【2025/11/18】GBP/CHF 相場分析|下降トレンド継続と転換を巡る攻防シナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略: 4時間足の下降トレンド継続を最優先し、レジスタンスゾーン1.0435 ~ 1.0450からの反発ショートを狙う。損切り(SL)は1.0460、利確(TP)は1.0400。エントリートリガーとして5分足のCHoCHを待つ。

結果: 【 負け(損切り SL) 】 決済価格: 1.0460 決済時刻: 2025/11/17 20:00

前日の戦略は、損切りとなりました。エントリーゾーン(1.0435〜1.0450)に到達後、価格は上抜け、設定した損切りライン1.0460に到達しています。

ダウ理論の観点から見ると、4時間足のラスト戻り高値1.0505はまだ守られていたものの、1時間足(H1)以下の時間軸では、直近の高値1.0467(H4 Major Swing High)へ向かう強い上昇の勢いが出ていました。

  • 敗因分析: 4時間足の下降目線に固執しすぎた結果、短期足の強い戻しの上昇波の勢いを軽視したことが敗因です。エントリーゾーンとして設定した1.0435 ~ 1.0450は、短期的なレジスタンスとしては機能したものの、それをブレイク(BOS)する可能性を考慮し、エントリートリガーとして設定していた「5分足のCHoCH」を待つ厳格なルール遵守ができていれば、トレードを回避できた可能性があります。損切り1.0460は、直近高値1.0467の手前に位置しており、価格は最終的にこの高値を試す動きとなったため、短期的な流動性(Buy Stops)の溜まり場に巻き込まれたと言えます。
  • 教訓: 4時間足が下降トレンドでも、そのトレンドライン理論値1.0493までの調整の上昇は十分に起こりえます。短期足の市場構造(特に5分足 CHoCH)の転換を確認するまで、安易に大局に逆らわないことが重要でした。目線をショートに固定するにしても、最低でも直近高値1.0467付近で、上ヒゲ包み足といった明確な反転プライスアクションを待つべきでした。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)

  • スイス中銀(SNB)の金利動向: スイスの政策金利は0.00%付近で推移しており(直近の記録は0.00%)、当面は金利差によるCHF売り(GBP買い)が継続しにくい状況です。また、2025年12月11日にSNBの金利決定が控えており、それまではSNBによる市場介入や要人発言がない限り、CHFは「有事のフラン買い」というリスクオフの性質が強調されやすい地合いにあります。
  • ポンド(GBP)のボラティリティ要因: 直近の重要指標として、本日11/18に英国からの注目すべき指標は見当たりません。ポンドは、引き続きEUとの通商交渉国内のインフレ・雇用統計といった内部要因、またはドル(USD)の動向に左右されやすい状況です。
  • 総合的な影響: ファンダメンタルズ的には、大きな方向性を決定づける材料は乏しいため、本日はテクニカル(市場構造)主導の展開となる可能性が高いです。ただし、スイスフランは地政学リスクに敏感なため、突発的なニュースには注意が必要です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:下降トレンド継続中 (LH/LL 更新)
    • 直近のMajor Swingでは、高値1.0505から安値1.0427を形成後、高値1.0467(LH)を付け、さらに安値1.0418(LL)を更新しています(LH/LLの並び)。ただし、この1.0418は、直前の安値1.0427をわずかに更新した浅いLLであり、下降の勢いは鈍化しています。
  • 重要スイング:
    • Major Swing High: 1.0505 @ 2025/11/13 03:00
    • Major Swing Low: 1.0418 @ 2025/11/17 11:00
    • 直近の高値:1.0467 @ 2025/11/17 07:00
  • ラスト押し安値 / 戻り高値:
    • ラスト押し安値: N/A (下降トレンド中のため)
    • ラスト戻り高値: 1.0505(この高値を上抜けて実体が確定すれば、4時間足の下降トレンドは崩壊し、目線がフラットになります)
  • トレンドライン理論値:
    • 現在価格1.0478は、下降トレンドライン理論値1.0493非常に接近しています。これは、現在の上昇が下降トレンド内の戻しの終点に近づいていることを示唆します。
  • エリオット波動の現在地:
    • Major Swing High 1.0505からの下降を推進1波と見なすと、現在の価格上昇(1.0418からの上昇)は調整の2波の最終局面、または転換の推進1波の可能性があり、この下降トレンドライン理論値1.0493とラスト戻り高値1.0505の間で、次の方向性が決まる重要な局面にいます。
  • 流動性ゾーン:
    • 直近高値1.0467の上には、昨日のショート勢の損切りや、短期的なBuy Stopsが溜まりやすいエリア(1.0467 ~ 1.0477)が存在します。価格が現在1.0478付近にあることから、すでにこの流動性を刈り取っている(ストップ狩り)状況にあると言えます。次に目指すのは、下降トレンドライン理論値1.0493付近、またはラスト戻り高値1.0505の上にある大きな流動性です。

