昨日のトレード結果検証
前回の戦略 (11/03): ISM製造業景況感指数を前にした調整警戒。「153.45付近への押し目買い」または「153.90割れからの短期ショート」を想定。 結果: 【 ノートレード(様子見) 】
- ISM発表直後の反応: 11/3 24:00 (JST) のISM製造業景況感指数発表後、価格は一時 154.02 (Major Swing Low) まで急落しましたが、前回の戦略で設定した ショート・エントリー基準 (153.90) を実体でブレイクするには至りませんでした。
- 押し目買いの不発: 下落は限定的で、ロング・エントリーゾーン (153.45 – 153.60) にも届かず、その後 154.20 近辺までV字回復しました。
- 結論: ダウ理論の観点からは「ラスト押し安値を守り切った」形となり、目線は依然として「上」です。無理にエントリーせず、レンジ下限での反発を確認できたことが収穫です。
本日の環境認識
▼ファンダメンタルズ(Google検索・経済指標カレンダー)
- ISM製造業景況感指数 (昨日結果): 結果は市場予想を下回る内容(48.x)でしたが、ドル円の反応は「初動で売られた後に全戻し」となりました。これは市場の悪材料出尽くし、または底堅いドル需要を示唆しています。
- 日銀金融政策決定会合・議事要旨 (明日 11/5): 明日の朝8:50に公表予定。市場では「12月利上げの可能性」を探る動きが出ており、内容次第では円買い圧力が強まる可能性があります。
- 本日の注目: 大きな指標はありませんが、昨日のISM後の「全戻し」が騙し(Fakeout)でないか、NY時間のプライスアクションで確認する必要があります。
▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)
- ダウ理論トレンド判定:上昇トレンド (Up Trend)
- 4時間足: 明確な HH (Higher High) / HL (Higher Low) のリズムを継続中。
- 1時間足: 昨夜のISMでの下落が 154.02 で止まり、直近高値 154.26 に迫る勢いです。
- 重要スイング (Python解析):
- Major Swing High: 154.26 (11/3 高値) / 154.23 (戻り高値)
- Major Swing Low: 154.02 (ISM直後の安値 – ここが直近の重要サポート)
- ラスト押し安値 / 戻り高値:
- 4H ラスト押し安値: 152.07 (ここを割らない限り大局は上)
- 1H ラスト押し安値: 153.06 (構造上の分岐点)
- トレンドライン理論値:
- 上昇トレンドライン(1Hベース)の現在値は 153.70 付近に上昇してきました。価格(154.18)はラインより上にあり、トレンドの乖離は適正範囲内です。
- エリオット波動の現在地:
- 推進第3波の延長(Extension)、または第5波のフェイラー(切断)を試す局面にいます。154.26を超えれば第5波確定ですが、ここを超えられずに落ちると「ダブルトップ」完成のリスクがあります。
- 流動性ゾーン:
- 上 (Buy Stops): 154.30 – 154.40 (昨日の高値およびラウンドナンバー上)
- 下 (Sell Stops): 154.00 ジャストの下 (ここを割ると短期勢の損切りを巻き込み153.50へ)
(ダウ理論的解釈: 昨日のISMショックを「ノイズ」として処理し、価格が154.20台に戻ってきた事実は重いです。市場は「下げたくない」という意思表示をしており、ショートは154.00を明確に割るまで推奨できません。)


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)
- 短期市場構造:
- 現在 154.02 – 154.26 の狭いレンジ(Box)を形成中。
- CHoCH (Character Change): 15分足実体で 154.00 を割ると下落トレンド入り。逆に 154.26 ブレイクで上昇再開。
- チャートパターン:
- アセンディング・トライアングル (Ascending Triangle): 安値を 154.02 で切り揃えつつ、高値への圧力を高めているように見えます。
- プライスアクション:
- 昨晩の安値圏で長い下ヒゲ(Pinbar)を確認。その後、陽線が連続しており、買い意欲の強さがうかがえます。


本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】
【メインシナリオ:ブレイクアウト・ロング】
- 狙い: ISMの悪材料を消化し、高値を更新する「第5波」を取りに行く。昨日の高値(154.26)更新を確認してからの順張り。
- エントリーゾーン: 154.30 ブレイク確定後、またはブレイク後の 154.20 へのリテスト時。
- 損切り (SL):153.95
- 理由: 直近のサポート(154.02)とラウンドナンバー(154.00)を割り込んだらシナリオ崩壊のため。
- 利確 (TP): 154.80 (次のMajor Resistance)
【サブシナリオ:レンジ下限からのショート】
- 狙い: 154.26で再度頭を抑えられ(ダブルトップ形成)、154.00のサポートを割り込んだ場合のリバーサル。
- エントリー: 15分足で 153.95 以下で確定後、戻りを待ってショート。
- 利確 (TP): 153.50 (トレンドライン理論値付近)
【短期足のエントリートリガー (5m)】
- ロング: 154.20付近でもみ合い、5分足ボリンジャーバンドがスクイーズ(収縮)した後、陽線がバンドをエクスパンション(拡大)させながらブレイクした瞬間。
- ショート: 154.25付近で「上ヒゲ陰線」または「包み足」が発生し、RSIがダイバージェンス(70以上から切り下げ)を起こした場合。
まとめ
- 相場観: 昨日のISMショックを全戻ししたことで、ドル円の地合いの強さが再確認されました。ダウ理論的にも「高値圏での保ち合い」であり、上昇トレンド継続の可能性が高いです。
- 注意点: 本日火曜日は大きな指標がないため、昨日のレンジ(154.00-154.26)内での細かい上下動に終始する可能性があります。レンジ内での無駄なエントリー(往復ビンタ)を避け、154.30ブレイク か 154.00割れ の事実が出るまで待つのが賢明です。
- 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。
