【2025/12/01】GBPAUD 相場分析|レンジ下限を試す下降トレンド(調整波)のシナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略: 4時間足のラスト押し安値 (LSL) 2.02674 を背にしたレンジ下限からの反発を狙うロング戦略。エントリーゾーン 2.02650 ~ 2.02550、損切り (SL) 2.02400結果: 【 負け(損切り) 】

前回のロング戦略は、2025年11月28日のロンドン時間にかけての強い売り圧力により、損切り(SL)2.02400 が執行される結果となりました。

敗因の検証と市場構造の教訓:

  1. ダウ理論の崩壊点の見誤り:
    • エントリーの根拠とした4時間足のラスト押し安値(LSL)2.02674 は、市場構造上最も重要な防御ラインでしたが、この水準が明確に**実体で下抜かれた(BOS: Break of Structure)**事実を重く見るべきでした。
    • 価格は LSL 2.02674 の下側にあるエントリーゾーンに到達後、さらに下落を続け、2.02400 に設定した損切りラインに到達しました。
  2. 目線の即時切り替えの失敗:
    • LSL 2.02674 を下抜けた時点で、ダウ理論上の目線は**「上昇トレンド継続」から「レンジまたは下降トレンドへの転換」**へと即座に切り替えるべきでした。
    • このLSL 2.02674 の価格帯は、ブレイクされた後は「ラスト戻り高値(LHS)」としてレジスタンスに転換します。戦略をロングからショートへ切り替えるべき、重要な目線転換点を見逃したことが、損失に繋がりました。
  3. どのラインを背にするべきだったか:
    • LSLブレイク後の戻り(リテスト)をショートとして狙うのが、ダウ理論に基づいた一貫性のある戦略でした。具体的には、ブレイク後の反発を待って、2.02674 を背にしたショートを構築し、利確目標を次のMajor Swing Low 2.02534 やさらに下の安値 2.02305 に設定することが適切でした。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)

  • RBNZ(NZ準備銀行)の利下げ:
    • 直近の要人発言から、RBNZ(NZD)が利下げを決定したとの情報があり、これはAUD/NZDやNZD絡みの通貨ペアに影響を与えます。GBPAUDにおいては、豪ドル(AUD)とNZドル(NZD)は一定の相関を持つため、間接的に豪ドルが買われにくい地合いを作る可能性がありますが、ポンド(GBP)との相対的な強弱を大きく変えるほどではありません。
  • 本日の重要指標:
    • 12月1日(月曜日)は、主要な高ボラティリティの経済指標の発表は予定されていません。
  • 影響:
    • ファンダメンタルズ的には大きな材料がないため、本日はテクニカル要因が優先され、市場構造に忠実な値動きとなる可能性が高いです。特にロンドン市場以降のボラティリティには注意し、短期的なレンジブレイクに備えます。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:
    • 4時間足: レンジ
    • 1時間足: 下降トレンド継続中 (直近で LH 2.02626LL 2.02305 を更新)
  • 重要スイング:
    • Major Swing High (4H): 2.03194 (2025-11-27 07:00 JST)
    • Major Swing Low (4H): 2.02534 (2025-11-27 03:00 JST)
  • ラスト押し安値 / 戻り高値:
    • ラスト戻り高値 (1H/LHS): 2.02626
    • ラスト押し安値 (4H/LSL, 既にブレイク): 2.02674
  • トレンドライン理論値:
    • 1時間足の下降トレンドライン理論値は現在付近 2.02502 に位置しており、現在の価格 2.02100 前後はすでにこのラインを下回る強い売り圧力の中にあります。
  • エリオット波動の現在地:
    • 2.00286 から始まった大きな上昇(第1波またはA波)に対する調整局面(第2波またはB波)の中に位置しており、この調整波が4時間足のレンジ相場を形成しています。現在は、この調整波の中でレンジ下限を試しに行く動きが優勢です。
  • 流動性ゾーン:
    • 直近の安値である 2.02000 のキリ番や、Major Swing Low 2.02534 の下に、大量のSell Stops(買い方の損切り)が溜まっていると考えられます。このゾーンを明確に実体で下抜けた場合、ストップを巻き込んだ大きな下落が発生しやすくなります。