4時間足では、ラスト戻り高値1.0505を崩さない限り、基本的には下降トレンドが優勢です。しかし、価格はすでに直近高値1.0467付近の流動性ゾーンを上抜けており、下降トレンドライン理論値1.0493へ向かう強い調整の上昇が進行中です。この1.0493付近でのプライスアクションが、トレンド継続(3波への移行)か、トレンド転換(ラスト戻り高値ブレイク)の鍵を握る「物語のクライマックス」ゾーンとなります。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 昨日の安値1.0418からの上昇は、短期的に明確な上昇構造HH/HL)を形成しています。直近の15分足では、高値を1.0479まで更新(BOS)しており、目線はロング優勢です。
  • チャートパターン:
    • 1.0478付近は、先述のH4下降トレンドライン理論値1.0493を前にした重要なレジスタンスゾーンです。このエリアで、価格が勢いを失い、ダブルトップ三尊といった反転パターンを形成し始めるかが焦点となります。
  • プライスアクション:
    • 現在価格1.0478は、直近高値1.0467のBuy Stopsを刈り取った後に位置しています。この付近で上ヒゲが連続したり、包み足(ベアリッシュ・エンガルフィング)が出現した場合、短期のロング勢の利確と新規ショート勢による反発圧力が強いと判断できます。

現在の状況は、4時間足の下降トレンド内の強い戻しが、下降トレンド継続の最終防衛ライン(1.0493〜1.0505)に接近している局面です。短期足はロング優勢ですが、大局のレジスタンスを目前にしており、このままブレイクするか、反転して大局の下降に戻るかの分岐点に立たされています。


本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

本日最も優先すべきは、4時間足の下降トレンドライン理論値1.0493付近での反応を見極めることです。短期的な勢いはロングですが、大局の壁は強固です。

【メインシナリオ:ショート(下降トレンド継続狙い)】

  • 狙い: 4時間足の下降トレンドライン理論値1.0493ラスト戻り高値1.0505に挟まれた、大局的な強力なレジスタンスゾーンからの反発ショートを狙います。このゾーンで価格が反転すれば、エリオット波動の推進3波が再開する可能性が高まります。
  • エントリーゾーン:1.0490 ~ 1.0500
    • 根拠: H4下降トレンドライン理論値1.0493とキリ番1.0500が重なるゾーン。短期的なロング勢の勢いが尽き、大局の売り圧力が再燃しやすいエリアです。
  • 損切り (SL):1.0510
    • 根拠: 4時間足のラスト戻り高値1.0505を明確に上抜けた水準。このSLがヒットした場合、4時間足の下降トレンドは崩壊(目線フラット)と判断し、シナリオを撤回します。
  • 利確 (TP):1.0430
    • 根拠: 直近の安値1.0418の直上にあるMajor Swing Lowの信頼できるレベル1.0427付近。短期的な利益確定ポイントとします。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

価格がエントリーゾーン1.0490 ~ 1.0500へ到達するのを待ちます。

  1. 同ゾーン内で、5分足・15分足の高値更新の勢いが失速し、上ヒゲを伴う反転のプライスアクション(ピンバー、包み足)を確認する。
  2. 5分足で、直近の小さな押し安値を割り込む m5 CHoCH (Change of Character) が発生し、下降への構造転換が確認されたらエントリー。

【代替シナリオ:ロング(下降トレンド崩壊後の転換狙い)】

  • 狙い: 4時間足のラスト戻り高値1.0505実体で上抜けることで、下降トレンドの崩壊(CHoCH)が確認された後の、転換初動のロングを狙います。
  • エントリー: 1.0515(ラスト戻り高値1.0505の実体ブレイクを確認後、リテストを待ってのエントリーが理想)
  • 損切り (SL): 1.0485(ブレイクを確定させた直近の押し安値の外側)
  • 利確 (TP): 1.0550(Major Swing High 1.0553付近のキリ番)

まとめ

  • 本日のGBP/CHFは、4時間足の下降トレンドが、調整の上昇によってラスト戻り高値1.0505最終防衛ラインに迫る重要な局面にいます。
  • メイン戦略は、大局の下降トレンド継続を最優先し、1.0490 ~ 1.0500の強力なレジスタンスゾーンからの反発ショートです。このエリアでの短期足のCHoCHをエントリートリガーとします。
  • 短期足では現在ロング優勢であるため、ショートを仕掛ける際は明確な反転シグナルを待つことが不可欠です。勢いよく1.0505を上抜けた場合は、目線転換と見なし、ロングへ切り替えます。
  • 注意すべき時間帯・ボラティリティ要因: 本日特に目立った経済指標はありませんが、週末明けのアジア時間の動きや、ロンドン時間の初動で一気にトレンドラインを試す動きに注意してください。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。