2025年12月29日(月)のEURGBP(ユーロ/英ポンド)について、裁量トレード×クオンツ分析の視点から戦略を立案しました。
今日の市場は下降(Bearish)バイアスが強く、特に直近安値0.8713および20MA付近の攻防に注目が集まっています。
⚠️ 週末ギャップへの警告 本日は月曜日のため、市場オープン時の「窓開け(ギャップ)」には十分注意してください。金曜日の終値から乖離してスタートした場合、戦略の前提条件が崩れる可能性があります。
本記事では、以下の2つの戦略を紹介します:
- Trader A(初動型): 安値ブレイクアウトでのトレンド追随(ショート)
- Trader B(戻り待ち型): 20MAおよびFVGゾーンへの引きつけ戻り売り(ショート)
それでは、詳しく見ていきましょう。
📍 市場の地図(現在地の確認)
基本情報
- 通貨ペア: EURGBP(ユーロ/英ポンド)
- 観測日: 2025-12-26(金)※分析基準
- トレード日: 2025-12-29(月)
- 現在価格: 0.8720
- 4時間足トレンド: 下降トレンド(Downtrend)
- 1時間足トレンド: 下降トレンド(Downtrend)
移動平均線(MA)の状況
1時間足のMA分析
- 20MA: 0.8723
- 50MA: 0.8726
- 200MA: 0.8753
- 現在価格とMA20の距離: -3.0 pips(-0.03%)
現在、Bearish Perfect Order(パーフェクトオーダー:短期<中期<長期)が成立しており、下降トレンドが継続中です。
20MAは**下降中(falling)の状態で、価格が一時的に20MAに接近しています。これはグランビルの法則「売り②」**の典型的な戻り売りチャンスを示唆しています。
ダウ理論によるトレンド判定
4時間足(主要トレンド)
- トレンド: 下降トレンド
- 直近スイングハイ: 0.8733
- 直近スイングロー: 0.8713
- 判定: 高値切り下げ(0.8736→0.8733)と安値更新(0.8718→0.8713)が見られ、明確な下降トレンドの形状です。
1時間足(二次トレンド)
- トレンド: 下降トレンド
- 4時間足との整合性: 整合(Aligned)
- 判定: 1時間足も高値を切り下げており、4時間足の下降トレンドと整合しています。
結論: 4時間足・1時間足ともに下降トレンド継続中で、トレンドフォロー(売り)戦略が有効です。特にエリオット波動論においても、現在はWave 5(下落第5波)の開始局面である可能性が高く、さらなる下値余地があります。
🎯 注目する価格帯
重要レジスタンス
0.8733 – 0.8736
- タッチ回数: 3回
- 強度: Strong
- 説明: 直近の戻り高値であり、SMC(Smart Money Concepts)におけるBearish Order Block(売り注文の塊)が存在するエリアです。
このレジスタンスを上抜けると、下降トレンドの前提が崩れるため、すべてのショート戦略が無効化されます。
重要サポート
0.8713
- タッチ回数: 2回
- 強度: Moderate
- 説明: 直近安値であり、Wave 3の終点と見なされるポイントです。
このサポートを下抜けると、**Trader A(初動型)**のブレイクアウト戦略が発動します。ここを割ると次のターゲットである0.8700まで真空地帯となります。
20MA戻りゾーン(Trader B用)
下降トレンドの場合(戻り売り):
- 中心価格: 0.8725(1時間足20MA付近)
- エントリーゾーン: 0.8723 ~ 0.8728(±5pips)
このゾーンには、1時間足20MAだけでなく、**FVG(Fair Value Gap:価格の不均衡)**が重複しています。この「Confluence Area(根拠が重なる領域)」に価格が到達し、5分足で反落確認(上ヒゲピンバー・弱気エンゲルフィング)ができれば、**Trader B(戻り待ち型)**の絶好のエントリーチャンスです。
**グランビルの法則「売り②」**のシグナルが点灯しており、典型的な戻り売りパターンとして知られています。
💼 Trader A: 初動・アグレッシブ型(ブレイクアウト)
戦略概要
通貨ペア: EURGBP 方向: Short(売り) 狙い: 重要サポート0.8713ブレイクによるエリオット波動Wave 5の加速狙い
エントリー条件
前提条件
- 4時間足・1時間足で下降トレンド継続中であること
- Bearish Perfect Orderが維持されていること
