【2025/11/04】EURGBP 相場分析|BoE会合前の静寂とレンジ内調整のシナリオ

昨日のトレード結果検証

前回の戦略: 上昇トレンド中の調整終了を狙った押し目買い。 エントリー: 0.8755 ~ 0.8765 損切り: 0.8730 利確: 0.8795

結果: 【 ノートレード(Entry Missed) 】 詳細振り返り: Pythonによるバックテストの結果、昨日の市場最安値は 0.8766(11/3 19:00台の安値)であり、指値として設定していた 0.8765 にわずか 1.0 pips 届かずエントリーは見送りとなりました。

しかし、構造的な読みは正解でした。計画通り 0.8760周辺の流動性ゾーン が意識され、価格はそこから反発して現在は 0.8770 付近で推移しています。「落ちてくるナイフ」を掴まず、ゾーンまで引きつけた規律は評価できますが、ボラティリティ低下時はスプレッド分を考慮して指値をわずかに甘くする(例: 0.8767)などの微調整が機能した場面でした。


本日の環境認識

▼ファンダメンタルズ(Google検索・市場センチメント)

  • BoE(英中銀)政策金利発表待ち: 11月6日(木)に予定されているBoEの金利発表を控え、市場は様子見ムードが漂っています。市場予想は 4.00%での据え置き が優勢ですが、投票結果(5-4など)が割れる可能性があり、ポンドの方向性は不透明です。
  • インフレ格差(Great Divergence): 英国のインフレ率(約3.8%)は依然としてユーロ圏(約2.0%)より高く、これが「ポンド高」の根拠となっています。しかし、英国経済のスタグフレーション懸念が上値を重くしており、EURGBPは 明確なトレンドが出にくい(レンジになりやすい) 地合いと言えます。

▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)

  • ダウ理論トレンド判定:上昇トレンド中の調整局面(レンジ)
    • 4H: 直近のMajor Swing High 0.8815 を更新した後、現在は調整下落中。ラスト押し安値 0.8734 を下抜けていないため、大局は「上目線」を維持しています。
    • 1H: 高値切り下げ(LH)が続いていましたが、昨晩 0.8766 で下げ止まり、現在は横ばいの推移。下降の勢いは弱まっています。
  • 重要スイング(Key Levels):
    • Major Resistance: 0.8795 – 0.8800(直近レンジ上限 / 心理的節目)
    • Major Support: 0.8766(昨日の安値 / 1Hサポート)
    • Last Swing Low: 0.8734(ここを割ると4Hトレンド転換)
  • トレンドライン理論値: 上昇トレンドラインの下限理論値は、本日時点で 0.8760 付近に位置しており、昨日の安値とほぼ合致します。
  • エリオット波動の現在地: 第3波の上昇が完了し、現在は 第4波の複合修正波(フラットまたはトライアングル) を形成中と推測されます。修正波の終点を探るフェーズです。
  • 流動性ゾーン:
    • 上: 0.8785(短期高値)の上にショートカバーのストップ注文が溜まっています。
    • 下: 0.8760(昨日の安値のすぐ下)には、早まったロング勢の損切りが存在します。

(解説) 4時間足レベルでは、依然として0.8734を背にした「買い場探し」の局面です。しかし、1時間足では明確な上昇トレンド(HHの更新)が確認できておらず、現在は 0.8765 – 0.8795 のボックスレンジ を形成していると見るのが科学的に妥当です。


▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)

  • 短期市場構造:
    • 昨晩から 0.8766 – 0.8775 の極めて狭いレンジで推移しており、ボラティリティが圧縮されています(Squeeze状態)。
    • 直近の高値 0.8775 を実体で明確に上抜けると、短期的な CHoCH(Change of Character) となり、レンジ上限(0.8795)を目指す動きが加速するでしょう。
  • チャートパターン:
    • 5分足レベルで アセンディング・トライアングル(上昇三角) のような形状を作りつつあり、下値を切り上げている点はポジティブです。
  • プライスアクション:
    • 0.8766付近へのタッチでは下ヒゲが確認され、買い意欲の存在を示唆しています。

(解説) BoE待ちで動きが鈍いですが、エネルギーは溜まっています。今の膠着状態(0.8770付近)でのエントリーはギャンブルになるため、レンジの両端、あるいはレンジブレイクの事実を確認してから動くのが鉄則です。


本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】

BoE前のレンジ相場を前提とし、「レンジ下限での逆張りロング」 をメイン戦略とします。昨日の安値(0.8766)の堅さを信頼します。

【メインシナリオ:レンジ・バイ(ロング)】

  • 狙い: 4H上昇トレンドへの回帰を見越し、レンジ下限から上限への反発を取る。
  • エントリーゾーン:0.8760 ~ 0.8768
    • 昨日の安値(0.8766)およびトレンドライン理論値が集まるこのゾーンへの「二番底(Double Bottom)」形成を待ちます。
  • 損切り (SL):0.8745
    • ノイズで刈られないよう、前回戦略より少し余裕を持たせますが、0.8750を実体で割れたら撤退です。
  • 利確 (TP):
    1. 0.8785(レンジ中間・短期レジスタンス)で半分決済
    2. 0.8795(レンジ上限)で全決済

【サブシナリオ:ブレイクアウト(ショート)】

  • もし 0.8760 を大陰線で明確にブレイクした場合、4H調整波が深くなる(ジグザグ修正)と判断し、戻りを待ってショート。ターゲットは 0.8735(ラスト押し安値)。

【短期足のエントリートリガー (5m)】

  1. 価格が 0.8760 – 0.8768 ゾーンに到達。
  2. 5分足で 「包み足(Bullish Engulfing)」 または 「ピンバー」 の出現を確認。
  3. その足の高値を次足でブレイクした瞬間にエントリー。

まとめ

  • 相場観: 大局は上昇だが、短期的にはBoE待ちのレンジ相場(0.8765-0.8795)。
  • 注意点: 本日は重要指標が少ないため、突発的なボラティリティよりも「ジリ下げ・ジリ上げ」の退屈な展開が予想されます。焦れて中途半端な価格(0.8775など)でポジションを持たないことが、トータルプラスへの鍵です。
  • 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。