昨日のトレード結果検証
前回の戦略: 11/28のメインシナリオは、昨日の安値(4148.40)を背にした短期押し目買い(4152.00 ~ 4155.00ゾーンからのロング)、損切りは4147.50、利確は4170.00(TP2)でした。
結果: 【 勝ち(利確 TP2)】
詳細な振り返り:
前回のトレード戦略は、ダウ理論の目線と市場構造を正確に捉えていたため、エントリーから利確(TP2: 4170.00)まで成功しました。
- エントリー: 2025年11月28日 11:20 JSTの5分足で、エントリーゾーン(4152.00 ~ 4155.00)に到達しました。これは、当時の4時間足(H4)のラスト押し安値 (4127.60)を遥かに上回る位置であり、H4が「上昇トレンド継続」の目線であったことから、押し目買い(ロング)戦略はダウ理論に完全に合致していました。
- 損切り基準: SLの4147.50は、直近のサポート(4148.40)のすぐ下に設定されており、このサポートを明確に割り込む**CHoCH (Change of Character)**が発生した場合の撤退基準として適切でした。
- 決済: 価格はエントリー後、H1・H4の短期的な高値圏(レンジ上限)を上抜け、2025年11月28日 19:40 JSTの5分足でTP2の4170.00に到達し、決済となりました。
この結果は、「上昇トレンド継続中」という大局観(4Hトレンド)を最優先し、「押し安値(4127.60)」を背にした戦略が機能したことを示しています。短期的な調整局面においても、ラスト押し安値が崩れない限り、目線は上に固定するというダウ理論の原則の有効性が証明されました。
本日の環境認識
▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)
- 重要指標・要人発言・金利動向:
- 米国の金利動向: 2025年10月のFOMCで政策金利が3.75%~4.00%に引き下げられており、市場は12月の追加利下げを9割近く織り込んでいる状況です。金利低下期待は、非利子資産である金(XAUUSD)にとって強力な追い風となります。
- 来週の米国経済指標: 来週はADP民間雇用者数や個人消費支出など、米国経済の減速を示す可能性のある重要指標が発表されます。これらの指標が弱ければ、利下げ観測がさらに強まり、ドル売り・金買いの動きが加速する可能性があります。
- それがこの通貨ペアのボラティリティや方向性に与えうる影響:
- 金価格は上昇圧力優勢: 米国の利下げ観測が強い間は、ドルの実質金利が低下するため、金価格には引き続き強い上昇圧力がかかります。
- 注意すべき時間帯: 米国市場が動意を欠いた金曜日から、週明け月曜日のアジア時間(中国PMI等)と欧州時間にかけて、金利動向に関連したポジション調整が入り、ボラティリティが高まる可能性があります。特に米国指標が集中する火曜日以降は注意が必要です。
▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)


| 分析項目 | 4時間足(大局) | 1時間足(中期) |
| ダウ理論トレンド判定 | レンジブレイク(不安定) | 上昇トレンド継続中 |
| 重要スイング (直近3点) | High: 4211.89 / 4188.08 / 4173.83 Low: 4204.54 / 4161.42 / 4148.76 | High: 4211.89 / 4188.42 / 4169.09 Low: 4204.54 / 4178.60 / 4163.78 |
| ラスト押し安値 / 戻り高値 | 4127.60 / 4188.08 | 4204.54 / 4211.89 (直近のCHoCHライン) |
| トレンドライン理論値 | 上昇TL(サポート):現在付近は 4192.54 に位置 | (省略) |
| 流動性ゾーン | 上: 4216.11 (直近高値 4211.89 の上) → Buy Stops 溜まりやすい | 下: 4200.33 (直近安値 4204.54 の下) → Sell Stops 溜まりやすい |
4Hと1Hの流れの物語:
4時間足(H4)では、直近の高値 4211.89 (HH) を形成した後、安値も 4204.54 (LL) と更新しており、**HH/LLが混在する「レンジブレイク(不安定)」**な状態にあります。しかし、この安値 4204.54 は、大局のラスト押し安値(4127.60)を遥かに上回っており、ダウ理論上の大局の目線は依然として上です。
現在の価格 4206.87 は、直近のMajor Swing High(4211.89)とMajor Swing Low(4204.54)の間に挟まれており、極めて狭いレンジでの攻防となっています。この小さなレンジをどちらにブレイクするかが、短期的な方向性を決定づけます。