- 月曜オープン時のギャップで0.8713を大きく下回っていないこと(大きく下回った場合は見送り)
エントリートリガー(5分足で確認)
- 直近安値0.8713を実体で下抜け、5分足で2本連続キープを確認
- または、ブレイク後のリテスト(0.8713付近)でのレジスタンス転換確認
- 勢いよくブレイクした場合は、追随エントリー(飛び乗り)も検討可
リスク管理
- エントリー価格: 0.8710(目安)
- ストップロス(SL): 0.8730(-20 pips)
- テイクプロフィット1(TP1): 0.8665(+45 pips)
- RR比: 2.25
無効化条件
以下の条件が満たされた場合、戦略を無効化します:
- 直近の戻り高値(0.8736)を上抜けた場合
- 月曜オープンで0.8730以上に大きく窓を開けて始まった場合
戦略の根拠
- テクニカル根拠: 重要サポート0.8713を下抜けることで、エリオット波動Wave 5の下落加速(Extension)が期待できます。
- SMC根拠: Bearish BOS(Break of Structure)発生後の続落を狙います。
🛡️ Trader B: 戻り待ち・コンサバティブ型(戻り売り)
戦略概要
通貨ペア: EURGBP 方向: Short(売り) 狙い: 1時間足の20MAおよびFVGへの戻りからの反落狙い
エントリー条件
前提条件
- 1時間足で下降トレンド維持
- 1時間足20MAおよびFVGエリアがレジスタンスとして機能していること
- グランビル売り②のパターン成立
エントリートリガー(5分足で確認)
- 価格が**0.8723(20MA)〜0.8728(FVG/トレンドライン)**のゾーンに到達
- 5分足で**上ヒゲ(ピンバー)または弱気エンゲルフィング(包み足)**の出現を確認
リスク管理
- エントリーゾーン中心: 0.8725
- エントリーゾーン範囲: 0.8723 ~ 0.8728
- エントリー価格(目安): 0.8725
- ストップロス(SL): 0.8737(-12 pips)
- テイクプロフィット1(TP1): 0.8685(+40 pips)
- RR比: 3.33
無効化条件
以下の条件が満たされた場合、戦略を無効化します:
- 1時間足実体で20MAおよび下降トレンドラインを明確に上抜けた場合
- 直近高値(0.8736)をブレイクした場合
戦略の根拠
- MA分析根拠: 1時間足20MA(0.8723)と未消化のFVG(0.8725-28)が重なる「Confluence Area」での反発を狙います。
- グランビル根拠: グランビルの法則「売り②」に該当し、価格がMAに回帰したところを叩く、勝率とRRのバランスが良いポイントです。
🌟 Trader B戦略の注目ポイント
高いRR比(リスク・リワード比)
RR比 3.33 という数字は、リスク1に対してリターンが3.33ということを意味します。 損切り幅がわずか12pipsに設定されており、数回の損切りを1回の利益でカバーできる高効率な戦略です。
グランビルの法則「売り②」
今回の局面は、典型的な「売り②」パターンです。
- 20MAが下降中
- 価格が一時的に20MAを上回る(あるいはタッチする)
- 再び価格が下降
このパターンは、トレンド継続中の調整局面でエントリーできるため、リスクを抑えながら大きなリターンを狙えます。
📢 まとめ
今日のポイント
- 通貨ペア: EURGBP
- 観測日: 2025-12-26
- トレード日: 2025-12-29
- 市場バイアス: 下降(Bearish)
- Trader A: 0.8710でのブレイクアウト売り狙い(RR比 2.25)
- Trader B: 0.8725付近での戻り売り狙い(RR比 3.33)
リスク管理について
この戦略は、客観的な市場分析に基づいた仮説です。 実際にトレードされる場合は、以下を必ず守ってください:
- 自己責任でトレード: 投資判断は自己責任で行ってください。
- リスク管理を徹底: 資金の1-2%以内のリスクに抑えることを推奨します。
- エントリー条件を厳守: 感情的にならず、5分足でのトリガーが揃うまで待ってください。
- 週末ギャップへの警戒: 本日は月曜日のため、オープン時の価格乖離に注意が必要です。想定外の価格で始まった場合は、一度様子を見る勇気も必要です。
検証結果について
この戦略の結果は、後日この記事を更新する形で検証結果を公開します。 すべての結果を透明に公開し、次回の分析精度向上に役立てます。
