昨日のトレード結果検証
前回の戦略: 4時間足の下降トレンド継続を最優先し、短期的な調整上昇(エントリーゾーン 2.02900 ~ 2.03100)からの反転ショートを狙う。損切り(SL)はラスト戻り高値 2.03428 の外側 2.03500、利確(TP)は直近の安値付近 2.01800 とした。
結果: 【 負け(損切り)】
詳細な振り返り(市場構造・ダウ理論の視点)
前日の戦略は、**「下降トレンド中の戻り売り」というダウ理論の原則に従ったものでしたが、結果として損切り(SL: 2.03500)**となりました。
- 価格の動き:
- 11月20日(前営業日)は、終日レンジ気味の動きでしたが、夜間に 2.02900 付近の短期レジスタンスを実体で上抜け、エントリーゾーンの上限 2.03100 を明確に超えて上昇しました。
- 最終的に、価格は **11月21日03:30(日本時間)**の15分足で高値 2.02828 を付けた後、エントリーゾーン内で反転することなく、勢いを増して上昇し、ラスト戻り高値(Last Swing High: 2.03428) を完全に超える高値 2.02872 (4H, 2025-11-20T11:00) を更新し、設定したSL 2.03500 をヒットしました(5分足で High $2.02815$ を記録)。
- ダウ理論の目線切り替え:
- 本来、下降トレンドが継続するための絶対条件は、ラスト戻り高値 $2.03428$ を上抜かないことでした。
- 今回の動きは、このラスト戻り高値を完全に上抜けてはいませんが、4時間足での直近のレンジ上限を試す動きとなり、短期の下降トレンド構造が崩れたことを示唆しました。
- エントリーの根拠とした 2.02900 ~ 2.03100 のゾーンが、**単なる調整の戻りではなく、短期的な上昇トレンドへの転換(CHoCH)**の起点となったことが敗因です。エントリー前に、**15分足などで直近の戻り高値(Major Swing Low更新後の短期の高値)**の明確な上抜け(CHoCH)を確認し、ショート目線自体を一旦保留すべきでした。
本日の環境認識
▼ファンダメンタルズ(Google検索の結果)
- 🇺🇸 米国の早期利下げ期待再燃と経済指標の弱さ:
- 連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言にも関わらず、市場では早期利下げ観測が再び台頭。
- また、11月の米製造業PMI速報値や消費者景況感が低調な結果となり、米経済の減速懸念が強まっています。
- 影響: 米ドルの弱含みは、対豪ドル(AUD)や対ポンド(GBP)ではそれぞれの通貨を相対的に強める要因となりますが、AUDはグローバルな景気動向に敏感なリスクオン通貨であるため、米経済の弱さはAUDに対してはやや重しとなる可能性があります。
- 🛢️ ウクライナ停戦交渉による原油価格の下落:
- ウクライナ停戦交渉の進展期待から、ロシア産エネルギーの供給拡大を見込んだ売りが優勢となり、原油価格が下落しています。
- 影響: 資源国通貨である豪ドル(AUD)は原油価格や資源価格の影響を受けやすいため、コモディティ価格の下落はAUDにとって向かい風となりやすいです。
▼4時間足・1時間足の分析(大局と中期の流れ)


- ダウ理論トレンド判定:
- 下降トレンド 継続中(LL/LH 更新)。ただし、直近の安値更新(LL)は確認されていません。
- 重要スイング:
- Major Swing High: 2.03428 (2025-11-06T19:00)
- Major Swing Low: 2.01567 (2025-11-14T03:00)
- 直近のMajor Swing High/Low は 2.02872 (2025-11-20T11:00) / 2.02102 (2025-11-20T11:00) です。
- ラスト押し安値 / 戻り高値: 0.00000 (上昇トレンドではないため押し安値なし) / 2.03428 (直近高値 2.02872 の起点となった戻り高値)
- トレンドライン理論値:
- 下降トレンドライン(高値群)の最新時刻における理論値は 2.03058 に位置しています。
- 現在価格 2.02780 付近は、この下降トレンドラインの理論値(2.03058)に接近しており、トレンドのレジスタンス領域に差し掛かっていることが数値的に示されています。
- エリオット波動の現在地:
- 4時間足の大局は、大きな 推進5波 の途中、あるいはその 第4波(調整) が完了し、最後の 第5波 の下落に向かう段階にあると推測されます。
- 直近の 2.01567 からの上昇は、この下降トレンド(推進波)に対する**調整(第4波)**と見なすことができ、2.02872 付近の高値で調整が完了し、再度第5波の下落が始まるかどうかの瀬戸際にいます。
- 流動性ゾーン:
