向(ポンド安・豪ドル高)の圧力として機能する可能性があります。指標発表後のボラティリティに注意が必要です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:下降トレンドからレンジ・調整局面への移行中
    • 直近の安値は 2.02324 を示し、前の安値(2.02572)を更新(LL)したため下降トレンドの継続示唆が出ていましたが、直近高値はラスト戻り高値 2.03473 を上抜けたため、トレンドの明確な崩壊を示唆しています。
  • 重要スイング:
    • 直近 Major Swing High: 2.03473 (2025-11-25 03:00)
    • 直近 Major Swing Low: 2.02324 (2025-11-24 15:00)
  • ラスト押し安値 / 戻り高値:
    • ラスト押し安値: N/A
    • ラスト戻り高値: 2.03473 (このラインを上抜けたため、下降目線は一旦崩壊)
  • トレンドライン理論値: Major Swing Lowsを結んだ最新時刻理論価格は 2.02715 に位置します。これは、現価格がこの下降トレンドライン**(下限)よりも上にあることを示しており、下降チャネルの上抜けまたは深い調整**を示唆しています。
  • エリオット波動の現在地: 大局(4H)では、下降第3波が完了し、現在は調整の第4波または下降第5波への再開、あるいは新たな上昇推進波の起点を探る段階です。ラスト戻り高値のブレイクは、第5波下降の可能性を低くしました。
  • 流動性ゾーン:
    • Buy Stops (上): 2.03573 (ラスト戻り高値 2.03473 のわずか上に位置し、ショート勢の損切りが溜まっていたエリア)
    • Sell Stops (下): 2.02224 (直近安値 2.02324 の下に位置し、ロング勢の損切りが溜まりやすいエリア)

4H/1H ストーリー

4時間足の大局は、直近の安値更新(LL)により下降トレンドが優勢でしたが、昨日の値動きでラスト戻り高値 2.03473 を上抜いたため、下降目線は一旦リセットされました。現在は高値と安値が切り下がっていないレンジ・調整局面に移行しています。価格は、Key Levelの2.03473と、Major Swing Lowの2.02324に挟まれた中間値 2.02899 を中心に、下降チャネルを上抜けた状態で推移しています。

1時間足で見ると、ラスト戻り高値のブレイク(BOSまたはCHoCH)により、短中期では上昇の流れが確認されています。この上昇が、4時間足の下降トレンドに対する**深い調整(B波)なのか、それともトレンド転換(上昇への1波)**なのかを見極める必要があります。次の Major Swing High 2.04358 (11/20) を上抜けるかどうかが、大きなトレンド転換の焦点となります。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造: 昨日のラスト戻り高値ブレイク(BOS)以降、15分足では**高値更新(HH)**が続いており、明確な上昇トレンドが形成されています。直近の押し安値(HL)は、2.03170 付近に位置しています。
  • チャートパターン: 現在の価格帯 2.03500 ~ 2.03800 は、過去に何度も反応が見られた優位性の高い高値圏です。ここに到達後、プライスアクションの出現を待つ必要があります。
  • プライスアクション: 直近では、Buy Stopsゾーン 2.03573 をブレイクした後、勢いは鈍化しています。このゾーンを明確に上抜けてレジスタンスからサポートへ転換するリテストの動きや、逆に強い上ヒゲで反転するサインが、短期的なエントリートリガーとなります。現在の高値圏での値動きは売り圧力利食いが混在しており、方向感を見定めにくい状態です。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

直近の**市場構造転換(ラスト戻り高値ブレイク)を最優先とし、短期的な押し目買い(ロング)**をメインシナリオとします。ただし、大局の4時間足は依然として下降優勢であった事実を考慮し、利確目標は控えめに設定します。

【メインシナリオ:ロング (押し目買い)】

  • 狙い: 4時間足のラスト戻り高値 2.03473 を上抜いたことによる短期的な目線転換と、15分足・5分足の明確な上昇トレンドへのトレンドフォローを狙います。ブレイクした2.03473 へのリテストを待ち、レジスタンスからサポートへの転換が確認された場所でエントリーします。
  • エントリーゾーン:2.03350 ~ 2.03480
    • ブレイクされたラスト戻り高値 2.03473 と、その手前のKey Level 2.03300 を含む、優位性の高いサポート転換期待ゾーン。
  • 損切り (SL):2.03050
    • 15分足の直近押し安値(HL)2.03170 の外側に設定します。ここを割ると短期の上昇構造が崩れるため、損切りとなります。
  • 利確 (TP):2.04300
    • 過去の Major Swing Highである 2.04358 の手前に設定します。これが次の Major Swing Lowになる可能性も考慮し、高値更新前の利確を優先します。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

メインシナリオ(ロング)の場合:

  1. 価格がエントリーゾーン 2.03350 ~ 2.03480 に到達する。
  2. ゾーン内、またはゾーンの最安値付近で強い反発を示すプライスアクション(下ヒゲの長いピンバー、包み足、または陽線連続)を確認する。
  3. 5分足で、直近の戻り高値を実体で上抜ける(BOS)の発生を確認し、そのリテストを待ってエントリー。(CHoCHによる転換確認ではなく、BOSによるトレンド継続確認を優先)

まとめ

本日のGBPAUDは、4時間足でのラスト戻り高値 2.03473 の上抜けにより、下降トレンドからレンジ・調整局面に移行しました。短期足は上昇トレンドを形成しているため、本日は**ブレイク後のリテストからのロング(押し目買い)**をメインシナリオとします。

  • 相場全体のまとめ: 大局の下降目線が崩れ、短期的な上昇が優勢な転換期にあります。2.03473 がレジスタンスからサポートへ転換するかどうかが焦点です。
  • 注意すべき時間帯・指標・ボラティリティ要因: 英国の秋季予算案へのネガティブな反応がポンドの重荷となる可能性があり、上値追いの勢いを削ぐ可能性があります。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。