昨日のトレード結果検証
前回の戦略: 強い上昇トレンド継続を背景に、1時間足ラスト押し安値 0.6515 を背にした 0.6520 ~ 0.6530 での押し目買いロング戦略(TP1: 0.6550 / SL: 0.6510)。
結果: 【 ノートレード (エントリー未到達) 】
昨日の戦略は、指定したエントリーゾーン(0.6520 ~ 0.6530)に価格が到達しなかったため、ノートレードという結果になりました。
ダウ理論・市場構造からの振り返り
このノートレードは、短期的な上昇の勢いが想定より強かったことを示しています。
- **1時間足(中期構造)**では、ラスト押し安値 0.65345 を全く割ることなく、浅い押し目から高値を更新する動き(BOS: Break of Structure)が進行しました。
- エントリーゾーンとしていた 0.6520 ~ 0.6530 は、直近の上昇波の半値押しより深い位置であり、強いトレンドが続く局面では到達しない(押し目が浅くなる)ことが多いです。
- 結果的に、価格は深い押し目をつけずに直近高値(0.65506)付近まで上昇しており、「高値更新(Higher High: HH)」の形を継続させています。
- この動きから、目線は一貫して「ロング」で正しかったものの、エントリー水準を直近スイング安値(15分足レベル)の少し上(例:0.6540付近)に修正すべきでした。エントリー条件を厳しく設定しすぎると、明確なトレンド相場での機会損失につながります。
本日の環境認識
▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)
Google検索の結果、週末(土曜日)ということもあり、AUD/USDのボラティリティに直接影響を与えるような直近の重要経済指標や要人発言は確認されていません。
- 週末の注意点: * 流動性が低下しているため、突発的なニュースや地政学的リスク(通常は土日には出にくい)には反応しづらい反面、週明けに窓開け(ギャップ)で始まるリスクがあります。
- 特に大きな材料がない場合は、チャートの市場構造(スイング構造)が最も信頼できる根拠となります。
- 来週以降の注目点:
- オーストラリアドルは、RBA(豪準備銀行)の金融政策や、主要な輸出品である資源価格動向、そして最大の貿易相手国である中国経済の動向に強く影響を受けます。
- 米ドルは、来週発表される雇用統計などの重要指標や、FRB要人発言によって金利動向が大きく変化する可能性があるため、引き続き注目が必要です。
▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)


- ダウ理論トレンド判定: 上昇トレンド継続中 – 直近で 0.65506 の高値更新(HH)を確認。
- 重要スイング:
- Major Swing High (直近): 0.65506
- Major Swing Low (直近): 0.65266
- ラスト押し安値 / 戻り高値:
- 4時間足(大局の基準):ラスト押し安値 0.65124
- 1時間足(中期波の基準):ラスト押し安値 0.65345
- トレンドライン理論値:
- 4時間足上昇トレンドライン理論値 (Low): 現在付近は 0.65289 に位置
- エリオット波動の現在地: * 週足・日足レベルの大きな下降トレンドに対する調整の第3波、もしくは第5波の最終段階にある可能性が高いです。
- 現在の 0.65506 への高値更新は、この上昇トレンドの推進力を維持していることを示唆していますが、高値が切り上がり(HH)、安値が切り上がっている(HL)の形から、推進波の最終局面に差し掛かっている可能性を念頭に置くべきです。
- 流動性ゾーン:
- 直近高値 0.65506 の上に買い方のストップ(Buy Stops)が溜まっており、0.65550 以上 のゾーンがターゲット。
- 直近安値 0.65488 の下に売り方のストップ(Sell Stops)が溜まっており、0.65438 以下 のゾーンがターゲット。
4時間足を見ると、価格は0.65124のラスト押し安値を固く守りながら、Higher High (HH: 0.65506) と Higher Low (HL: 0.65266) の波を形成する明確な上昇トレンドの最中にあります。
