【2025/11/10】AUDUSD 相場分析|下降トレンド継続とエリオット調整波の終焉シナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略 (11/7):

  • メイン: 0.6520-40 への戻りを待ってショート(TP: 0.6480)
  • サブ: 0.6490 実体ブレイクで短期ロング(TP: 0.6515)

結果: 【 サブシナリオ的中(薄利) / メインは未約定 】

  • 詳細振り返り:
    • 11/7の市場は、想定していた「0.6520」までの深い戻りを見せることなく、弱い値動きに終始しました。
    • 一方で、サブシナリオの「0.6490ブレイク」 は、日本時間11/8未明(チャート時間)に一時的に達成されました。5分足レベルで0.6490を実体で超え、最高値 0.6504 付近まで上昇しましたが、TPである0.6515にはわずかに届かず失速しています。
    • 教訓: 大局が下降トレンド(4時間足でLower High形成中)の場合、逆張りのロングは「伸び悩みやすい」というダウ理論の原則通りの動きでした。0.6500という「キリ番(ラウンドナンバー)」と1時間足のSMAがレジスタンスとして機能し、買いの圧力を削いだ形です。早めの利確、あるいは建値撤退が正解の局面でした。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(市場の注目点)

  • ポスト・イベントの消化: 11月上旬の重要イベント(米雇用統計・FOMC等)を通過し、市場は新たなトレンド形成を模索しています。現状、ドル買い(USD Strong)の圧力が継続しており、オセアニア通貨は上値が重い展開です。
  • 中国経済指標の影響: 週明けは中国の物価指数や鉱工業生産などのデータが豪ドルのボラティリティ要因となり得ます。結果が予想を下回れば、AUD売りが加速するリスクがあります。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:下降トレンド継続中
    • 4時間足では、高値切り下げ(LH)と安値更新(LL)が継続しており、明確なダウ下目線です。
    • 直近のMajor Swing Low (0.6480付近) を守れるかが今週の焦点ですが、戻り高値を超えられない限り「売り優勢」は揺らぎません。
  • 重要スイング:
    • ラスト戻り高値 (4H): 0.6600 付近(ここを抜けるまでは長期下落トレンド)
    • 直近の戻り高値 (1H): 0.6504(金曜日の戻り高値)
  • トレンドライン理論値:
    • 1時間足レベルで引ける下降トレンドラインの上限は、現在 0.6510 – 0.6520 付近に降りてきています。価格がこのラインに近づくほど、戻り売りの優位性が高まります。
  • エリオット波動の現在地:
    • 現在、推進波(Impulse)の第3波、または第5波への移行フェーズ と見受けられます。0.6500付近での揉み合いは、下落過程の「フラット型修正波(ABC)」、あるいは次なる下落へのエネルギー充填期間と解釈できます。
  • 流動性ゾーン (Liquidity):
    • 上方 (Sell Side Liquidity): 0.6505 – 0.6510。金曜日の高値直上に、短期ショート勢の損切り(Buy Stop)が溜まっています。ここを一瞬狩ってから下落する「ダマシ」の動きに警戒が必要です。
    • 下方 (Buy Side Liquidity): 0.6480 および 0.6450。ここを割り込むと、投げ売りを巻き込んだ加速が予想されます。

▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 金曜日のクローズにかけて、0.6480 – 0.6500 の狭いレンジ(Box)を形成しています。
    • 現在はレンジの中腹(0.6490付近)に位置しており、方向感がありません。
  • チャートパターン:
    • 15分足では、安値を切り上げつつ高値も抑えられる**「ペナント(三角持ち合い)」** の形状になりつつあります。ブレイクアウトのエネルギーが溜まっています。
  • プライスアクション:
    • 0.6500アタック時に長い上ヒゲ(ピンバー)が出現しており、依然として売り圧力が強いことを示唆しています。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

基本方針は「大きな流れ(4H下降)」に従い、戻り売りを狙います。ただし、週明け早々の突っ込み売りは避け、有利な価格帯まで引きつけます。

【メインシナリオ:戻り売り(Short)】

  • 狙い: 短期的な上昇(調整波)が、1時間足の戻り高値やトレンドラインに到達したところを叩きます。特に「0.6500のキリ番」と「金曜高値」のプライスアクションに注目します。
  • エントリーゾーン:0.6500 ~ 0.6515
    • このゾーンで、5分足での「包み足」や「長い上ヒゲ」確認後にエントリー。
  • 損切り (SL):0.6530
    • 直近の1時間足レジスタンス構造の外側、かつボラティリティを考慮した位置。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 0.6480(直近安値・レンジ下限)
    • TP2: 0.6450(N波動計算値・4時間足サポート)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  • 価格が 0.6505 付近(金曜高値)を一瞬だけ上抜け(Stop Hunt)、その後すぐに陰線で0.6500以下に戻ってきた場合、強力な売りシグナルとみなします。
  • または、0.6480 を明確な大陰線でブレイクし、その後のリテスト(戻り)で0.6480がレジスタンスに転換したことを確認してからのショート(ブレイクワンタッチ狙い)。

【サブシナリオ:様子見(No Trade)】

  • もし 0.6530 を明確に上抜けた場合、1時間足レベルで CHoCH(トレンド転換の兆候) が発生します。その場合はショート目線を一旦解除し、押し目買いのセットアップが整うまで待ちます。

まとめ

  • 全体の方向感: 4時間足・1時間足ともに下降トレンド。買いはあくまで短期的なリバウンド狙いに留め、基本は「戻り売り」場探し。
  • 注意点: 月曜日の午前中は流動性が低く、スプレッドが広がりやすいです。欧州時間(16:00〜)以降の本格的な動き出しを待つのが賢明です。
  • 重要指標: 今日の特定重要指標はありませんが、中国株・人民元の動向にAUDが連動しやすいため、アジア時間のヘッドラインニュースには注意してください。

免責事項: 本記事は投資助言ではありません。相場分析の一つの視点を提供するものであり、実際のトレードはすべて自己責任で行ってください。