- 直近高値 2.02872 の少し上 2.02950 付近には、ショート勢の損切りとなる Buy Stops が溜まっていると考えられます。
- 直近安値 2.02102 の少し下 2.02000 付近には、ロング勢の損切りとなる Sell Stops が溜まっています。
【4H/1Hの物語】
4時間足は、Major Swing High 2.03428 を起点とした明確な下降トレンドが優勢です。直近安値 2.01567 からの戻し(調整波)が現在進行中で、この戻しが 2.02872 を更新したことで、下降トレンドの勢いは一時的に鈍化しています。現在価格 2.02780 は、下降トレンドラインの理論値 2.03058 が控えるレジスタンスゾーンの手前に位置しており、大局の下降に対する戻り売りの最終局面にある可能性が高いです。
1時間足を見ると、直近は安値 2.02102 からの 上昇チャネル を形成しつつあり、短期的な目線は上ですが、これは4時間足の「調整」というフラクタルな動きであるため、4時間足の下降トレンドラインにぶつかるか、ラスト戻り高値 $2.03428$ の手前で勢いを失うかどうかが焦点となります。中間価格帯(Pivot)2.02487(直近高値 $2.02872$ と安値 $2.02102$ の中間)は既に上回っており、短期は強気ですが、大局が控えています。
▼15分足・5分足の分析(短期の攻防とエントリートリガー)


- 短期市場構造:
- 直近では、高値 2.02780 を起点とした調整の動きが見られ、短期的な CHoCH (Change of Character) は発生していません。しかし、前述の通り、1時間足レベルでは安値 2.02102 を起点に上昇構造(Higher High/Higher Low)を築いています。
- チャートパターン:
- 15分足では、2.02780 付近をネックラインとする短期的な ダブルトップ 形成の可能性を示唆する動きが見られます。このネックラインを下抜けるかどうかが短期の焦点です。
- プライスアクション:
- 価格は、直近高値 2.02872 にわずかに届かず、2.02780 で強い上ヒゲ(ピンバー)をつけて反発しており、この価格帯(2.02800 付近)で売り圧力が優勢になっていることが読み取れます。短期ロング勢の利確と、大口の戻り売り勢がこのゾーンで衝突している状況です。
本日のトレード戦略【自信度:★★★☆☆】
【メインシナリオ:ショート(大局の下降トレンドへの回帰)】
短期の上昇調整(第4波)は一旦完了したと見て、**4時間足の下降トレンドへの回帰(第5波)**を狙います。短期足の売り圧力と、下降トレンドライン理論値付近という大局のレジスタンスを根拠とします。
- 狙い: 短期の高値 2.02780 で発生したプライスアクション(上ヒゲ)と、下降トレンドライン理論値 2.03058 が控えるゾーンを背に、再度安値 2.01567 へのアタックを狙います。
- エントリーゾーン: 2.02700 ~ 2.02900 (高値 2.02780 付近の売り圧力発生ゾーンを再度試す動きを確認後)
- 損切り (SL): 2.03000(直近の高値 2.02872 と下降トレンドライン理論値 2.03058 の外側に設定。ここを明確に上抜けると調整がさらに深まり、目線が一旦レンジまたは上昇に切り替わる可能性が高まるため)
- 利確 (TP): 2.01600(4時間足Major Swing Low 2.01567 の手前。流動性ゾーン 2.02000 で一度の抵抗が予想されるため、分割利確も検討)
【短期足のエントリートリガー (5m)】
メインシナリオ(ショート)の場合:
- 2.02700 ~ 2.02900 のエントリーゾーンに価格が到達する。
- 5分足で、高値切り下げの動きを確認し、直近の短期押し安値を明確に**実体で下抜ける(CHoCH)**の発生を確認する。
- 下抜けた後の**リテスト(戻り)が入り、そこで包み足(ベアリッシュ・エンガルフィング)**などの強い売りサインが出たことを確認してエントリー。
まとめ
本日のGBPAUDは、4時間足下降トレンド vs 短期的な強い戻り(調整)の終焉という構図にあります。価格は、大局の下降トレンドラインのレジスタンス領域に差し掛かっており、短期のプライスアクションでも売り圧力が確認されました。
- 本日の相場全体のまとめ: 大局の下降トレンド(第5波)回帰をメインシナリオとし、短期的な高値圏での売り圧力を確認してショートを狙います。
- 注意すべき時間帯・指標・ボラティリティ要因: ファンダメンタルズの結果から、豪ドル(AUD)はコモディティ価格の下落や米経済の減速懸念でやや上値が重くなる可能性があります。ロンドン時間序盤〜NY時間にかけての欧米勢の参入は、ボラティリティが増すため要注意です。
- 免責事項: 本記事は投資助言ではありません。トレードはすべて自己責任で行ってください。