1時間足も同様に、ラスト押し安値 0.65345 を背にして直近高値をブレイクしており、大局と中期の方向性が「上」で完全に一致しています。価格は現在、4時間足上昇トレンドライン理論値 0.65289 のかなり上に位置しており、直近の勢いは極めて強いと言えます。このラインを背にした押し目買い戦略が依然として優位です。
▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)


- 短期市場構造:
- 1H高値 0.65500 を上抜ける BOS (ブレイク・オブ・ストラクチャー)の動きあり。このブレイクにより、短期的な目線も上方向への継続性が示されました。
- チャートパターン:
- 直近は明確なパターンを形成しているというより、高値圏でのもみ合いが見られます。ブレイク後の値固め、または流動性(ストップ)を狙った動きの準備段階と解釈できます。
- プライスアクション:
- ブレイク後の価格は、0.65500 という心理的節目であり、かつ直近スイング高値だった水準の上で推移し、そのラインをサポートとして確認しているプライスアクションが見られます。これは、ブレイクがダマシではなく本物である可能性を示唆します。
- ただし、上ヒゲの出現頻度も増えてきており、流動性ゾーン 0.65550 を試す動きに対して、上値の重さも警戒され始めています。
本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】
大局と中期(4H/1H)が完全にロングで一致しており、直近で高値ブレイク(BOS)も確認されたため、トレンドフォローのロング戦略をメインとします。週末で流動性が低い点に注意し、ターゲットを近めに設定します。
【メインシナリオ:ロング (ブレイク後の押し目買い)】
- 狙い: 直近でブレイクした 0.65500 付近を新たなサポートラインとして機能させ、次の流動性ターゲットである 0.65650 を目指します。ラスト押し安値 0.65345 が、この上昇波の最終防衛ラインとなります。
- エントリーゾーン:0.65450 ~ 0.65500
- ブレイク後の高値 0.65506 付近へのリテスト(戻り)を狙います。短期的なオーバーシュート(ストップ狩り)を警戒し、少し幅を持たせます。
- 損切り (SL):0.65330
- 1時間足の ラスト押し安値 0.65345 を明確に割り、トレンド転換(CHoCH)の予兆を示す水準の外側に設定します。
- 利確 (TP):0.65650
- 流動性ゾーン 0.65550 の少し上をターゲットとし、さらに上の Major Swing High(0.6575)への到達を見越す前に、週末リスクを考慮して利益を確定します。
【サブシナリオ:ショート (トレンド転換/CHoCH)**】
- 状況: もし価格が 0.65345 の1時間足ラスト押し安値を明確に実体で割ってきた場合。
- 狙い: トレンド転換の「CHoCH (キャラクター・チェンジ)」を確認し、目線をショートに切り替え。ターゲットは4時間足のラスト押し安値 0.65124 となります。
- エントリー: 押し安値ブレイク後の戻り(リテスト)を待ってショート。
【短期足のエントリートリガー (5m)】
価格が 0.65450 ~ 0.65500 まで下落した際、
- 5分足で下ヒゲの長いピンバーが出現するか、**強めの陽線で直前の陰線を包むプライスアクション(包み足)**を確認。
- または、レンジ下限からの明確な反発を見せ、直近の5分足スイング高値を実体で上抜けた後にエントリー。
まとめ
- 本日の相場全体のまとめ: AUD/USDは4時間足・1時間足ともに明確な上昇トレンドを継続しており、直近で高値のブレイク(BOS)も確認され、優位性はロングにあります。次のターゲットは、直近高値上に溜まった流動性ゾーン(0.65550付近)のクリアです。
- 注意すべき時間帯・指標・ボラティリティ要因: 週末の流動性低下による突発的な値動き(特にストップ狩り)に注意。明確なファンダメンタルズ要因は本日ないため、**ダウ理論上のラスト押し安値(4H: 0.65124 / 1H: 0.65345)**を絶対的な基準としてトレードに臨むこと。
- 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。
