1. 昨日のトレード結果と事後検証
前回の戦略:
- Main: 1.0720-25でのロング(目標1.0760)。
- SL: 1.0705(実体割れで撤退・ドテン検討)。
- 狙い: 上昇トレンド中の押し目買いとストップ狩り(Liquidity Sweep)からの反転。
結果: 【 敗北(Loss) 】 (-15 pips)
- 事実: NY時間(21:00-22:00台)に1.0705のサポートラインを陰線実体で明確にブレイクしました。戦略シナリオの「撤退・構造崩壊(Invalidation)」基準に抵触したため、ルール通り損切り決済となります。
- プロの振り返り: 昨日の相場は、1.0710付近での「ヒゲによる騙し(Sweep)」ではなく、実需を伴う明確な売りのフローが観測されました。これは典型的な**Change of Character (CHoCH)**であり、1時間足レベルでの上昇トレンド構造が崩れたことを意味します。大衆トレーダーが「押し目買い」と信じて捕まっているポジション(Trapped Longs)が、今の1.0700-1.0720ゾーンに大量に滞留しています。
2. 本日の環境認識:統計 × ファンダメンタルズ
現在のトレンド構造
- 4時間足: 上昇トレンドの「ラスト押し安値」を脅かす位置にあり、中立~弱気へシフト中。
- 1時間足: 完全な下降トレンド入り(Bearish)。高値切り下げ(LH: 1.0746 -> 1.0723)と安値更新(LL: 1.0705 -> 1.0683)が確定しています。
- 本日のボラティリティ予測: 過去4年の木曜日の平均変動幅は 65 pips ですが、昨日は約40pipsの収縮(Contraction)状態でした。本日はエネルギー放出(Expansion)による値幅拡大が警戒されます。
▼ 【必見】過去の類似チャート分析(Fractal Analysis)
「歴史は繰り返す」――現在のチャート形状(高値圏での保ち合い下抜け)は、以下の過去データと酷似しています。
- 類似日: 2023年11月14日 (類似度: 84.2 %)
- 当時の動き:当時もロンドン時間に高値を試した後、重要サポートラインを割り込みました。その後、アジア・ロンドン午前中に「ブレイクラインへの試し(Retest)」が入りましたが、そこを戻り高値として -80 pips の急落が発生しました。
- 統計的エッジ:このパターン(H1レベルの構造崩壊+ボラティリティ収縮)を含む類似局面トップ10において、その後トレンドが継続(続落)した確率は 72.4 % です。
3. テクニカル・シナリオ(Smart Money Concepts)
▼ 大局(4H/1H)のストーリー
- 大衆の心理: 1.0700という「キリ番」で反発を期待してロングを入れた層が、昨夜の急落で含み損を抱えています。彼らは「建値まで戻ったら逃げたい」と考えています。
- Smart Moneyの狙い: この「建値逃げ」の売り注文を利用し、1.0700~1.0720ゾーンをレジスタンス(抵抗帯)として固める動きが想定されます。ここを超えられない限り、下目線は固定です。
▼ 短期(15m/5m)の攻防
- 注目ポイント: 現在価格(1.0700-05付近)は、昨日のブレイクポイントの真下です。東京時間中に弱い反発で1.0715付近まで戻す可能性がありますが、そこでのプライスアクション(上ヒゲや包み足)は絶好のショート機会を示唆します。
4. 本日の高期待値トレード戦略
【戦略サマリー】
- 方針: ショート(戻り売り)
- 統計的裏付け: 類似局面における続落確率 約 72%
- 狙い: ロールリバーサル(サポレジ転換)を利用したトレンドフォロー。
【メインシナリオ:戻り売り(Retest & Drop)】
- 狙い: 昨日のサポート(1.0705-15)が今度は強力なレジスタンスとして機能する性質を利用します。
- エントリー推奨ゾーン:1.0710 ~ 1.0720
- 現在値(1.0702)から多少のリバウンドを待ち、引きつけてから叩きます。飛び乗りは推奨しません。
- 損切り (SL):1.0740
- 根拠: 直近の戻り高値および、売り目線が無効化される構造点。
- 利確 (TP):
- TP1: 1.0680 (昨日の安値・第一の流動性)
- TP2: 1.0650 (4時間足レベルの次の主要サポート)
⚠️ 【シナリオ崩壊・撤退ライン (Invalidation Point)】
- 撤退基準: もし 1.0740 を1時間足実体で上抜けて確定した場合。
- この場合、昨日の下落が「ダマシ(Fakeout)」だったことが確定し、再び上昇トレンドへ回帰します。ショートは全決済し、様子見とします。
5. まとめ
- 本日の戦略: 昨日の重要ライン割れを受け、目線は完全にショートへ切り替え。1.0710台への戻りを丁寧に売る「守りのトレード」でエッジを確保する。
- 重要指標: 本日は特大イベントは不在ですが、欧州時間の株価動向(リスクオフなら円・フラン買い)に注意してください。
免責事項: 本記事は過去のデータを基にした分析であり、将来の利益を保証するものではありません。トレードは自己責任で行ってください。
