【2025/11/18】(AUD/USD) 相場分析|0.6510の構造崩壊と主要サポート攻防のシナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略:

  • メイン: 上昇トレンドフォロー。0.6525~0.6530付近での押し目買い。TP 0.6550。SL 0.6510(ラスト押し安値割れ)。
  • サブ: 0.6550レジスタンス到達時の反転ショート。

結果: 【 負け (SL Hit) 】

  • 振り返り: 昨日の相場は、アジア時間序盤に0.6533の高値をつけた後、一方的な下落展開となりました。 戦略としていた「0.6525付近の押し目」で一時的な反応は見られましたが、買い圧力は続かず、午後(欧州時間序盤)にはラスト押し安値である 0.6510 を明確に実体でブレイク。そのまま SL が執行されました。 反省点: 1時間足レベルで高値を切り下げる動き(Lower High)が確定した時点で、目線を「押し目買い」から「構造崩壊警戒」へシフトすべきでした。特に0.6510割れの瞬間、ダウ理論上の上昇トレンドは否定され、市場構造はショート優勢(Bearish)に転換しています。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場センチメント)

  • RBA(豪中銀)のスタンス: 先日の会合でRBAは政策金利を 3.60% に据え置きましたが、インフレの高止まり(直近データで3.8%付近への上昇懸念)によりタカ派的な姿勢を崩していません。これが下値でのAUDの一定の支えとなっています。
  • 市場の焦点: 米国のインフレ指標待ちの状況ですが、直近のリスクオフムード(株安・金利上昇)が豪ドル売りの主因です。
  • ボラティリティ要因: 本日は大きな重要指標の発表予定は薄いものの、0.6480 という月間最安値水準での攻防となるため、テクニカル的なストップ狩り(Stop Hunt)による急変動に注意が必要です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:
    • 4時間足: レンジ(弱含み)。0.6480 ~ 0.6550 のレンジ下限に到達。
    • 1時間足: 下降トレンド入り。昨日の下落により、ラスト押し安値(LSL: 0.6510)を割り込み、安値更新(LL)を確定させました。
  • 重要スイング:
    • Major High: 0.6550(11/14高値)
    • Breakdown Level: 0.6510(かつてのサポート、現在は強力なレジスタンス候補)
    • Current Major Support: 0.6483(11/6の安値・および本日の暫定安値)
  • トレンドライン理論値: 直近の高値を結ぶ下降トレンドラインは、現在 0.6515~0.6520 付近を推移しており、価格を上から抑え込んでいます。
  • エリオット波動の現在地: 現在は 修正波(または推進波の第3波) の真っ只中と推測されます。0.6550からの下落波動が強く、もしここから0.6480を明確に割れるなら、C波または3波の延長として 0.6450 を目指す展開が濃厚です。
  • 流動性ゾーン:
    • 上: 0.6510 ~ 0.6515(ブレイクダウン起点への戻り売りオーダーが溜まる)
    • 下: 0.6480直下(ここを背にしているロング勢の損切り[Sell Stops]が大量に溜まっているエリア)

解説: 「4時間足では、11月上旬から続く 0.6480 – 0.6550 のレンジ下限という『崖っぷち』に立たされています。昨日の下落で1時間足は完全に下を向きましたが、0.6483 という過去に何度も反発した強固な岩盤(サポート)の上に現在着地しています。ここを『ブレイクするか、反発するか』が本日の最大の焦点です。」


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造: 現在、0.6483 で下げ止まり、微弱な反発を見せていますが、直近の戻り高値(0.6495付近)すら越えられておらず、売り圧力が継続しています。
  • チャートパターン: 5分足では底値圏での アセンディングトライアングル(弱気) か、あるいは ダブルボトム 形成の予兆が見られます。
  • プライスアクション: 0.6483へのタッチ時に長い下ヒゲが出ていないため、まだ買いの強さは確認できません。「包み足」や「極端な下ヒゲ」が出るまでは、安易な逆張りロングは危険です。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

昨日のサポート割れ(0.6510)を重く受け止め、基本は「戻り売り」を狙いますが、現在価格が強力なサポート(0.6480)上にあるため、突っ込み売りは厳禁です。

【メインシナリオ:Short (Return to Move)】

  • 狙い: 昨日のブレイクポイント(0.6510)への「裏タッチ(ロールリバーサル)」を確認してからの戻り売り。
  • エントリーゾーン:0.6505 ~ 0.6515
    • 今の位置から一度自律反発し、トレンドラインや旧サポートに頭を抑えられる動きを待ちます。
  • 損切り (SL): 0.6530(戻り高値を明確に越え、再びレンジ内部に戻ってしまった場合)
  • 利確 (TP):
    • TP1: 0.6485(レンジ下限再到達)
    • TP2: 0.6450(0.6480ブレイク後の次の主要節目)

【サブシナリオ:Long (Liquidity Grab / Fakeout)】

  • 狙い: 0.6480を一瞬だけ下抜け、ストップを巻き込んでからV字で戻ってくる「ダマシ(Spring)」が発生した場合のみ、逆張りロング。
  • エントリー条件: 5分足で0.6480以下に突っ込んだ後、即座に陽線で0.6485以上へ復帰し、実体で確定すること。
  • 損切り (SL): 0.6470(ヒゲの安値直下)
  • 利確 (TP): 0.6510(レジスタンスまで)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • ショートの場合: 0.6510付近まで上昇後、5分足で「上ヒゲピンバー」または「陰線の包み足」が出現し、直前の陽線安値を割った瞬間にエントリー。
  • 様子見: 0.6480 ~ 0.6500 の間は、方向感が定まらない「真空地帯」になりやすいため、無理に手を出さず、上下どちらかのラインに引きつけます。

まとめ

  • 相場全体: 11月のレンジ下限(0.6480)での正念場です。1時間足以下のトレンドは「下」ですが、場所が「強力なサポート」であるため、**「戻りを待って売る」か「ダマシを確認して買う」**の徹底が必要です。中途半端な位置でのショートは踏み上げられるリスクがあります。
  • 注意点: 欧州・NY時間のオープン前後に、0.6480を試す動きが出やすいです。ボラティリティの拡大に警戒してください。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。