昨日のトレード結果検証
前回の戦略: 4時間足の下降トレンドライン理論値 2.03099 付近のレジスタンスと、短期足の下降へのCHoCHを根拠とし、2.02950 ~ 2.03100 ゾーンからのショートを狙う。損切り(SL)は 2.03250、利確(TP)は 2.01600。
結果: 【 負け (損切り SL) 】
2.02950 付近でのエントリーを仮定した場合、価格は24日夜にかけて上昇し、2.03179(1H足 18:00)まで到達した後、さらに2.03230(15M足 22:30)の高値を付け、SL 2.03250 に非常に接近する動きを見せました。最終的に、翌25日のアジア時間午前3時には高値 2.03306 をつけ、SLを明確に上抜け損切りが確定しました。
ショート戦略の根拠とした「下降トレンドライン理論値 2.03099」は意識されたものの、短期的な買い圧力が優勢となり、直近の戻り高値やトレンドラインの外側まで調整が深まる結果となりました。この結果は、4時間足での下降トレンドの勢いが一時的に弱まり、レンジ/調整局面へと移行していたことを示唆します。
市場構造の観点では、1時間足で直近の安値2.02610を更新できず、高値側への調整が先行しました。この時点で、下降トレンドの目線を一旦リセットし、ラスト戻り高値 2.03473(Python解析による)を明確に上抜けるまではレンジとして捉える、または、より確実な**CHoCH(市場構造の転換)**を待つべきでした。短期足でのCHoCH(下降)のみを根拠にせず、4時間足の構造がレンジに移行する可能性を強く考慮し、エントリーゾーンをより上位(2.03200以上)に設定するか、SLを広げる慎重さが必要でした。
本日の環境認識
▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)
- 英国(GBP)金利据え置き: 英国イングランド銀行(BOE)は11月6日に政策金利を4%に据え置くと発表しており、金利据え置きは2会合連続です。また、今後金利引き下げの観測(4.5%への引き下げ報道)も出ており、ポンドにとって潜在的な重しとなる可能性があります。
- 豪州(AUD)金利据え置き: 豪州準備銀行(RBA)は11月3日から4日の理事会で、政策金利を3.60%に据え置くことを決定しました。9月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで利下げ期待が後退しており、豪ドルにとって中立~やや追い風の状況です。
- 影響: 両国の金利が据え置かれているため、当面は金利差による大きな変動要因は少ないと見られますが、ポンドの利下げ観測が先行しているため、材料が出ればGBPAUDの下落(ポンド売り・豪ドル買い)圧力となる可能性があります。特に、今週発表される経済指標の結果には注意が必要です。
▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)


- ダウ理論トレンド判定:下降トレンド継続中(LH/LL 更新)
- Pythonの数値解析では「下降トレンド継続」と判定されていますが、直近ではレンジ/調整局面に移行しています。
- 直近の動きは、安値 2.01567(11/20 03:00)を付けた後、高値 2.03473(11/14 11:00)と安値 2.01567 の間で推移しており、調整波の様相を呈しています。
- 重要スイング:
- 直近Major Swing High: 2.03473 (11/14 11:00)
- 直近Major Swing Low: 2.01567 (11/20 03:00)
- ラスト押し安値 / 戻り高値: N/A / 2.03473
- 下降トレンド継続の基準となるラスト戻り高値は 2.03473 です。ここを実体で上抜けると、大局の目線がレンジまたは上昇に切り替わります。
- トレンドライン理論値:
- 下降トレンドライン理論値(高値群): 現在付近は 2.03223 に位置
- 上昇トレンドライン理論値(安値群): 現在付近は 2.02384 に位置
- エリオット波動の現在地: 下降第5波完了後の調整A波(またはB波)進行中と見られます。大局の下降に対する深めの調整が入っている状況です。
- 流動性ゾーン:
- 直近高値 2.03473 の上に買い方のストップが溜まりやすい(Buy Stops zone: 2.03573 付近)
- 直近安値 2.01567 の下に売り方のストップが溜まりやすい(Sell Stops zone: 2.01467 付近)
【4Hと1Hの流れの物語】
4時間足は、過去の戻り高値 2.03473 を起点とした下降トレンドの深めの調整局面にいます。直近のラスト戻り高値を明確に上抜けていないため、大局の目線はまだ**「下降優勢のレンジ」**です。
