【2025/11/11】EURUSD 相場分析|休場日の調整レンジと「1.1550」の攻防

昨日のトレード結果検証

前回の戦略:

  • メイン: 1.1550 – 1.1560ゾーンでの押し目買い(ロング)。
  • SL: 1.1530(直近安値割れ)。
  • TP: 1.1595 / 1.1625。
  • 根拠: 4時間足の上昇トレンド継続と、1時間足レベルの健全な調整。

結果: 【 保有中(含み益〜建値圏) 】

検証結果は以下の通りです。

  • エントリー: 昨日の市場では、想定通り価格が 1.1550 – 1.1560 の需要ゾーン(Demand Zone)に着地しました。特に日本時間夜間から未明にかけて、1.1550付近での下ヒゲ(Rejection)が確認されています。
  • SL/TP: 安値は 1.1550付近 でサポートされ、SL(1.1530)には到達していません。一方で、上値も重く 1.1580 付近で抑えられており、TP1(1.1595)にも未達です。
  • 振り返り: ダウ理論的に「安値切り上げ(Higher Low)」が機能している局面です。市場構造(Market Structure)は依然としてBulishですが、ボラティリティ不足により決着がついていません。本日は米国の祝日が絡むため、無理に利確を急がず、かといって損失を許容しすぎない「微調整」が必要です。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・Python解析)

  • 重要イベント: 本日は米国 「ベテランズ・デー(退役軍人の日)」 です。
    • 影響: 米国債券市場(Bond Market)は 休場 となります。株式市場は開いていますが、銀行休業により市場参加者が激減し、流動性が著しく低下 する傾向があります。
  • 注意点: 過去の統計上、こうした祝日は「偽のブレイクアウト(Fakeout)」や「極端なレンジ相場」になりやすいです。ボラティリティが枯渇するか、逆に薄い板を狙った投機的な乱高下が起きるかの二極化に注意が必要です。
  • 金利・為替: 米金利が動かないため、ドル主導の強いトレンドは発生しにくい日並びです。欧州時間の独・指標などに反応する可能性がありますが、基本は「様子見ムード」が支配的でしょう。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:上昇トレンド (Up Trend)
    • 4時間足レベルでは、Higher High (HH): 1.16xx / Higher Low (HL): 1.1535 の形成が崩れていません。
    • 現在の価格(1.1560付近)は、上昇推進波(Impulse)に対する調整波(Correction)の終点付近に位置しています。
  • 重要スイング & ラスト押し安値:
    • Major Swing Low: 1.1535 (ここを割るまでは上目線固定)
    • Major Swing High: 1.1610付近
  • トレンドライン理論値:
    • 直近の安値を結んだ上昇トレンドラインは、現在 1.1555付近 を通過しており、現在価格と合致します。
  • エリオット波動の現在地:
    • 現在は 第3波の内部、あるいは第4波の調整フェーズ と推測されます。1.1550を守りきれば、次の第5波(1.1620超え)を目指す動きが期待できますが、調整が長引く「複合修正波(W-X-Y)」の可能性も排除できません。
  • 流動性ゾーン:
    • 1.1530 の下には、短期ロング勢の損切り(Sell Stops)が溜まっています。
    • 1.1600 の上には、レンジブレイク狙いの買い注文(Buy Stops)が控えています。

(解説) 大局である4時間足は、依然として「買い」が優勢な構造です。しかし、1時間足を見ると1.1600の壁に阻まれ、高値を切り下げつつある「ディセンディング・トライアングル」のような形状にも見えます。1.1550は「最後の砦」であり、ここでのプライスアクションが今後の運命を分けます。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:レンジ (Consolidation)
    • 1.1550 – 1.1580 の狭いレンジ内で推移しています。明確な CHoCH (Change of Character) は発生していませんが、1.1550を強く下抜けると短期的な下落トレンド入りを示唆します。
  • チャートパターン:
    • 5分足レベルでは、安値圏での 「ダブルボトム」「包み足」 が散見されますが、追随する買いボリュームが不足しています。
  • プライスアクション:
    • 1.1550にタッチするとヒゲを出して反発する動きが何度も確認できています。これは大口(Smart Money)がこの価格帯を意識している証拠ですが、同時に「買い圧力が弱い」ことも示唆しています。

(解説) 短期足は「迷い」の中にあります。祝日の低流動性の中では、突発的な動きで上下のストップを狩りに行く「ストップハント」が発生しやすいため、きれいなチャートパターンが出るまでは手を出さないのが賢明です。


本日のトレード戦略【自信度:★★☆☆☆】

本日は米国債券市場休場のため、「無理にトレードしない」 ことが最良の戦略となる可能性があります。トレードする場合は、ロットを落とし、レンジ逆張りを基本とします。

【メインシナリオ:レンジ継続・押し目買い (Long)】

  • 狙い: 4時間足のトレンドフォロー。流動性が低い中での「安値拾い」に徹します。1.1550を背にした反発狙いです。
  • エントリーゾーン:1.1550 – 1.1555
    • すでにポジションを持っている場合は 継続保有
    • 新規の場合は、5分足で明確な反転サイン(長い下ヒゲピンバーなど)を確認後。
  • 損切り (SL):1.1525
    • ラスト押し安値(1.1535)の少し下、かつノイズを考慮した位置。ここを割られたら市場構造崩壊とみなし即撤退。
  • 利確 (TP):1.1580 – 1.1590
    • 本日は1.1600ブレイクを期待せず、レンジ上限で手堅く利食います。

【サブシナリオ:様子見 (No Trade)】

  • 条件: 東京・欧州時間を通じて値幅が20pips以内の場合、または1.1550をダラダラと割り込んでいく場合。
  • 理由: 低流動性相場でのブレイクアウトは「ダマシ」になりやすく、エネルギーの無駄遣いになるため。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • Bullish Engulfing (強気の包み足): 1.1550ゾーン到達後、陰線を陽線が実体で包み込む形が出たらエントリー。
  • Sweep Entry: 一瞬だけ1.1545あたりまで急落し、すぐにV字回復して1.1555以上に戻ってきた場合(ストップ狩りの確認)は、好機と捉えます。

まとめ

  • 全体: 4時間足は上昇トレンド維持ですが、勢いは低下中。1.1550のサポートが機能するかが焦点です。
  • 注意: ベテランズ・デー(米国債券市場休場) のため、NY時間の値動きには期待できません。欧州時間(16:00-19:00)に動きがなければ、本日は「ノートレード」でも立派な戦略です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。