昨日のトレード結果検証
前回の戦略:
- 狙い: 181.10 – 181.20 ゾーンでの押し目買い(Dip Buy)
- 損切り (SL): 180.95
結果: 【 負け (SLヒット) 】
詳細な振り返り: 昨日の市場では戦略が機能する前に「深い押し」が発生しました。
- 昨日の欧州時間序盤(14:25 JST頃)、価格は一時 180.85 まで急落し、設定していた損切りライン(180.95)を約10pips割り込みました。
- しかし、その直後にV字回復を見せ、現在は 181.26 付近まで戻しています。
- 分析: これは典型的な 「流動性狩り(Stop Hunt)」 の動きでした。大衆のストップロス(180.95-181.00)を巻き取ってから本来のトレンド方向(上)へ回帰しています。方向感は合っていましたが、感謝祭シーズン特有の薄い商いの中、ノイズに狩られる形となりました。この「180.85」は新たな暫定スイング安値として機能します。
本日の環境認識
▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場カレンダー)
本日は日米ともに重要な材料があり、ボラティリティに最大限の警戒が必要です。
- 東京消費者物価指数 (Tokyo CPI) – 8:30発表:
- 本日朝8:30に発表される11月の東京CPIは、全国指数の先行指標として極めて重要です。市場予想は 前年同月比+2.7% 前後ですが、もしこれが 2.8%以上 となれば、「日銀の12月利上げ観測」が一気に高まり、急激な円高(クロス円急落) を招くリスクがあります。
- ブラックフライデー(米国短縮取引):
- 昨日の感謝祭に続き、本日の米国市場は短縮取引です。市場参加者が少なく 「流動性が枯渇」 しやすいため、突発的なニュースで値が飛びやすく、テクニカルが効きにくい時間帯が発生する可能性があります。
- 月末フロー:
- 11月最終営業日(実質)のため、ロンドンフィキシング(25:00)に向けてリバランスのフローが出やすく、不規則な値動きに注意が必要です。
▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)


- ダウ理論トレンド判定:上昇トレンド (Up Trend) 継続中
- 昨日の下落(180.85)は、前回のMajor Swing Low(180.50付近)を割っていないため、大局のダウ理論は崩れていません。現在は「深い押し目からの回復局面」です。
- 重要スイング:
- Major Swing High: 181.43 (直近高値)
- Last Swing Low: 180.85 (昨日の安値・ここを割ると短期トレンド転換)
- トレンドライン理論値:
- 安値を結ぶ上昇トレンドラインは現在 181.05 付近を推移しており、現在の価格(181.26)はその上に位置しています。
- エリオット波動の現在地:
- 現在は上昇第3波、または第5波に向けた調整(第4波)の終了局面に見えます。180.85での反発が「修正波の完了」であれば、次は181.43を超えて 181.65 を目指す推進波が始まります。
- 流動性ゾーン:
- 上: 181.30 – 181.45 には売り手のストップロスが溜まっています。ここを抜けるとショートカバーで加速しやすい構造です。
- 下: 180.85 を割ると、180.50までの真空地帯となり、ロング勢の投げ売りが連鎖します。
▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)


- 短期市場構造:Range / Consolidation
- 180.85 で底打ちした後、価格は 181.00 – 181.30 のレンジを形成しています。
- 直近では 181.26 付近の高値圏に張り付いており、181.30 を明確に実体でブレイクできるかが焦点です。
- プライスアクション:
- 昨日の「180.85」での下ヒゲ反発が強力なサポートを示唆しています。
- 5分足レベルでは、移動平均線(EMA)がゴールデンクロス気味に推移しており、買い圧力がじわりと強まっています。
本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】
最重要: 朝8:30のCPI発表直後の乱高下は**「見送り」**推奨です。初動のダマシに巻き込まれないよう、発表から15分以上経過して方向感が定まってからエントリーを検討します。
【メインシナリオ:CPI通過後の押し目買い (Long)】
- 狙い:
- CPIの結果が無難(または予想下振れ)で円高圧力が弱まった場合、テクニカル通りの上昇トレンド回帰を狙います。
- 昨日の安値(180.85)による「ストップ狩り完了」を根拠に、181.43ブレイクを期待。
- エントリー条件:
- CPI発表後、価格が 181.00 – 181.15 付近まで押してから、15分足で下ヒゲ陽線などを形成して反発した場合。
- または、181.30 を明確に実体で上抜け、そのリテストを確認した場合。
- エントリーゾーン: 181.05 ~ 181.15 (深い押し待ち)
- 損切り (SL): 180.80 (昨日の最安値 180.85 のわずか下)
- 利確 (TP):
- TP1: 181.40 (直近高値圏)
- TP2: 181.65 (4Hチャネル上限ターゲット)
【サブシナリオ:CPIショックでの急落 (Short)】
- 狙い:
- もしCPIが 2.8%以上 と強く出た場合、日銀利上げ織り込みで円が買われます。この場合、180.85をブレイクする可能性が高まります。
- エントリートリガー:
- 180.85 を明確に下抜けた後、戻り(リテスト)が入って 180.90 付近でレジスタンスされたのを確認してショート。
まとめ
- 本日は 8:30の東京CPI が全てを握っています。テクニカル的には「上昇トレンド中の押し目完了」に見えますが、ファンダメンタルズの一撃で崩れるリスクがある局面です。
- 昨日の180.85への急落は「必要な調整(ガス抜き)」だった可能性が高く、このラインを死守できれば上昇余地は大きいと見ています。
- 注意: 本日は週末かつ月末です。ロンドン・NY時間には手仕舞いのフローが出やすいため、利益が出たら早めに確保(逃げ切り)することを強く推奨します。
- 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。