1時間足もまた、直近では高値 2.03230 付近をレジスタンスとして意識され、安値 2.02610 を割り込まずに反発しています(レンジ/収縮中 (HL, LH))。これは、4時間足の下降トレンドライン理論値 2.03223 付近で売りと買いの攻防が激化しており、**短期的な目線は上(レンジ上限への調整)**だが、**中期・大局では下(戻り売りの可能性)**という複雑な状況です。
最もタッチ回数の多いキーレベル 2.02747(タッチ回数29回)を背に、現在は高値 2.03230 を試す動きとなっています。この攻防戦をどちらが制するかが、本日の焦点となります。
▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)


- 短期市場構造: 5分足レベルでは、昨晩のSLを巻き込んだ動きで短期的な上昇へのBOS(高値更新)が発生しています。しかし、この上昇も2.03306を天井に一度下落しており、現在は高値切り下げ・安値切り上げの収縮局面(短期レンジ)に入っています。
- チャートパターン: 短期的には高値 2.03306、安値 2.02748 を結ぶ**フラッグ(三角保ち合い)**のような形状を形成しつつあります。
- プライスアクション:
- 昨晩の高値圏 2.03250 付近では、上ヒゲを伴うローソク足が連続し、売り圧力の存在が確認できます。
- 安値圏 2.02747(4HのKey Level)へのタッチでは、下ヒゲを伸ばして反発しており、この水準が短期的なサポートとして機能しています。
価格は、大局の下降トレンドライン理論値 2.03223 と、重要サポートライン 2.02747 の間でエネルギーを溜めている状況です。どちらかのラインを明確にブレイクするまでは、レンジ戦略が有効と考えられます。
本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】
【メインシナリオ:ショート (レンジ上限からの戻り売り)】
- 狙い: 4時間足の下降トレンド内の深めの調整(B波)が完了し、大局の下降(C波または下降継続)に戻る動きを狙います。ラスト戻り高値 2.03473 の手前にあるレジスタンスゾーンと、流動性ゾーン(Buy Stops)を試しに行った後の反転を待ちます。
- エントリーゾーン:2.03300 ~ 2.03450
- 直近高値 2.03306 およびラスト戻り高値 2.03473 の手前の、優位性の高い高値圏。
- 損切り (SL):2.03550
- ラスト戻り高値 2.03473 の外側、かつBuy Stops Zone 2.03573 の手前に設定。ここを明確に上抜けると大局の下降目線が完全に崩れるため。
- 利確 (TP):2.02000
- 直近 Major Swing Low 2.01567 の手前であり、かつ次のMajor Swing 2.02324 を明確に下抜けた際の勢いを見込む水準。
【短期足のエントリートリガー (5m)】
メインシナリオ(ショート)の場合:
- 2.03300 ~ 2.03450 のエントリーゾーンに価格が到達する。
- 5分足で、直近の押し安値を明確に**実体で下抜ける(CHoCH)**の発生を確認する。
- 下抜けた後のリテスト(戻り)が入り、そこで強い売りサイン(上ヒゲピンバー、包み足など)が出たことを確認してエントリー。
【カウンターシナリオ:ロング (重要サポートからの反発)】
- 狙い: 4時間足の調整が継続し、重要サポートライン 2.02747 や上昇トレンドライン理論値 2.02384 で強い反発が起こることを狙います。
- エントリーゾーン: 2.02700 ~ 2.02750(Key Level 2.02747 付近)
- 損切り (SL): 2.02600(直近安値 2.02610 のわずかに外側に設定。ここを割るとSell Stopsを巻き込み急落の可能性があるため。)
- 利確 (TP): 2.03200(短期高値 2.03306 の手前で、レジスタンスとして機能しやすいため。)
まとめ
GBPAUDの4時間足は、ダウ理論上は下降トレンド継続中ですが、直近ではラスト戻り高値 2.03473 を守りながらの深めの調整レンジにあります。本日の戦略は、優位性の高いレンジ上限(2.03300〜2.03450)での戻り売りをメインとし、レンジ下限(2.02700〜2.02750)での反発を狙うカウンターロングも視野に入れます。
- 注意すべき時間帯・要因:
- 本日はファンダメンタルズでの大きなイベントはありませんが、ポンドの利下げ観測が潜在的な売り圧力となる可能性を秘めています。
- アジア〜欧州時間でのレンジ上限・下限のブレイクに注目し、ブレイク後にリテストが伴うかを確認することが重要です。
- 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。
