第1章: 概要(導入部)
2025年12月31日(水)のAUDUSD(豪ドル/米ドル)について、裁量トレード×クオンツ分析の視点から戦略を立案しました。
今日の市場は中立(レンジ)バイアスが強く、特に0.6687-0.6715のレンジ攻防に注目が集まっています。
※重要: 本日は大晦日(12月31日)のため、市場参加者が少なく流動性が低下しやすい日です。突発的な価格変動やスプレッドの広がりに十分注意し、通常よりポジションサイズを落とすことを推奨します。
本記事では、以下の2つの戦略を紹介します:
- Trader A(初動型): レンジ上限ブレイクアウトを狙うトレンドフォロー戦略
- Trader B(戻り待ち型): レンジ下限(オーダーブロック)での反発を狙う堅実な逆張り戦略
それでは、詳しく見ていきましょう。
📍 市場の地図(現在地の確認)
基本情報
- 通貨ペア: AUDUSD(豪ドル/米ドル)
- 観測日: 2025-12-30(火)
- トレード日: 2025-12-31(水)
- 現在価格: 0.66922
- 4時間足トレンド: レンジ(三角持ち合い形状)
- 1時間足トレンド: レンジ
移動平均線(MA)の状況
1時間足のMA分析
- 20MA: 0.67012
- 50MA: 0.67016
- 200MA: 0.66614
- 現在価格とMA20の距離: -9.0 pips(-0.13%)
現在、移動平均線の並びはレンジ(混合)状態であり、方向感が定まっていません。
20MAは下降中の状態ですが、価格との乖離は小さく、明確なトレンドシグナルとは言えません。短期的には価格が20MAの下に位置しているため「売り優勢」に見えますが、長期的なサポートゾーン(0.6690付近)に到達しているため、反発の可能性も高い局面です。
ダウ理論によるトレンド判定
4時間足(主要トレンド)
- トレンド: レンジ
- 直近スイングハイ: 0.67126
- 直近スイングロー: 0.66922
- 判定: 高値切り下げ(0.6718→0.6712)安値切り上げ(0.6687→0.6692)の三角持ち合い・レンジ形状。
1時間足(二次トレンド)
- トレンド: レンジ
- 4時間足との整合性: 整合(Aligned)
- 判定: 1時間足も高値切り下げ・安値切り上げのレンジ相場を形成中。
結論: 4時間足・1時間足ともにレンジトレンド継続中です。レンジブレイクを待つか、レンジ内での逆張りトレードが有効な局面です。
🎯 注目する価格帯
重要レジスタンス
0.67150
- タッチ回数: 3回
- 強度: Strong
- 説明: 直近レンジ上限および1Hスイングハイ
このレジスタンスを上抜けると、Trader A(初動型)のブレイクアウト戦略が発動します。エリオット波動における「第3波(推進波)」の開始シグナルとなる可能性があります。
重要サポート
0.66920
- タッチ回数: 4回
- 強度: Strong
- 説明: 現在の価格帯。直近の安値サポートゾーンであり、SMC(スマートマネーコンセプト)における強気のオーダーブロックが存在します。
0.66870
- タッチ回数: 3回
- 強度: Strong
- 説明: 4Hスイングローの実質的な下限サポート。
このサポートゾーン(0.6687-0.6692)は、Trader B(戻り待ち型)の主要なエントリー根拠となります。ただし、ここを明確に下抜けた場合、すべてのロング戦略が無効化されます。
20MA押し目ゾーン(Trader B用)
中心価格: 0.6692(Order Block / Support)
エントリーゾーン: 0.6687 ~ 0.6695
今回は下降中のMAに対する「戻り売り」ではなく、強力なサポート帯での「押し目買い(レンジ下限買い)」を狙います。
このゾーンに価格が到達し、5分足で反発確認(ピンバー・強気エンゲルフィング)ができれば、Trader B(戻り待ち型)のエントリーチャンスです。
SMC分析において、0.6692-0.6695には「強気のオーダーブロック」が確認されており、機関投資家の買い注文が溜まっている可能性が高いエリアです。
💼 Trader A: 初動・アグレッシブ型(ブレイクアウト)
戦略概要
通貨ペア: AUDUSD
方向: ロング
狙い: エリオット波動の観点から、現在の調整(Wave 2/B)終了後のWave 3を狙う
エントリー条件
前提条件
- 4時間足の三角持ち合い(0.6687-0.6715)の上放れ待機
- エリオット波動Wave 3(推進波)への発展期待
- 0.6715レジスタンスの明確なブレイク
エントリートリガー(5分足で確認)
- 価格が0.6715を実体で上抜け、5分足で2本連続キープ
- ブレイク後の小さな押し目(0.6715付近)でのロールリバーサル確認
- 直近高値更新に伴う出来高の増加
リスク管理
- エントリー価格: 0.6718
- ストップロス(SL): 0.6698(-20 pips)
