第1章: 概要(導入部)
2025年12月31日(水)のEURJPY(ユーロ/日本円)について、裁量トレード×クオンツ分析の視点から戦略を立案しました。
今日の市場は1時間足での下降トレンドバイアスが強く、特に183.27のレンジ下限ブレイクおよび1時間足20MAへの戻りに注目が集まっています。
⚠️ 年末年始の取引注意: 本日は大晦日のため、市場参加者が少なく流動性が低下しています。スプレッドの拡大や突発的な急変動(フラッシュクラッシュ等)には十分注意し、通常よりロットを落とすなどの対策を推奨します。
本記事では、以下の2つの戦略を紹介します:
- Trader A(初動型): サポートライン(183.40)割れからのブレイクアウト戦略
- Trader B(戻り待ち型): Bearish Order Blockと20MAの合流点での戻り売り戦略
それでは、詳しく見ていきましょう。
📍 第2章: 市場の地図(現在地の確認)
基本情報
- 通貨ペア: EURJPY(ユーロ/日本円)
- 観測日: 2025-12-30(火)
- トレード日: 2025-12-31(水)
- 現在価格: 183.709
- 4時間足トレンド: レンジ(Range)
- 1時間足トレンド: 下降トレンド(Downtrend)
移動平均線(MA)の状況
1時間足のMA分析
- 20MA: 183.741
- 50MA: 183.861
- 200MA: 183.654
- 現在価格とMA20の距離: -3.2 pips(-0.02%)
現在、パーフェクトオーダーは成立していませんが、短期的な売り圧力が継続しています。
20MAは横ばい(flat)の状態ですが、価格は20MAのわずかに下に位置しています。現在価格(183.709)は20MA(183.741)に非常に近く、グランビルの法則「売り②」の戻り売りチャンスを示唆する重要な局面です。
ダウ理論によるトレンド判定
4時間足(主要トレンド)
- トレンド: range
- 直近スイングハイ: 184.406
- 直近スイングロー: 183.273
- 判定: 直近の高安値が混在しており、明確なトレンドが出ていません(Range)。
1時間足(二次トレンド)
- トレンド: downtrend
- 4時間足との整合性: divergent
- 判定: 安値更新(183.453→183.401)かつ高値切り下げ。下降トレンド継続中。
結論: 4時間足はレンジ相場ですが、1時間足では下降トレンドが発生しています。レンジ下限(183.27)を目指す短中期のショート戦略が有効です。
🎯 第3章: 注目する価格帯
重要レジスタンス
184.244
- タッチ回数: 5回
- 強度: strong
- 説明: 過去5回反発が確認された強力なレジスタンス
このレジスタンスに加え、183.70 – 183.86のゾーンにはSMC(スマートマネーコンセプト)分析におけるBearish Order Block(売り注文の塊)が存在しており、現在価格の直上で蓋をしています。
重要サポート
182.48
- タッチ回数: 4回
- 強度: strong
- 説明: 過去4回反発が確認された強力なサポート
また、直近のレンジ下限である183.27も重要な分岐点です。このサポートを下抜けると、Trader A(初動型)のブレイクアウト戦略が発動します。
20MA戻りゾーン(Trader B用)
下降トレンドの場合(戻り売り):
中心価格: 183.74(1時間足20MA)
エントリーゾーン: 183.70 ~ 183.80(±5pips)
このゾーンに価格が到達し、5分足で反落確認(ピンバー・弱気エンゲルフィング)ができれば、Trader B(戻り待ち型)のエントリーチャンスです。
グランビルの法則「売り②」のシグナルが点灯しており、典型的な戻り売りパターンとして知られています。現在はまさにこのゾーン内に価格が推移しています。
第4章: 2つのトレード戦略
💼 Trader A: 初動・アグレッシブ型(ブレイクアウト)
戦略概要
- 通貨ペア: EURJPY
- 方向: short(ショート)
- 狙い: 4時間足レンジ下限(183.27)へのトライを想定。183.40ブレイクがトリガー。
エントリー条件
前提条件
- 1時間足で下降トレンド継続(高値切り下げ・安値更新)
- 価格が4H 20MA(183.89)の下で推移
- 直近のBullish Order Block(183.41-57)の無効化狙い
エントリートリガー(5分足で確認)
- 直近スイングロー(183.40)を実体で下抜け
- ブレイク後のリテスト(183.40-45付近)でレジスタンス転換確認
- 5分足での陰線確定
リスク管理
- エントリー価格: 183.38
- ストップロス(SL): 183.58(-20 pips)
- テイクプロフィット1(TP1): 182.93(+45 pips)