4時間足は、高値 2.03194 と安値 2.02534 の間のレンジが継続しています。しかし、前回の上昇トレンドの命綱であったLSL 2.02674 を下抜けたことで、大局的なレンジ内での目線は下方向に切り替わりました。

この下方向への圧力を生み出しているのが、1時間足の明確な下降トレンドです。1時間足はLH 2.02626、LL 2.02305 を順調に更新しており、価格は下降トレンドライン理論値 2.02502 の下で推移しています。この構造が示唆するのは、4時間足のレンジ下限 2.02534 からさらに下の流動性ゾーン(2.02000)を試しに行くストーリーです。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 1時間足の下降トレンドに追随し、15分足および5分足も安値・高値を切り下げる構造を維持しています。直近の5分足のラスト戻り高値は 2.02236 であり、これを上抜かない限りは目線はショートで固定されます。
  • チャートパターン:
    • 短期的には、価格帯 2.02000 ~ 2.02100 付近で底固めを試す動きが見られます。この価格帯での何度も下ヒゲを伴う反発は、短期的なダブルボトム逆三尊の右肩形成の予兆となる可能性がありますが、現時点ではトレンド転換を確定させるCHoCH(Change of Character)は発生していません。
  • プライスアクション:
    • 週末クローズ間際で、2.02004 の安値をつけた後、強い反発を見せずに小幅なレンジに入っています。これは、月曜のロンドン市場に向けてエネルギーを溜めている状態と解釈できます。この小レンジをどちらに抜けるかが、当日の短期的な方向性を決定します。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

優先順位: ダウ理論(ショート目線) > 市場構造(LH/LL継続) > ライン(2.02674のレジスタンス)

4時間足のLSLを明確に割った事実を最優先し、ショート戦略をメインとします。

【メインシナリオ:ショート (下降トレンドの継続とレンジ下限ブレイク狙い)】

  • 狙い: 1時間足のLHS 2.02626 や、ブレイク後のレジスタンスと化した4HのLSL 2.02674 へのリテストを戻り売りのチャンスと捉えます。レンジ下限 2.02534 を試した後、最終的に 2.02000 の流動性ゾーンをブレイクし、下降トレンドを継続することを狙います。
  • エントリーゾーン: 2.02600 ~ 2.02700
  • 損切り (SL):2.02800
    • (理由:4時間足LSL 2.02674 の外側に設定することで、この価格帯を完全に上抜けた場合は、レジスタンス転換が失敗し、レンジ中間値 2.02864 を目指す可能性が高いと判断するため。)
  • 利確 (TP):2.02300
    • (理由:直近の1時間足Major Low 2.02305 の手前、またはその下の流動性ゾーン 2.02000 の直上をターゲットとします。)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

メインシナリオ(ショート)の場合:

  1. 価格がエントリーゾーン 2.02600 ~ 2.02700 に到達する。
  2. ゾーン内、特に 2.02674 付近で、上ヒゲの長いピンバーや、陰線の強い包み足などの売りのプライスアクションを確認する。
  3. 5分足で、直近の押し安値(例: 2.02500 付近の短期的な安値)を**実体で下抜け(CHoCHまたはBOS)**てから、同水準へのリテストが入った後の反落を確認してエントリーする。

まとめ

  • 本日の相場全体のまとめ: GBPAUDは、大局レンジの中で1時間足の下降トレンドが優勢であり、ラスト押し安値(LSL)2.02674 をレジスタンスとした戻り売り戦略が極めて論理的です。まずは、価格がLSLへリテストしに戻るかどうかを注視します。
  • 注意すべき時間帯・指標・ボラティリティ要因: 本日大きな指標はありませんが、東京時間でのレンジ形成が続きやすい中、ロンドン時間(日本時間夕方)以降にレンジブレイクまたはターゲットへの強い動きが出やすいと想定し、その時間帯に集中してプライスアクションを確認します。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。