【2025/11/10】GBPCHF 相場分析|スワップ金利差4%を背にした上昇トレンドとレンジブレイクのシナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略 (11/7): メイン: 1.0585 – 1.0595 での押し目買い(SL: 1.0560 / TP: 1.0620) サブ: 1.0580割れでの撤退・様子見

結果: 【 判定結果:含み益継続中(勝負あり) 】

詳細:

  • 値動き: 11月7日の市場では、一時 1.0567 付近まで深押ししましたが、設定していた SL 1.0560 は守られました(わずか7pips差)。
  • 構造: この下落は1時間足レベルの「流動性狩り(Stop Hunt)」として機能し、その後価格はV字回復。週末にかけて 1.0598 – 1.0601 付近まで上昇し、エントリーゾーン(1.0585-95)からポジションを持っている場合は現在含み益の状態です。
  • 反省点: 押し目が深かったため、心理的に耐えるのが難しい局面でしたが、ダウ理論の「ラスト押し安値(1.0564)」を信じたトレーダーが報われる展開となりました。

本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場情報)

  • 金利差の拡大 (BoE 4.0% vs SNB 0%): 英国中銀(BoE)はインフレ懸念から政策金利 4.0% を維持(またはタカ派的据え置き)しているのに対し、スイス中銀(SNB)は 0% 付近の超低金利政策を継続しています。この「4%の金利差」は、キャリートレード(スワップ狙い)のロング需要を構造的に支えています。
  • リスクセンチメント: 市場全体はリスクオン傾向(株高)にあり、安全資産であるスイスフラン(CHF)は売られやすい地合いです。ただし、米国の関税政策などのニュースによる突発的な「リスクオフ(円高・スイス高)」には警戒が必要です。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:上昇トレンド継続中 (Up Trend)
    • 4時間足レベルでは、安値 1.0564(11/7 Low)が明確な「HL(Higher Low)」として確定しました。
    • 高値は 1.0601 をつけ、前回の高値群を実体で捉えつつあります。
  • 重要スイング:
    • Major Swing High: 1.0601(直近高値)
    • Major Swing Low: 1.0564(ラスト押し安値・ここを割るまでは上目線固定)
  • Pivot Zone (需給の分岐点):1.0580 – 1.0585
    • かつてのレジスタンスがサポート(ロールリバーサル)として機能している価格帯です。ここより上にいる限り、買い手優勢と判断します。
  • トレンドライン理論値:
    • 安値を結んだ上昇トレンドラインは現在 1.0575 付近を推移しており、現在の価格(1.0597)はその上側に位置しています。
  • エリオット波動の現在地:推進第3波 または 第5波の初動
    • 1.0564からの上昇を「新たな推進波(第1波)」と見なすか、大きな第3波の中の延長と見るシナリオです。どちらにせよ、現在は「押し目完了からの上昇再開」の局面に位置しています。
  • 流動性ゾーン:
    • Buy Stops (上): 1.0605 – 1.0610(直近高値越えにショート勢の損切りが溜まっています。ここをブレイクすると走る可能性が高い)

解説: チャートは「売り手が諦めつつある」形状をしています。11/7の急落が全戻しされたことで、ショート勢は逃げ場を探している状態です。4時間足の構造が崩れない限り、ショートは「逆張り」となります。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造 (Structure):
    • 15分足では 1.0585 をサポートとして、1.0590 – 1.0600 のレンジ(アキュムレーション)を形成中。
    • 直近で 1.0600 を試す動きがあり、実体でのブレイク待ちです。
  • チャートパターン:
    • アセンディングトライアングル(上昇三角保ち合い) のような形状が見え始めています。高値は一定(1.0600付近)、安値は切り上げ。これはブレイク予兆です。
  • プライスアクション:
    • 1.0590付近まで押した際に下ヒゲが出現しており、買い意欲の強さが確認できます。

本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

前回のポジションを持っている場合は「保有継続(SLを建値付近の1.0570へ移動)」を推奨。 新規エントリーの場合は以下のシナリオで臨みます。

【メインシナリオ:ロング(トレンドフォロー)】

  • 狙い: 4時間足上昇トレンドへの回帰と、金利差を背景にした1.0650へのトライ。
  • エントリーゾーン:
    1. 押し目買い: 1.0585 – 1.0592(Pivot Zoneへのリテスト)
    2. ブレイク買い: 1.0605(直近高値実体ブレイク確定後)
  • 損切り (SL):1.0560
    • 理由:ラスト押し安値(1.0564)の直下。ここを割ると4時間足のトレンド定義が崩れるため。
  • 利確 (TP):
    • TP1: 1.0620(過去の揉み合い高値)
    • TP2: 1.0650(心理的節目・4H重要レジスタンス)

【短期足のエントリートリガー (5m)】

1.0590付近 まで価格が落ちてきた際、5分足で以下のプライスアクションを確認してエントリー:

  1. 陰線から陽線への「包み足(Bullish Engulfing)」
  2. 長い下ヒゲ(Pinbar)の確定
  3. RSI(14)が40付近で反発する動き

まとめ

  • 全体観: ダウ理論的には「高値更新・安値切り上げ」が継続中。11/7の下落を否定した強い買い圧力が背景にあります。
  • 注意点: 月曜日の朝(オセアニア〜東京時間)はスプレッドが広がりやすいため、早すぎるエントリーは避けること。また、1.0605 の高値を抜けきれずにダブルトップを作るリスクには警戒してください。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。