1時間足(H1)を見ると、直近の安値 4204.54 が、高値更新の起点となっており、この水準を上回っている限りは「上昇トレンド継続中」と見なされます。この4204.54が短期的な「ラスト押し安値」であり、ここを割ると短期的なCHoCHが発生し、H4レベルでのレンジ下限トライ、すなわち**4200.33付近の流動性ゾーン(Sell Stops)**を狙う動きになりやすいです。
エリオット波動の現在地:
2025年10月からの大きな上昇は、推進第3波が完了し、現在は第4波の調整局面、または第5波突入直前の最終調整と見ています。この狭いレンジ(4204.54~4211.89)は、第4波の「トライアングル」や「フラット」といった複雑な調整パターンの一部である可能性が高く、どちらにブレイクしても、次の第5波で4211.89のレジスタンスを明確に上抜けてくる可能性が高いと判断します。
▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)


- 短期市場構造:
- 直近の市場構造は、高値 4211.89 (2025-11-29 02:00 JST) を起点とする下落波が、直後の安値 4204.54 を守り、反発している状況です。
- 短期的な目線が上(ロング)に切り替わるトリガー(CHoCH)は、4211.89 の高値を実体で上抜けることです。
- チャートパターン:
- 15分足・5分足では、4204.54を底、4211.89を天井とする非常に小さなボックスレンジを形成しています。
- レンジ内の高値・安値は切り上げ・切り下げのサインを出しておらず、明確なトレンド転換パターンは見られていません。
- プライスアクション:
- 29日金曜日のNY時間終盤にかけて、レンジ上限(4211.89)とレンジ下限(4204.54)の両方にヒゲでタッチする攻防が見られ、価格がこの狭いゾーンから抜け出せずにいることを示唆しています。
- 現在価格 4206.87 は、このボックスの中間値 4208.22 のすぐ下に位置しており、方向感はニュートラルです。
本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】
【メインシナリオ:レンジブレイクロング (Breakout Long)】
現在の相場は、大局(4H)が押し安値(4127.60)を守る上昇トレンドの中にあり、短期的に極小レンジを形成しているため、**レンジ上抜け(ロング)**をメインシナリオとします。
- 狙い: 4時間足の大局(上昇)に乗り、短期レンジの上限 4211.89 をブレイクすることで、上に溜まっているBuy Stops(4216.11付近)を巻き込んだ上昇を狙います。このブレイクは、エリオット波動の第5波の始まりとなる可能性があります。
- エントリーゾーン: 4212.00 ~ 4213.00
- 損切り (SL): 4204.00(直近の短期押し安値 4204.54 のすぐ下に設定。これを割ると短期のCHoCHが発生し、目線がニュートラル〜短期ショートに切り替わるため)
- 利確 (TP): 4225.00(次のMajor Swing High(4230付近)の手前、またはフィボナッチ拡張1.272/1.618付近をターゲットとします)
【サブシナリオ:短期レンジ下限割れショート】
- 条件: 短期押し安値 4204.54 を5分足の実体で明確に割り込んだ場合。
- 狙い: 短期ロング勢の**Sell Stops(4200.33)**を狙う動きに乗り、H4のトレンドライン理論値 4192.54 への調整下落を狙います。
- TP: 4195.00 付近
【短期足のエントリートリガー (5m)】
メインシナリオ(ロング)の場合:
- 4211.89 を5分足の実体で完全に上抜けるブレイクを確認します。
- ブレイク後、再度 4211.89 水準への**リテスト(引き付け)が入り、そこで強い陽線(プライスアクション)**が確定した後の反発を確認してエントリーします。ブレイク直後の飛び乗りは禁止とし、リテストを待ちます。
まとめ
- 本日のXAUUSDは、**大局の上昇トレンド(H4押し安値: 4127.60)**を背景に、短期的に 4204.54 〜 4211.89 の極小レンジに収束しています。
- メイン戦略は、ダウ理論の原則に従い、このレンジ上限 4211.89 を上抜けるブレイクアウト・ロングを狙います。エントリーは4212.00超え、SLは短期押し安値下の4204.00と、タイトなリスク管理が重要です。
- 注意すべき時間帯・指標・ボラティリティ要因: 週明けは米国指標がないため、ファンダメンタルズ的には利下げ期待による金買い圧力がジワジワと入る可能性があり、レンジブレイクのエネルギー源となりやすいです。急激な乱高下に備え、アジア・欧州時間の初動には注意が必要です。
- 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。