- RR比: 2.25
無効化条件
以下の条件が満たされた場合、戦略を無効化します:
- ブレイク後に価格が183.60(FVG上限付近)まで戻した場合(ダマシ)
- 5分足で直近高値を上抜け(CHoCH発生)
戦略の根拠
- テクニカル根拠: 4時間足レンジ下限(183.27)へのトライを想定。183.40ブレイクがトリガー。
- SMC根拠: Bullish Order Block(183.41-57)を下抜けることで、買い手のロスカットを巻き込んだ下落を期待。
- リスク管理根拠: RR比2.25。レンジ下限ブレイクの初動を捉えられれば大きなリワードが見込める。
🛡️ Trader B: 戻り待ち・コンサバティブ型(押し目買い/戻り売り)
戦略概要
- 通貨ペア: EURJPY
- 方向: short(ショート)
- 狙い: 1時間足の20MAへの押し目/戻りからの反発/反落
エントリー条件
前提条件
- 1時間足20MA(183.74)がレジスタンスとして機能
- Bearish Order Block(183.70-183.86)内での推移
- 4時間足20MA(183.89)が上値を抑制
エントリートリガー(5分足で確認)
- 価格が183.74(1H 20MA)付近まで戻る
- Bearish OB内(183.70-183.86)で上ヒゲ(ピンバー)または弱気エンゲルフィング出現
- RSI等のオシレーター買われすぎからの反転(オプション)
リスク管理
- エントリーゾーン中心: 183.74
- エントリーゾーン範囲: 183.70 ~ 183.80
- エントリー価格(目安): 183.74
- ストップロス(SL): 183.94(-20 pips)
- テイクプロフィット1(TP1): 183.30(+44 pips)
- RR比: 2.2
無効化条件
以下の条件が満たされた場合、戦略を無効化します:
- 4時間足20MA(183.89)および直近高値を明確に上抜けた場合
- 1時間足で陽線が連続し、20MAを実体で上抜け維持した場合
戦略の根拠
- トレンド根拠: 1時間足下降トレンド中の戻り売り。4時間足レンジ上限付近の売り圧力を利用。
- MA分析根拠: 1時間足20MAとBearish Order Blockが重なるConfluence(合流点)エリアでの反発狙い。
- グランビル根拠: グランビルの法則「売り②」(移動平均線への戻り)に該当。
🌟 Trader B戦略の注目ポイント
高いRR比(リスク・リワード比)
RR比 2.2 という数字は、リスク1に対してリターンが2.2ということを意味します。
つまり、重要なレジスタンス帯を背にしたトレードのため、勝率とRR比のバランスが良い。
これは非常に優れたリスク管理であり、長期的に利益を積み上げやすい戦略です。
グランビルの法則「売り②」
グランビルの法則は、移動平均線(MA)と価格の関係から売買シグナルを導く古典的な手法です。
「売り②」(下降トレンド時)は、以下の条件が揃ったときに点灯します:
- 20MAが下降中(または横ばいから下降へ)
- 価格が一時的に20MAを上回る(または接触する)
- 再び価格が下降
このパターンは、戻り売りの典型的なシグナルであり、トレンド継続中の調整局面でエントリーできるため、リスクを抑えながら大きなリターンを狙えます。現在は、Bearish Order Block(183.70-86)という機関投資家の売り場と重なっているため、信頼度が増しています。
第5章: まとめ
今日のポイント
- 通貨ペア: EURJPY
- 観測日: 2025-12-30
- トレード日: 2025-12-31
- 市場バイアス: neutral(ただし短期的にはbearish)
- Trader A: 183.38でのブレイクアウト狙い(RR比2.25)
- Trader B: 183.74での戻り売り狙い(RR比2.2)
リスク管理について
この戦略は、客観的な市場分析に基づいた仮説です。
実際にトレードされる場合は、以下を必ず守ってください:
- 自己責任でトレード: 投資判断は自己責任で行ってください
- リスク管理を徹底: 資金の1-2%以内のリスクに抑える
- エントリー条件を厳守: 感情的にならず、条件が揃うまで待つ
- 無効化条件の確認: 戦略が無効化された場合は、即座にエグジット
年末の流動性への警戒: 本日は12月31日のため、市場参加者が極端に少なくなる可能性があります。スプレッド拡大や予期せぬ値動きに備え、ポジションサイズを通常より小さくするか、見送る判断も重要です。
検証結果について
この戦略の結果は、後日この記事を更新する形で検証結果を公開します。
- Trader Aの結果: エントリーできたか?結果は?
- Trader Bの結果: エントリーできたか?結果は?
すべての結果を透明に公開します。

