【2025/11/28】AUDUSD 相場分析|上昇トレンド継続と「魔の金曜日」の攻防

昨日のトレード結果検証

前回の戦略 (11/27): > 狙い:構造転換 (CHoCH) 後の第3波狙い。

エントリー:0.6495 ~ 0.6505 (戻り高値 + 心理的節目)

SL:0.6475 / TP:0.6530

結果: 【 ノートレード (指値未到達) 】

詳細振り返り (Python Backtest Result):

  • 市場の事実: 11/27(木)は米国の感謝祭(Thanksgiving)により、市場参加者が極端に少なく、ボラティリティが低下しました。
  • 価格推移: データを確認すると、11/27の安値は 0.6515 (15分足ベース) 付近で下げ止まっており、エントリーゾーンである 0.6505 にはわずかに届きませんでした。
  • 構造的視点: 4時間足レベルでの「押し目」を待ちましたが、買い圧力が強く(あるいは売り手が不在で)、浅い調整のまま高値を更新する 「タイムコレクション(時間調整)」 の形となりました。無理に高値を追わなかった判断は規律として正解ですが、非常に浅い押し目で上昇していく「強いトレンド」の初動を見送る形となりました。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(ブラックフライデーの警戒)

  • 状況: 米国は 感謝祭翌日(ブラックフライデー) であり、株式・債券市場は短縮取引となります。多くの機関投資家が連休を取るため、流動性が極めて低い状態が続きます。
  • リスク: 流動性が低い中での「ロンドンフィキシング(深夜1時)」や突発的な大口注文による 「フラッシュ・スパイク(瞬間的な急変動)」 に警戒が必要です。テクニカルが効きやすい反面、ヒゲで狩られるリスクも高まります。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:上昇トレンド (Up Trend)
    • 判定根拠: 明確な高値更新 (HH) と安値切り上げ (HL) が継続しています。
    • 現在地: エリオット波動の観点では、日足レベルの修正波が終了し、新たな 推進波 (第3波) の内部波動 が進行中と推測されます。勢いが強く、深い押し目を作らずに上昇しています。
  • 重要スイング (Python解析):
    • 直近高値 (Major HH): 0.6542 (11/28 早朝)
    • 直近押し安値 (Major HL): 0.6466 (11/26) → ここが中期的なトレンドの防波堤です。
  • ラスト押し安値 (1H):0.6515
    • 昨日の浅い押し安値です。ここを割らない限り、1時間足レベルでも「上目線」固定です。
  • トレンドライン理論値:
    • 11/26の安値を起点とした急角度の上昇トレンドラインは、現在価格のすぐ下 0.6525 付近を推移しており、サポートとして機能しています。
  • 流動性ゾーン:
    • 上: 0.6550 (心理的節目) および 0.6575 (前回Major Swing High) 付近にショートカバー(損切り買い)が溜まっています。
    • 下: 0.6510 – 0.6500 のゾーンには、昨日押し目買いを逃した勢力の「指値」と、早まってロングした勢力の「建値ストップ」が混在しています。

(相場観の要約) 4時間足・1時間足ともに完全な「強気」シグナルが点灯しています。昨日の感謝祭で商いが薄い中でも価格を維持・上昇させたことは、地合いの強さを示唆しています。ただし、本日はブラックフライデーで参加者が少ないため、0.6550 などの節目タッチ後の「利確による急落」には注意が必要です。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:レンジ気味の上昇
    • 深夜から早朝にかけて、0.6530 ~ 0.6540 の狭いレンジで推移しています。
    • 直近の高値 0.6542 を更新すれば、BOS(構造継続)となり、さらなる上昇が見込めます。
  • プライスアクション:
    • 下位足では、陰線が出てもすぐに下ヒゲをつけて買われる展開が続いており、0.6530 付近の底堅さが確認できます。
    • しかし、RSIなどのオシレーターは過熱感を示唆しており、一度「深めの調整(Liquidity Sweep)」が入ってからの方が、新規の買いは入りやすい形状です。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

※注意: 本日は薄商いのため、通常よりロットを落とし、スプレッド拡大に注意してください。

【メインシナリオ:Long(浅い押し目買い & ブレイクフォロー)】

  • 狙い: 強いトレンド継続を背景に、1時間足ラスト押し安値 (0.6515) を背にしたロング戦略。昨日の「買えなかった」待機勢力が 0.6525 付近で反応することを見込みます。
  • エントリーゾーン:0.6520 ~ 0.6530
    • 現在の上昇トレンドラインと、昨日の小幅なレンジ上限が重なるエリアです。
  • 損切り (SL):0.6510
    • 昨日の日中安値(0.6515)を明確に実体で割った場合に撤退。リスクリワードを確保するため、タイトに設定します。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 0.6550 (心理的節目)
    • TP2: 0.6575 (日足レベルの戻り高値)

【サブシナリオ:Short(高値掴み狩り)】

  • 状況: もし 0.6550 を一瞬上抜けた後、急速にヒゲをつけて戻し、5分足で逆三尊崩れなどの反転パターン が出た場合。
  • 狙い: 薄商いの中での「ストップ狩り」のみを狙った逆張り。あくまで短期。
  • TP: 0.6530 (レンジ回帰)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

価格が 0.6525 付近まで下落した際、

  1. 5分足で陰線の勢いが弱まる(実体が短くなる)。
  2. 直前の陰線を陽線が包む(包み足) or 長い下ヒゲを確認。
  3. 上記確認後、成行または次の足の始値でエントリー。

まとめ

  • 全体観: ダウ理論的に「買い」一択の状況ですが、感謝祭・ブラックフライデーによる「薄商い」が最大のリスク要因です。
  • 注意点: 突然の急騰・急落(ノイズ)が発生しやすいため、指値注文よりも、チャートに張り付いてプライスアクションを見てからのエントリーを推奨します。無理にトレードする必要がない日であることも忘れないでください。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。