- テイクプロフィット1(TP1): 0.6763(+45 pips)
- RR比: 2.25
無効化条件
以下の条件が満たされた場合、戦略を無効化します:
- ブレイク後に再びレンジ中央値0.6700を下回った場合(ダマシ)
- 5分足で直近安値を更新し、下落トレンドが発生した場合
戦略の根拠
- トレンド根拠: 現在はレンジだが、長期足(日足・週足)の上昇圧力が残存。0.6715ブレイクでレンジ離れと判断。
- テクニカル根拠: エリオット波動の観点から、現在の調整(Wave 2/B)終了後のWave 3を狙う。
- SMC根拠: レンジ上限のLiquidity(流動性)を狩った後の走りを捕捉する。
- リスク管理根拠: RR比2.25。レンジブレイクの初動を狙うため勝率は低めでもリワードでカバーする設計。
🛡️ Trader B: 戻り待ち・コンサバティブ型(押し目買い/レンジ戦略)
戦略概要
通貨ペア: AUDUSD
方向: ロング
狙い: 1時間足のサポートおよびオーダーブロックでの反発狙い
エントリー条件
前提条件
- レンジ相場の継続を想定(0.6687サポートの信頼性)
- Bullish Order Block(0.6692-0.6695)内での価格推移
- 4Hスイングロー0.6687を背にしたリスク限定トレード
エントリートリガー(5分足で確認)
- 価格が0.6692-0.6687のサポートゾーンに到達
- 5分足で下ヒゲ、または包み足(Bullish Engulfing)の出現
- RSI等のオシレーターでの売られすぎからの反転(オプション)
リスク管理
- エントリーゾーン中心: 0.6692
- エントリーゾーン範囲: 0.6687 ~ 0.6695
- エントリー価格(目安): 0.6692
- ストップロス(SL): 0.6682(-10 pips)
- テイクプロフィット1(TP1): 0.6724(+32 pips)
- RR比: 3.2
無効化条件
以下の条件が満たされた場合、戦略を無効化します:
- 重要サポート0.6680を明確に下抜けた場合、レンジ崩壊とみなし撤退
- 反発が弱く、1時間足で実体が0.6687を下回り確定した場合
戦略の根拠
- トレンド根拠: レンジ相場の下限戦略。トレンドレスな状況を利用し、安値圏で拾う。
- MA分析根拠: MAはデッドクロス気味だが、価格と乖離しており、平均回帰(Mean Reversion)を狙いやすい。
- グランビル根拠: SMCのBullish Order Block(0.6692付近)と水平線サポートのConfluence(合流点)を活用。
- リスク管理根拠: RR比3.2。直近安値のすぐ下(-10pips)に損切りを置けるため、低リスクで高リワードが狙える。
🌟 Trader B戦略の注目ポイント
高いRR比(リスク・リワード比)
RR比 3.2 という数字は、リスク1に対してリターンが3.2ということを意味します。
つまり、レンジ内逆張りで損切り幅が極めて狭く(10pips)、負けてもダメージが少ない堅実なセットアップです。
これは非常に優れたリスク管理であり、長期的に利益を積み上げやすい戦略です。
堅実な「引きつけ」戦略
現在の相場はMAが絡み合うレンジ相場です。このような局面では、MAのクロスシグナルよりも「水平線」や「オーダーブロック(注文の集中帯)」が機能しやすくなります。
Trader Bは、0.6690付近という明確な「岩盤」を背にすることで、勝率よりも「負けたときの損失の小ささ」を優先しています。これがプロの資金管理の基本です。
📢 まとめ
今日のポイント
- 通貨ペア: AUDUSD
- 観測日: 2025-12-30
- トレード日: 2025-12-31
- 市場バイアス: 中立(レンジ)
- Trader A: 0.6718でのブレイクアウト狙い(RR比2.25)
- Trader B: 0.6692付近でのレンジ下限買い狙い(RR比3.2)
リスク管理について
この戦略は、客観的な市場分析に基づいた仮説です。
実際にトレードされる場合は、以下を必ず守ってください:
- 自己責任でトレード: 投資判断は自己責任で行ってください
- リスク管理を徹底: 資金の1-2%以内のリスクに抑える
- エントリー条件を厳守: 感情的にならず、条件が揃うまで待つ
- 無効化条件の確認: 戦略が無効化された場合は、即座にエグジット
年末の薄商いへの警戒: 本日は大晦日であり、市場参加者が減少しています。普段よりもスプレッドが拡大したり、突発的な動きが発生したりするリスクがあります。無理なトレードは控え、ポジションを持つ場合もロット数を落とすなどの対策を強く推奨します。
検証結果について
この戦略の結果は、後日この記事を更新する形で検証結果を公開します。
- Trader Aの結果: エントリーできたか?結果は?
- Trader Bの結果: エントリーできたか?結果は?
すべての結果を透明に公開します。

